札幌市議会厚生委員会で3日札幌市が70歳以上のお年寄りに発行しているバス・地下鉄などに利用できる敬老カードの利用上限額を来年度から現在の5万から7万にするにあたっての利用者負担額について提案があり、質疑を行いました。
市の提案は、6万円の場合の負担率は23%で、利用者の納入金1万3800円、7万円では25%で納入金は1万7500円とするというものです。
日本共産党の岩村米子市議は「少ない年金から介護保険料、後期高齢者医療保険料と引かれるものばかり増えていく。これ以上の年寄りいじめはやめて欲しい」と市民の切実な声を紹介、「現行の20%のまま据え置くべきだ」と主張しました。自民党も20%を主張し公明党は定額の3000円ずつとすることを提案しました。
岩村氏は「委員会の過半数が市の提案に同意できないことを重視し、市民の負担軽減の方向で考え直すべきだ」と求めました。
阿部裕雄保険福祉部長は「今日の委員会の意見を考慮し、さらに検討していきたい」と答えました。
日本共産党福住後援会と福住雇用促進住宅の団地自治会は、10月5日、はたやま和也共産党道委員会政策委員長を招き、団地の廃止問題での懇談会を行い、住民50人が参加しました。
はたやま氏は、団地の問題に触れながら、国民の生活がどんどん苦しくなっている政治について、大企業の儲けと税金の問題、国民の負担が増えている様子を示したパネルを使い、わかりやすく話しました。
参加者からは「高齢者が多い。何とか住み続けられるようにして欲しい」「二分の一の価格で売却と聞いたが、どのくらいの値段なのか。「住むところは生きていくことにつながる。その権利を守るのが政治でしょう」と質問や切実な要求が話されました。
定期契約の方も一緒に22年まで住めるようになったことも明らかにされ、「みなさんの運動の成果です。今後開かれる説明会で思うことをしっかり伝え、納得が得られるように話しあいを続けることが大切」とはたやま氏が激励しました。
豊平区市政相談室長の池田ゆみさんも参加し、「住民の切実な要求を実現するために頑張るのが日本共産党です。住民の要求をしっかり政治に届ける共産党の議席が増えると大きな力になって行きます。今度の選挙では、是非お力をかして下さい」と訴えました。
共産党の風を吹かせようと地域の後援会、新婦人内後援会が地下鉄駅前での朝宣伝、地域でのハンドマイク宣伝に旺盛に取り組んでいます。
新婦人の班内後援会を中心に豊平区をくまなく宣伝しようと地域ごとに計画中です。
ハンドマイク宣伝では、窓から聞いてくれたり、家の中から出て聞いてくれたりとうれしい反応が見られます。
朝宣伝は、「頑張って下さい」と声をかけてくれたり、プラスターをみんな見てくれてめだっています。
公示まで毎週宣伝に取り組むことを決めた地域後援会も増えています。
宣伝カーも連日運行し、10月14日の街頭演説会を知らせています。
08年10月12日付「豊平区新聞」より