総選挙公示が迫った11月23日午前、日本共産党地区委員会と豊平区後援会は月寒公民館で決起集会を開催するとともに、連休を利用した宣伝、対話に取り組みました。
はじめに、豊平区後援会の高畑会長は、「尖閣問題をきっかけに、これ幸いと軍事力での対決が叫ばれているのは嘆かわしい。今度の選挙は平和と民主主義を守る戦いともなる」と訴えるとともに、「後援会活動は、日頃から周りの方々に働きかけるのが大切、日常の成果が試される時です。良い結果を出しましょう」と挨拶しました。
挨拶に立った、森つねと3区国政対策委員長(衆院3区予定候補)は以下のように訴えました。
前回の選挙は、名寄で戦いましたが、なかなか支持が広がりませんでした。今回は800人以上の人々と対話してきましたが、前回は「何で共産党? 民主党を伸ばすべき」と言っていた人が、今回は「良く来てくれた、民主党には裏切られた、共産党がんばれ」と言ってくれている。しかし多くの人は迷っています。世論調査では、4〜5割の人が無党派となっていますが、無関心ではない。どこにしたらよいか迷っている。こうした人に党の声が届かなければ票になりません。圧倒的多数の人にまだ党の声が届いていません。マイク宣伝で元気よく訴えるとビンビン反応が返ってきます。どうか、党の政策を広げてください。
宣伝には11人が参加、寒い中、元気に訴えました。
美園の宣伝では、選挙が間近に迫って、関心が高まってきたせいか、普段より多くの人が「赤旗」号外を受け取ってくれました。
前号でお知らせしました冬期の道路対策、除雪問題について、豊平区土木センターとの懇談会を7日(金)午後2時から豊平区土木センター(西岡3条1丁目)会議室で行います。
参加を希望される方は、10分前までに集合してください。懇談会は1時間程度を予定しています。
日本共産党北海道委員会は、札幌・石狩圏の選挙勝利をめざし、22日夜、総決起集会を中央区民センターで開催しました。
党中央からかけつけた広井暢子副委員長は「民主党政権が国民の期待に応えられなかったのは、自民党と同じレールの上を走り続けたためであり、大企業優先、アメリカ言いなりという古い地盤から抜け出さない限り展望はない。相次ぐ離散融合で政界は液状化しているというが、民主、自民、維新とも憲法否定の大道では同じ。これらの政党対日本共産党という図式が明らかになってきた。筋を通す歴史と実績のある党の姿をくっきりと示し議席の倍増を」と訴えました。
西野道委員会委員長は、「北海道での比例議席獲得は人口の集中している札幌石狩圏での得票いかんにかかっている。全道で38万(11.8%)の得票目標に対し、札幌石狩圏では16万8千票を上回る得票で、2003年以来失っている北海道の議席獲得を」と訴えました。
森つねと3区国政対策委員長の事務所が白石区の12号線沿い(本通5丁目南4)に開設され、25日午後、事務所開きが行われました。
お近くにおいでの節は是非お立ち寄りください。
豊平区の新婦人と革新懇は22日午後、11月2回目の宣伝署名行動を平岸駅前で行いました。
石原慎太郎日本維新の会代表が20日に「日本も核兵器開発ぐらいすべき」と発言しましたが、「こんな人に被爆国の政治に携わる資格はない」と厳しく批判し、核兵器全面禁止アピール署名などを訴え、40筆余りの署名が集まりました。
12年12月02日付「豊平区新聞」より