衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まりました。20日には全市一斉の駅頭宣伝が取り組まれました。共産党豊平区委員会も、地域の後援会とともに、福住、月寒中央、南平岸、中の島の各駅で早朝宣伝を、美園、学園前では森つねと３区国政対策委員長(衆院３区予定候補）を弁士に日中宣伝を、平岸駅では夕方宣伝を行いました。
小雪が舞う中、福住駅前での早朝宣伝地下鉄福住駅前では、小雪の舞う中、地域の党支部や後援会員が、通勤通学の皆さんにに共産党の政策を示した赤旗号外を配布するとともに、マイクから共産党への支持を訴えました。
マイクからは、「自民、民主、公明の政治はもうごめん、今度の選挙は21世紀の日本をどうするかという大事な選挙です。にわか仕立ての駆け込み新党、政策は２の次、選挙目当で融合の第三極、こんな政党には信頼は置けません。党をつくって90年、試されずみの日本共産党こそ皆さんの願いを実現できる政党です。今度の選挙で日本共産党は650万票、議席の倍増をめざしています。北海道の比例代表の定数は８議席、是非とも日本共産党の議席をこの北海道から」と訴えました。
宣伝には11人が参加、寒い中、元気に訴えました。
美園の宣伝では、選挙が間近に迫って、関心が高まってきたせいか、普段より多くの人が「赤旗」号外を受け取ってくれました。
札幌市は今年も、新たなロードヒーティングの停止箇所を増やすとして、町内会に通達を出しています。昨年は、平坦な交差点など比較的ロードヒーティングを停止しても差しつかえない所でしたが、今年は下り坂の交差点前など、ロードヒーティングの停止が事故につながるのではと心配される箇所にまで及んでいます。また、例年のことですが、除雪については町内会などから多くの要望が、毎年出されていますが、ほとんど実現していません。
日本共産党豊平区委員会は、こうした冬道の安全対策や除雪に関して、みなさんの要望やご意見をとりまとめ、区の土木センターとの懇談を12月はじめに予定しています。要望やご意見をお寄せください。
要望や意見として今までに寄せられたものとしては、・通学路の除雪、特に狭い歩道の除雪を、・路地から出る交差点角の排雪をして見通しを良くしてほしい、・公園等身近な所に排雪場所を確保できないか、・ツルツル道路の対策は、などがあります。
先週号では、市営住宅使用料減免世帯の家賃値上げについてお知らせしましたが、札幌市では市営住宅入居者に対し、アンケート調査を行っています。
この結果を見ても、減免の見直し（値上げ）についてやむを得ないは26％余りに留まっています。反対に、理由にかかわらず反対が36％余りと高くなっています。特に減免を受けている世帯では、反対が51％と高くなっています。
自由記載欄には、「減免制度のおかげで何とか生活できている、時給も上がらない中、支出は増えるばかりで、家賃まで上がると更に生活が苦しくなる」「今は働いているので、家賃をなんとか払えるが、退職して年金生活になった時、家賃をきちんと払えるか心配」など心配の声が多く寄せられています。
日本共産党豊平区委員会で行った市営住宅入居者に対する生活状況についてのアンケートでも市住入居者の苦しい生活実態があらわれています（左図参照）。
むろん「余裕がある」との回答は「少し余裕がある」も含めてもゼロ。生活が苦しい理由については、市のアンケートにもあるように、「退職して年金生活になった、収入が減少した」と収入が減る一方で、「税金、各種保険料、保育料、教育費が増えた」と支出が増加していることが大きく影響しています。
そもそも、市営住宅等の公営住宅は「……低所得者に対して低廉な家賃で住宅を供給することで、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与すること……」（公営住宅法第一条）を目的としています。民間の家賃と比較するべきものではありません。ましてや生活がすます苦しくなる中で、家賃の値上げは、公営住宅法の理念にも反するものです。
イボタノキは以前に紹介しましたが、生垣のイボタノキの黒い実が目立つようになりました。ネズミのフンによく似ています。東京あたりではイボタノキに似た常緑のネズミモチという木が生垣によく使われます。
このネズミモチという名は、同じようにネズミのフンに似た実が付くことから名付けられました。イボタノキもネズミモチも落葉と常緑の違いはありますが同じ仲間です。
12年11月25日付「豊平区新聞」より