「子供たちが夢や希望を話してくれるのはうれしいです。でも、その夢をかなえていくことに力をかせない。親として情けないです」と涙をながしたNさん。
話を聞いていた私も一緒に泣いてしまいました。
高校の授業料の無償化は実現の運びになりましたが、大学になるとまた多額な学費がかかり、教育の課題はまだまだ山ずみです。
生活保護では大学生は認めず、「大学に行くのであれば、自分の力でがんばること」と言われます。しかし、それでがんばったらできるという保証はなにもありません。
奨学金を受けても卒業する時は400万、500万と借金を背負わなくてはならない。「生活費も」となるとアルバイト漬けになってしまいます。
学びを保証することは、生きることへの支えでもあります。子どもたちが、自分の夢をあきらめることがない政治に。
この声あげてさらに政治を前に進めましょう。
10年04月04日付「豊平区新聞」より