年金支給日の宣伝に参加しました。寒い中でも13人が参加し基礎年金制度を求める署名や訴えを行いました。
対話のなかでも「6万円の年金じゃくらしていけない」「夫と2人合わせてなら何とかくらしていける。どちらかが欠けたらもうくらせない」などの切実な声が聞かれます。
生活保護基準が国の決めた最低基準の生活ならば、それに準じていくことがあたりまえではないでしょうか?。
低い年金制度を放置しながら生活保護のほうが安定しているという見方や思いが広がっている状況に心が痛みます。
健康で文化的な最低限度の生活を保障する憲法25条は国の責任が明記されているのです。この立場にたつなら自己責任ではなく政治がしっかり責任を持つことが大切です。国民を分断するようなマスコミの報道にだまされず、しっかり手をつなぎ全体の暮らしが引きあがる運動が進むように、おおいに語りあう機会が必要ではないでしょうか。
11年02月20日付「豊平区新聞」より