16日夜、ゆきづまった自公政治にかわる新しい政治を探求しようと、札幌に日本共産党志位和夫委員長を迎え「日本を考える集い」が開かれました。
「『大連立』をどう考えたらいいか、聞きたい」と、札幌を中心に各地から2100人あまりがかけつけました。
大きな拍手で迎えられた志位委員長は、最初に「総選挙で、この北海道から必ず議席の奪還を」と訴え、「二大政党」の実態など、国政の焦点を分析、日本共産党の立場と議席の値打ちを語りました。自民と民主の党首会談をめぐって浮上した『大連立』の動きの危険性に鋭く切り込み、その核心は海外派兵の恒久法と消費税引き上げにあり、その背景にはアメリカと財界の強い要求があるとして、「『大連立』推進勢力の危険な狙いを見抜き、打ち破ろう」と訴えました。
集いに先立ち、二十数名の青年、学生が、志位委員長との交流を行ないました。
江別市や新篠津村から、また親と一緒に参加している高校生もいました。
交流は最近民青同盟の道委員長に就任したばかりの安部智行委員長の司会で進められました。最初は緊張していましたが、志位委員長が手をあげて入場すると、いっせいに拍手をおくり和やかな雰囲気になり、さらに志位委員長が一人ひとりと握手をすると会場は最高潮に。
学生が半数を占めていることを聞いて志位委員長は「学生のみなさんにとって、関心ある問題は何ですか」と語りかけ、気さくな討論で、その後はおおいに盛り上がりました。
福住9条の会は11月18日、講演会を開き45人が参加しました。
アメリカ研究の専門家で『格差国家アメリカ』(大月書店2007年09月刊)の著者、北海学園大教授の大塚秀之さんがアメリカ社会が抱えている、経済格差や人種差別のゆがみを紹介、アメリカがいったいどこに向かっているかについてくわしくお話ししました。
講演後、活発な質問も出されました。
また、講演会に先立ち、福住のNさんらのコーラスグループ(SSP)が「私の愛した街」(作詩・横井久美子/アイルランド歌)を歌い上げ、会場を盛り上げました。
月寒西地域のくりのみ後援会は18日、総選挙が近い政治情勢の今こそ、共産党の姿を広げようとハンドマイク宣伝に取り組み、新テロ特措法を国民の世論で廃案にしようと元気に訴えました。