札幌社会保障推進協議会(札幌者保協)と道生活と健康を守る会連合会(道生連)は25日札幌市役所前で福祉灯油実施を求め、署名を呼びかけました。
昼間でも氷点下の気温となる中、各区の生活と健康を守る会の人たち20数人が「福祉灯油を実施してください」の横断幕を掲げ、道行く市民にビラを手渡しました。
灯油価格は、札幌市消費者センターの10日の調査で1g92円33銭に下落しましたが、それでも高騰して道民が悲鳴を上げた昨年よりも高く、厳しい冬をしのいできた高齢者、低所得者をはじめ市民の負担も限界に達しています。
道生連の佐藤宏和事務局長は、国が助成の継続を決め、道も3億円規模の補助事業を新設し、函館市、旭川市を含め141市町村が事業を拡大、充実して実施する方向であると指摘し、札幌市でも今年こそ実施するよう強く求めました。
西区守る会の横山正男会長は「国や道が補助、助成し、道民を応援しようとしているのに、札幌市は私たちの切実な要求である福祉灯油実施にいまだまともに回答していません」と告発。「市民の暮らし、福祉を守るのは自治体の仕事です。札幌市が灯油代を少しでも応援することこそ、いま求められています」と訴えました。
札幌社保協と道生連は25日、札幌市議会に対し、「福祉灯油」の実施を求める署名1433人分とともに陳情書を提出しました。
灯油価格は11月に入って下落したとはいえ、高騰した昨年からさらに上昇。
高齢者や低所得者など市民の間では、節約につぐ節約で昨年の冬を越し、さらなる負担増で不安が増大しています。
陳情では、低収入で暮らしている障害者、母子、高齢者、生活保護世帯に、今年こそ福祉灯油を実施するよう強く求めています。
札幌社保協、道生連の代表は、陳情提出に先立ち、市議会の各会派に陳情の採択を求めて、要請しました。
要請を受けた日本共産党の井上ひさ子市議団長は「昨年来、実施を求め市長に要請し、議会で議論してきました。
陳情採択のため議会で頑張ります。引き続き実施を求める署名を集め、お互いに世論と運動をもりあげましょう」と述べました。
福住後援会はこのほど、夕方の宣伝にも取り組んでみようと「お帰りなさい」宣伝に取り組みました。
いつもは、朝宣伝ばかりなので、夕方はどうなるのか?わくわくしながら集まった後援会の皆さんです。「会議よりも人数が多いんじゃないの?」の声も出るほどです。
DVDの受け取りがとても良く、反応が良いのにビックリ!。
「おかえりなさい」の声にも張りがでてきて元気いっぱいの宣伝になりました。
30分の宣伝で85枚のDVDを配布しました。
豊平区革新懇話会は19日午後、地下鉄福住前にて、宣伝署名行動に取り組みました。
気温が下がり寒い日でしたが、新婦人豊平支部、共産党などの団体、個人から10人が参加しました。
各団体より「定額給付金問題」「田母神問題」「消費税増税問題」に触れながら「暮らしを守り、平和をまもる政治を実現するために力を合わせましょう」と訴えました。
寒い中ですがチラシを受け取り快く署名に応じてくれる姿が多く見られました。
対話のなかで「給付金」のことが話題となり「あんな1回の給付金で生活が良くなるはずないよね」と怒りの声も寄せられるなど、じっくりと話しをしていく姿も見られ、政治や選挙への関心の高さを感じました。
豊平革新懇の宣伝は毎月19日に行っています。来月は月寒中央駅を予定しています。
地域のみなさんも是非ご参加下さい。
08年11月30日付「豊平区新聞」より