生活保護の引き下げを許さない、不服審査請求の運動が、全国で広がっています。
9月17日には全道約1000人の方が、集団で審査請求を提出する予定です。
生活保護の基準額は税金のかからない基準、年金や最低賃金、国保の減免制度や就学援助制度の基準にもなっており、保護費の引き下げは、国民全体の生活の引き下げにつながり、許せません。
私も、この運動で「お風呂の回数をもっと控える」「交通費を控え、どこにもいけなくなる」「今でも年に1回くらいしか買えない洋服がもう買えない」「食べて寝るだけの生活は人間らしいと言えますか」の切実な思いを聞きました。
東京でのオリンピックが決り喜びの報道が続いていますが、複雑な思いの方は私だけではないでしょう。
被災地の復興、原発事故の収束、社会保障制度や働くルール、平和外交など、世界が認める社会へ。
政治が本気で取り組むように、しっかり声を上げなければと感じています。
13年09月15日付「豊平区新聞」より