日本共産党道委員会は5日夜、札幌市内で「2009年党旗びらき」を行いました。
道薬剤師会、千島歯舞諸島居住者連盟など各界の代表と労働組合・民主団体役員、党関係者ら150人余が参加、懇親を深めました。
あいさつに立った西野敏郭道委員長は、「貧困と格差の広がりのなか、財界とアメリカいいなりの政治がもはや破たんし、新しいルールある社会をという日本共産党の主張が国民に浸透してきています」と指摘。「総選挙で日本共産党が伸びることが国民本位の政治への新しい一歩を切り開くたたかいになることを全道民の規模で訴え、衆院の議席を回復したい」と表明しました。
宮内聡、岡ちはる(2区重複)、おぎう和敏(6区)、さとう昭子(9区)渡辺ゆかり(11区)の各衆院比例候補、松井ひであき(1区)候補が紹介され、宮内候補が決意を語りました。
この日から始まった通常国会から駆けつけた紙智子、大門実記史両参議院議員がそれぞれあいさつしました。
フロアーからのスピーチでは、各代表から日本共産党への期待の声が寄せられました。
雇用促進住宅福住宿舎譲渡・廃止問題協議会の三上さんは、昨年2月の廃止通告が住民と共産党の力で2年間延長となったと報告。「これからのたたかいは、私たち住民だけでは勝てません。さらに共産党の力を借りて廃止を撤回させるためたたかっていきたい」と話しました。
昨年苫小牧のトヨタ、いすゞに紙智子参議院議員とともに調査にはいりました。
その実態をもとに厚生労働省と交渉し、月末には道労働局、道知事ヘ申し入れました。「路頭に迷う人を出さない」との強い思いで活動をしてきました。
大企業に対し、はっきりものが言える議席が北海道で本当に必要だと強く感じました。北海道経済を支えている中小企業と農林漁業を応援する政治が求められています。そのことをまっすぐ言える日本共産党の衆院議席をなんとしても勝ち取りたいと思います。
豊平区の日本共産党と後援会は、初詣の参拝者でにぎわう豊平区内の神社前(豊平神社・月寒神社・西岡八幡宮)で元旦宣伝をしました。
西岡八幡宮では、宮内聡比例候補も参加し、池田ゆみ市議候補とマイクを握り訴えました。
宮内候補は、苫小牧のトヨタに調査に入ったことに触れ「働くみなさんと一緒に頑張るのが日本共産党です。政治が一歩、二歩と前進するために力を合わせましょう」と訴えました。
池田氏は、昨年、市議候補として発表したことを報告し「区民のみなさんのくらし、子育てなど切実な声を議会に届け、要求実現に向けて一緒にがんばります」とあいさつしました。
09年01月11日付「豊平区新聞」より