民青同盟の皆さんの班会議に参加させてもらう機会が増えました。
自分の息子と同じくらいの若者の中におばさんが入るのですから、なじむのは大変です。でも、いつも笑いの絶えない楽しい空間で、ちょっぴり若返る気持ちになります。
そして、参加している皆さんにも、安心して話せる居心地の良い空間になっているようで、民青同盟の活動のよさを感じます。
NPO法人・自立サポートセンターもやい事務局長の湯浅 誠さんが「今の若者の貧困は、金がないだけでなく、自信もなければ、人間関係もない、いわば『総合的な貧困状態』です。これを『溜め』のない状態と呼んでいます」と言っています。
「溜め」のない人は余裕がないので、ひとつのトラブルが次々と別のトラブルにつながっていき、ひとつ破綻するとそれが一挙に広がるそうです。
「会議がこんなに楽しい」と久しぶりに参加したSさんが実感を込めて言っていました。
自分の思いや考えを飾らずに話すことができ、しっかりと受け止めてもらえる仲間関係の大切さを感じます。
「つながり、学び、変えられる」民青のスローガンのように、青年の活動が活発に広がるように心から願い、少しでも力になれたらと思っています。
そして、おじさん・おばさんも「溜め」のない人にならないように気をつけたいものです。
08年03月06日付「豊平区新聞」より