5月21日札幌市による障がい者交通費助成制度の見直しについての意見交換会が開かれました。会場の社会福祉総合センターには、制度の利用者や家族ら150人が参加しました。
札幌市は「毎年1億円ずつ増加しており、持続可能な制度にするための見直しが必要」として、地下鉄、バスなど必要に応じて利用できた福祉乗車証や定期券を廃止して利用上限を設け、タクシー券やガソリン券も大幅に削減する案を説明しました。
札幌市の説明に対し、参加者が次々と手を挙げ、約40人が「障がい者は社会に無視されるのか」「見直し案は撤回してほしい」と訴えました。
精神障がいの女性は「障がい者は家に閉じこもってテレビでも見てろということか。私たちが外出するのは治療の一環です。助成を削られたらいずれ死んでしまいます」と語りました。
知的障害の子を持つ女性は「娘は交通費助成制度を利用して作業所に通い、自分のできることを精一杯やっています。社会参加の道を閉ざさないで」と訴えました。
聴覚障がいの男性は手話を使い、「市は交通費の助成は大切な制度だと言っていた。市長は私たちへの公約を破るつもりか」と迫りました。
共同作業所を運営している男性は「通う人がいなくなったら、作業所は閉鎖に追い込まれる。見直し案は白紙撤回してほしい」と危機的な状況を説明しました。
5月25日、豊平区後援会は、月寒西地域デーに取り組みました。
豊平区の各後援会から18人が参加。事前に後期高齢者医療制度廃止の署名つき「訴え」を配布していた地域に訪問。宣伝カー、ハンドマイク隊も入り、悪天候の中でしたが元気に共産党の風を吹かせました。
署名用紙に記入して用意してくれていたり、「こんな少ない年金からさらに引くのか!とおじいちゃんが役所に怒鳴り込んだんですよ」と制度への怒りがどんどん話され対話が広がりました。地域での行動は3回目。今後も続けていく計画です。
5月24日豊平区後援会は花見の会を開催。地域後援会、福祉後援会などから28名が参加しました。
田中会長から、後期高齢者医療制度、雇用の問題など情勢が話され、なんとしても解散総選挙で共産党の議席をとあいさつ。共産党の池田ゆみさんも「総選挙で勝利し3年後の地方選では、豊平区に議席取り戻そう」とあいさつしました。
参加者は温泉に入り、食事をしながら交流を深め、ビンゴゲームなどを楽しみ、明日からの活動の英気を養いました。
後援会では今後、月1回のドーム前宣伝や8月の平和盆踊りの成功に向けて力をあわせていきます。
5月22日午前中の島地域後援会は「綱領を語るつどい」を開き9名が参加しました。
実施後、怒りの声が大きく広がっている後期高齢者の制度は本当に許せない!と実体験も含め活発な話合いが行われました。参加者からは、 「何でも相談できる、こんな場がうれしい。今度は、私の家を使ってやってほしい」と喜ばれています。
徳島国体に観戦に来ていた30歳から75歳までの女性270人について、超音波骨密度測定装置で踵骨強度を測定し被験者の生活習慣と対比させたところ、食事習慣よりも運動習慣のほうが骨強度の違いに著しく影響していました。
そしてまた食事習慣よりも運動習慣のほうが個人差が大きいのもあきらかです。
骨密度増加は運動強度と運動時間の積に関連します。つとめて体を動かすようにしたいものです。生活時間に余裕のある人は毎日1時間ぐらいは運動しましょう。散歩がもっともよいでしょう。
運動強度を強めるためにお勧めなのは、1回1分間の開眼片脚起立運動です、転びやすい人は棒や机などにつかまってもOK.です。
1日3回ぐらいしてみてください。高齢者の1分間の片脚起立で得られる大腿骨頭に加わる力積量は、53.3分間の両脚歩行で得られる力積量に匹敵する、つまり1時間のウォーキングに匹敵すると言われています。
階段の上り下りもとても有用です。手すりにつかまってゆっくりでもかまいません。
08年05月25日付「豊平区新聞」より