日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

UR住宅追い出し許すな

都市再生機構による団地削減計画

羊ヶ丘団地
「更地にして売却」とされている羊ヶ丘団地

前回の「豊平区新聞」で報道したUR都市再生機構(旧公団)の、全国20万戸の団地削減計画は、豊平区では570戸削減・更地化という計画になっています。

西月寒団地
「30-40%削減」とされている西月寒団地

各地で大変な怒りが噴出しており、関係住民から「もっと詳しく知らせるべき」という声が寄せられるなど波紋がひろがっています。

日本共産党は、広く関係住民に知らせる活動を行っています。

事の発端は、自公政権が6月に閣議決定した「規制改革推進のための3か年計画」で、都市再生機構に「77万戸の規模が過大」として、「削減目標を明確にする」よう迫ったことにあります。都市再生機構がこの閣議決定をうけて、「20万戸削減計画」を内部資料で検討していることが明らかになりました。

都市再生機構は「共産党ビラが住民に不安を与える」と、江別市大麻、札幌東区などでは住民にビラを配布し「表ざたにならないよう」躍起になっていますが、住民にとっては死活問題です。

ネライは住民追い出し、跡地の大企業への売却

機構の土地、住宅などの資産は16兆円といわれています。「削減計画」のネライは、住宅の削減、更地化、建替えなどで生まれた用地(資産)を売却し、大手開発業者やゼネコンのもうけの手段にすることにあります。

建替え事業抑制、家賃減額の縮小も

また閣議決定した「3か年計画」では、建替え事業については「事業の厳選」をおこない、「家賃減額の縮小」を求めています。いままで居住者の運動で築いてきた、建替え後の高齢者など戻り入居者にたいする家賃減額制度(国の補助事業)が縮小され、戻り入居ができなくなる恐れがあります。

日本共産党はみなさんとごいっしょにこのとんでもない計画やめさせます

都市再生機構による団地削減計画
団地名戸数都市再生機構の方向
新木の花239民間売却や居住者への払下げ
平岸(116)
西月寒20830-40%削減
羊ヶ丘120更地化して売却
豊平60民間売却や居住者への払下げ
月寒中央通70民間売却や居住者への払下げ

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札幌市長、家庭ごみ有料化打ち出す

有料化の前にやることある

代表質問で岩村米子議員が迫る

上田札幌市長は、9月27日記者会見で「スリムシティ札幌計画」を発表しました。「札幌市一般廃棄物処理基本計画」で、家庭ごみの有料化推進をあげています。

10月3日に日本共産党岩村米子議員(南区選出)が代表質問を行い、「昨年行われた市民意見交換会では『有料化に反対』の意見が63.8%を占め」ており、市は住民の声をつかみ、減量・リサイクルの推進、製造者が処理費用を負担する責任など、「有料化ありき」でなく、市が必要な対策をとるよう求めました。

上田市長は拡大生産者責任について「ごみ発生抑制に効果が期待できる」としながら、「製造、事業者、市民、行政がそれぞれ適切な役割を果たすことが必要」とすりかえ、市の減量化の努力については「新たな減量施策」を行うとする一方、有料化の考えをあらためて示しました。

今後、意見交換会などが計画されており、積極的に参加し、反対の声を大きくしましょう。

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