4月4日夜、札幌市で開かれた日本共産党演説会では、札幌市西区の町内会長の小野慶勝さんと医師の峰廻攻守さんがあいさつ、「すべての国民が安心して納得のいく医療が受けられるよう日本共産党に期待します」とのべました。
紙智子参議院議員が訴え、衆院北海道ブロック比例候補の宮内聡、岡ちはる、おぎう和敏、さとう昭子、渡辺ゆかり各氏が決意表明しました。
市田忠義書記局長は、大企業が空前の大もうけを続ける一方で、貧困と格差が広がった原因が、人間らしい働き方と社会保障の破壊にあると指摘。
無駄遣いと結びついた税制の見直し、大企業・大資産家へのゆきすぎた減税をやめること、軍事費にメスを入れることで財源を確保できるとわかりやすく解明しました。
道路特定財源の言い訳に「救急病院への交通の利便性」をあげる福田内閣に対し、市田氏は「巨額の金を投じて道路をつくっても、行った先の病院がなくなっているのが自民党の政治だ」と批判し、北海道では38の自治体病院を診療所化、9つを大幅縮小しようとしていると告発。
「病院を立ち行かなくさせておいて、『道路で病院を結ぼう』というほど本末転倒の政策はありません」と市田氏が強調すると、会場から「そうだ」の声が上がりました。
市田氏は、党の「農業再生プラン」を紹介し、「食料自給率引き上げ、安全な食料は日本の大地からの願いをこぞって日本共産党に託して下さい」と呼びかけ大きな拍手に包まれました。
豊平区の恩師に誘われて参加したWさんは「何かわからない事が少し鮮明になった気がしました。本当のことを知りたいと思い参加しました。今後の国政のためにも正しい見方をしたい。疑問点はまだありますが、子や孫のためにも、知る、学ぶ時が来たと自覚しました。今後もさらに学びの場として参加したいです」とのべていました。また月寒から参加したKさんは「みなさん大したがんばっていますね。私もがんばりますのでよろしく」とアンケートに応えてくれました。
豊平区月寒で活動する羊ヶ丘原水協は6日、地域のスーパー前で署名・宣伝行動に取り組みました。
原爆写真を掲げ、「すみやかな核兵器の廃絶」「原爆症認定制度の抜本的改定」「憲法改悪に反対し9条を守る」の三つの署名を買い物客のみなさんに呼びかけました。
「核兵器のない平和で公正な世界のために/日本政府は非核・平和の役割を」「北の被爆者は勝つ『いよいよ判決』」と書いたビラを配布しました。
ハンドマイクで「政府は被爆の実相を知って、すべての被爆者を救済しましょう」「各国政府は、核兵器前面廃止のための交渉のテーブルにつくべきです」「5月19日の札幌地裁判決を勝利させましょう」と訴えました。
「こんにちは」と声をかけ、署名を呼びかけると快く応じてくれ、短時間で41筆の署名が集まり、ハンドマイクでの訴えを立ち止まって聞いていく人もいました。
08年04月13日付「豊平区新聞」より