「核兵器をなくし平和な世界を」と国民平和大行進(北海道―東京)札幌集会が5月17日に行われました。
450人が三つのコースに分かれて通し行進者と一緒に元気に行進しました。
今年は平和行進がはじまってから50年目です。
参加者は手作りの横断幕や旗などでアピールしながら「世界から核兵器をなくそう」「非核三原則の法制化を」とシュプレヒコールをしながら訴えました。
中島公園での全体集会では3人の通し行進者が紹介され、行進者は「東京からの応援も受けて、引き続き頑張って歩きます」と元気いっぱいに挨拶しました。
小室正範道労連事務局長と宮内聡日本共産党国会議員団北海道事務所長が連帯の挨拶を行ないました。
被爆者を代表して服部十郎さんもマイクを握り「裁判所は判決を先延ばしにせず、一刻も早くすべての被爆者への国家補償を行なってほしい」と力を込めて訴えました。
毎年世界大会に代表を派遣している青年学生ツアー実行委員会の代表も「今年も多くの青年を代表として派遣したいので、ぜひご協力下さい」とカンパの訴えを行ないました。
今年は子供連れの参加者も多く、青年の参加も目立ちました。
引き続き平和行進を次の世代に伝えて広げていくことと合わせ、核兵器廃絶の運動を大きくしていきましょう。
さっぽろ年金者大学・5月例会“うたう会”が年金者組合豊平支部の担当で5月14日午後、月寒公民館で開催されました。
札幌市内・近郊から48名が参加し平和の歌、うたごえの歌、童謡などを楽しく歌い、合間のティータイムではおしゃべりで交流を深めました。
「ナツメロカラオケタイム」のコーナーや豊平支部うたう会「プラタナス」の演奏など盛りだくさんの内容で「平和の」への思い・後期高齢者医療制度、年金問題に抗議する思いも会場内で交流することができました。
会場で組合の仲間が増えるという嬉しい出来事もあり元気のでる集会となりました。
参加者からは、次回の開催を求める声も上がっていました。
5月17日午後、豊平区社会保障推進協議会は、第11回定期総会を行いました。
第1部として、元衆院議員の児玉健次さんを迎え「どうなっている最近の社会保障?!」の題で記念講演を行い学習しました。
医療がどのように改悪されてきたかがわかりやすく話され、許せない後期高齢者医制度の実施にいたるまでの経過を学び、ひたすら医療、福祉を切り捨ててきている政治に怒りを新たにしました。またこの現状を私たちの怒りの声を広げつなぐことで打開していける見通しも学び合い、元気の出る記念講演となりました。
第2部の総会では、小林事務局長から、1年間の後期高齢者医療制度廃止に向けての地域での行動や所属団体と協力して取り組んできた要求運動が報告され討議を深めました。
年金者組合、新婦人豊平支部、生活と健康を守る会、勤医協健康友の会、地区労連、共産党豊平・清田・南地区委員会からも活動報告が行われ、今年度も地域に根ざして暮らしや医療、平和を守るため、力を合わせて元気にがんばろうと確認しあい総会を終わりました。
08年05月25日付「豊平区新聞」より