豊平区では10時から年金者組合と新婦人豊平支部が、後期高齢者医療制度の保険料天引きが始まる年金支給日に合わせて、平岸の銀行前で宣伝行動をおこないました。
そろいのオレンジのハッピを着て、「後期高齢者医療制度は中止・廃止を」「誰もが安心できる医療制度を作りましょう。そのために、皆さんの署名が力になります。安心して老後をくらせるように、力を合わせましょう。」とハンドマイクで訴え署名を呼びかけました。
「まってました」とばかりに署名に応じてくれる人が多く、「がんばってください!」「そのうち、75歳を過ぎたら青酸カリでも配られるんじゃないか。」と怒りの声が聞かれ、1時間で72筆の署名が集まりました。
11時30分からは、新婦人豊平支部で豊平のスーパー前で宣伝行動。
「姥捨て山にはどうやっていくんだ?」といいながら署名をしてくれたり「こんなに医療費かかるんだ」と病院の領収書を見せてくれ「何とかしてほしい」と訴える人もいました。
豊平区の日本共産党といっしょに日本をかえるネットワークは、4月11日(金)午後6時30から豊平区民センターで「ワーキングプアのアメリカから日本の政治を考える」のテーマで北海学園の大塚秀之教授を招いて、日本の政治を語るつどいを開催しました。
アメリカの貧困の様子や労働運動の変化・アメリカ・日本・ヨーロッパでの組合の組織率などがビデオも使って話され、13人の参加者が熱心に聞き入りました。
その後、グループ討論を行いました。討論の中では、「労働組合のことをもっと知らせたらいいのでは?」「大学4年で就職が迫っているので不安です」
「こんな風に知っていくことが大切だと思う」とたくさんの意見が出されました。かえるネットでは、今後も語り合うつどいを継続していく計画です。
つどい終了後の交流会でも交流を深めました。
08年04月20日付「豊平区新聞」より