道路整備や除排雪の問題について要望書を提出し、土木センターと懇談しました。
札幌の一冬の除排雪にかかる予算は約150億円。雪の積もらない都市だったとしたら、この予算でもっと医療や社会保障、教育にお金がかけられるのに…と思います。
しかし、大都市で雪が多いという世界でもまれな札幌市。冬を「安心して過ごしたい」の思いは市民にとっても行政の立場でも同じはず。
懇談の中でいくつかの前進は見られましたが、「予算がない」という壁にぶつかります。土木センター職員の「地域住民の皆さんとの協力が大切」の話に、子ども、高齢者、障がいのある方、働く方など、様々な立場の目線で過ごしやすい街づくりを考えあう大切さと、ひとつひとつの要求に他力本願ではなく、「どう連携し力をあわせるか」行政も私たちも考え・行動していくことの大切さを感じます。
今後の交渉でさらに積み上げて豊な話し合いができるよう頑張りたいと思います。
13年11月10日付「豊平区新聞」より