日本共産党豊平区市政相談室長池田ゆみ 池田ゆみのうごき、まちの話題をお伝えします 草の根のとりくみやまちの話題を庶民の目線で伝えたい

池田ゆみからのニュースと話題

Since 2006/10/23
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ニュースと話題

99%の人の願い

10月23日東京、明治公園で開催された全国青年大集会。北海道からは20名近い若者が参加しました。この集会に参加した紙谷恭平(党南区雇用くらし対策委員長)さんから集会の模様が寄せられましたのでお知らせします。

99%の人の願い

紙谷恭平(党南区雇用くらし対策委員長)

大震災を理由にした解雇と闘うソニーの期間社員
大震災を理由にした解雇と闘うソニーの期間社員

多くのみなさん方から募金をいただき参加させていただきました。参加しなければ味わえない貴重な経験を積ませてもらいました。

被災地で雇い止めにあったソニー仙台の青年と交流することができました。当事者の直接の話は重みが違います。リストラしなくても倒産しない体力があるのに、情け容赦なく首を切る大企業の姿勢に参加者から怒りの声が。

 原宿・表参道をパレードする紙谷さん
原宿・表参道をパレードする紙谷さん(左端)

反貧困ネットワークの湯浅さんが「私たちは99%です」と言いました。1%の富裕層だけのために政治が行われ、99%の国民が苦しんでいても何とも思わない、こんな政治はやめさせるしかありません。

原宿パレードのシュプレヒコールの中に「政治家は私たちの声を聞け!」というものがありました。政治に携わる者として、99%の思いに絶対に応える政治家でありたいと強く決意しました。

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TPP反対

TPP反対の声を大きく

日本農業はもちろん医療や地域経済まで破綻に追い込むTPP。野田内閣の対応に民主党内からも異論が。TPP反対の声は日増しに強まっています。地区委員会にはTPPについての号外や署名用紙があります。これらを活用し、TPP反対の声を広げてください。

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第3回定例市議会より

第3回定例市議会。引き続き10月20日に開かれた決算特別委員会での共産党議員の質問をお知らせします。

敬老パスの見なおし

坂本きょう子市議
坂本きょう子市議

札幌市は総額520億円を捻出するためとして、「行財政改革推進プラン」(H24〜H26年度)の素案を策定しました。この中には市民へのサービスの見なおし、受益者負担の適正化等の名目により、3年間で53億円もの市民負担増が盛り込まれています。

共産党の坂本きょう子議員は「行財政改革推進プランに敬老パスの見直しが盛り込まれているが、どのような見直しをするつもりか」と質しました。堀澤保健福祉部長は「前回の見直しで市の負担額は38億円から22億円に縮小したが、昨年には28億円まで膨れ上がった。今後、急速な高齢化で市の負担額が大幅に膨らむことは必至なので見直しを行う」と敬老パス切り下げの方向を示しました。

これに対し坂本議員は「7年前の見直しでは市民から大きな反対の声があり、当初、利用限度額2万3千円だったものが、7万円まで拡大して今の制度になっている。経過からいって、いま以上の高齢者負担はすべきではない。高齢者はいまの自己負担額(24.3%)で目一杯だ!。市民や高齢者に更なる不安と混乱を持ち込むことになると考えないのか」と迫りました。保健福祉部長は「高齢者の方々と支える方々の幅広い合意を得てすすめる」との答弁に留まりました。坂本議員は「少子高齢化は最初からわかっていたこと。世代間の分断を持ち込むことはやめるべき。逆に高齢者を支えていく若い方に対して理解を得ていくべき。敬老パスの切り下げはすべきでない」と強く求めました。

なお、行財政改革推進プランについては11月9日まで一般からの意見募集がなされています。

生ごみ減量化に向け本腰を

小形香織市議
小形香織市議

ごみの総量を減らしていくためには、より徹底した分別収集が必要です。生ごみをいかに減らして資源化するかがカギとなっています。札幌市では6年かけて750世帯を対象に『生ごみ堆肥化モデル事業』を実施してきました。また、南区で実施を予定している実証実験は1000世帯だけとなっています。

小形香織議員は「スリムシティさっぽろ計画では、2017年度までに7万トンの生ごみを減らす目標になっているが、この程度の事業でふさわしい取り組みと言えるか」と質しました。これに対し、三井環境部長は「モデル事業の拡大には限界がある。実証実験は市民の協力次第。全世帯での分別収集については、容易なことではない」と答弁。

小形議員は「モデル事業に参加した市民からのアンケートでは、『自分のためと言うより環境のために頑張っているが、多くの家庭が参加しなければ空しくなる』との声が寄せられている。参加すれば意識は変わる。今のような小さな規模では、減量効果もなく展望は示せない。どのようにしてすべての世帯に生ごみ分別を進めていくのか」と迫りました。環境部長は「モデル事業は市民への啓発事業でもあり、これにより減量意識が広く市民に広がっていくもの。すべての世帯を対象にするには多くの課題があるが、重要な施策でもあり、引き続きどのようにしていくか検討していく」との答弁に留まりました。

小形議員は「南区で実施を予定している実証実験では4000トンの受け入れが可能だと聞いているが、札幌市の潜在的な生ごみの量というのは年間11万トンもある。いつまでも700世帯だ1000世帯だといっていないで、全世帯(90万)を視野に本腰を入れて取り組むべき」と強く求めました。

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ロードヒーティング停止

ロードヒーティング停止看板景気が悪くなってから、札幌市では次々とロードヒーティングが停止されています。今年も冬を控え、あちこちに注意を促す看板が設置されましたが、下り坂になった交差点の手前でもロードヒーティングが停止がされており、看板だけで大丈夫かと不安です。住民の意見は反映されているのでしょうか。

(一読者)

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ハウチワカエデ

ハウチワカエデ

モミジの紅葉が一段と映えるこの頃です。モミジ(カエデ)の仲間はいろいろありますが、一番見栄えのするのは葉が大きくて色も鮮やかなハウチワカエデでしょうか。

葉の形がハウチワ(天狗が持つという鳥の羽根で作ったうちわ)に似ているからということで名が付いたそうですが、紅葉した葉っぱを眺めてみるとマンガや映画に出てきた天狗のうちわが思い出されます。


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11年11月06日付「豊平区新聞」より