4月15日、年金者組合と新婦人が取り組んだ、怒りの宣伝行動に参加しました。
「長寿を喜べない医療制度は、中止・廃止に!」と声をあげながらの署名宣伝行動が始まり、マスコミも来ていたこともあり、行きかう人たちの目を引いていました。
始まったとたん「高齢者の保険ね。ほんとにひどいよね」「署名するよ」と足を止めどんどんと署名に応じてくれました。
署名をしながら、「ほんとに長生きするなと言ってるようだよね」「少ない年金から天引きなんて、どうやって暮らせって言うんだろうね」と必ずこの制度に対しての怒りの声が聞かれ、中には、長々と話し込んでいく姿も見られました。
とにかく、対話が広がる署名行動でした。
長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に対しての関心の高さと怒りの大きさをあらためて感じています。
痛みばかり押し付けられてきた政治に、「もうこれ以上の痛みはごめんです」そんな思いが広がっているのではないでしょうか。
「贅沢したいのではなく安心して暮らしたいのです」という国民のささやかな願いも切り捨てようとする自民・公明の政治に疑問と怒りが広がっています。
この思い・声が世論となり政治を変える大きな力になると実感し励まされる思いです。
命を年齢で差別していく後期高齢者医療制度は中止・撤回しかありません。「これ以上の痛みはごめんです」の声を、ご一緒にあげていきましょう。
08年04月20日付「豊平区新聞」より