転んで肋骨が折れているかも知れないのに「レントゲンだなんだって検査したらお金かかるから病院に行かないで家でじっと寝てたんだ。ようやく動けるようになった」。派遣で働く息子さんの収入と合わせて細々と暮らしているという80代の女性の話を胸がつまる思いで聞きました。
訪問先でも地域で開かれる「つどい」でも医療費の窓口負担が重いことや国保料金の高いこと「この先、病気になったらどうなるのだろう」と暮らしへの不安な思いが話されています。
聞けば聞くほど、雇用や医療、社会保障の切り捨てが進められていることを実感します。
3月に入り選挙ムードが色濃くなって来ています。選挙の時だけじゃなく、「病院にいきたくてもいけない」「税金や国保料、払いたくても払えない」この悲しい切ない思いに立って議会でものを言う議席を増やしていく選挙にしなければなりません。みなさんお力お貸しください。
11年03月06日付「豊平区新聞」より