道生連と、札幌社保協は7日、緊急に申し入れ、「滞納に責任のない子どもから保険証を取り上げないで」と市に求めていました。
市民の強い要望と運動に上田文雄市長は11日、資格証明書交付世帯の18歳未満の子ども984人全員に国保証を交付すると表明しました。
この日、28人が見守る中、市は両団体に回答書を手渡し、保険証交付の詳細について説明しました。
市は「世帯主の納付状況と子どもが等しく必要な医療を受けることとは別の問題であると判断した」として、世帯に交付される資格証明書とは別に、18歳未満の子どもに1年間有効の保険証を交付すると述べました。
交渉のなかで、市は「12月1日からの保険証を交付すると述べました。
交渉の中で、市は「12月1日からの保険証を19、20日に発送する」「それ以前の受診については、窓口に相談してほしい」と語りました。
参加者は「対象を18歳未満に広げ、1年間有効の正規の保険証を交付することは全国的にも前進した内容」と評価するとともに、「保険料納付と医療を受ける権利とは別問題との認識は評価するが、それは子どもに限ったことではない」「資格証明書の発行そのものが問題だ」と厳しく指摘しました。
16日、共産党の大型宣伝カーが豊平区内をまわり、10カ所で「まちかど演説会」を開きました。
弁士の宮内聡・道比例区候補、畠山和也・道政策委員長、池田ゆみ・豊平区市政相談室長は、「定額給付金」「消費税」「雇用」で自民党・公明党政権の「追加景気対策」を批判しながら、党の「緊急経済提言」などを訴えました。
小雨模様の肌寒い中でしたが、すべての場所で住民、後援会員118人が話に聞き入り、通行人や団地の窓からも大きな激励がありました。
福住雇用促進住宅前では47人が集まり、演説の後、団地自治会と譲渡廃止対策協議委員会から「嘆願書」が畠山和也さんに手渡され、今後の運動への協力を依頼されました。
11月14日、日本共産党月寒くりの実後援会と青年学生後援会は地下鉄月寒中央駅前にて、「お帰りなさい」宣伝に取り組みました。
青年が「残業代ちゃんともらっていますか?雇用のことで悩みがあるみなさん、共産党といっしょに考えましょう。日本共産党と一緒に、自民党の雇用破壊の政治をやめさせ、人間らしく働くルールをつくりましょう」と元気に訴えました。
青年の訴えを立ち止まってうれしそうに聞いていく婦人の姿や「頑張って」の励ましの声がかけられました。
共産党豊平清田南地区委員会と後援会は、中心街宣伝として、11月15日午後、3回目の狸小路での宣伝に取り組み、 週末、人通りが多い中11人が参加し元気に宣伝しました。
「政権交代しても共産党が延びなければ政治の中身は変わりません。雇用と暮らしが守られ、若者も高齢者も安心して生きていける政治をつくりましょう。皆さんの切実な願い共産党に託して下さい。北海道の衆議院の議席を必ず勝ち取れるようお力を貸してください」と訴えながら、約200枚のDVDとビラを配布しました。
「がんばって下さい」などの励ましの声や「今度の選挙、公明党はのびますか?」の質問に「公明党を伸ばしてもかえって政治が悪くなりますよ」「そうですよね」と対話も広がっています。
宣伝も3回目となりのびのび、楽しく宣伝しています。
08年11月23日付「豊平区新聞」より