月寒九条の会9月例会に参加しました。
今回は戦争体験を聞くという企画で3人の方の「戦争中の学校生活」「東京大空襲のこと」「疎開先での生活」などの話を聞きました。すさまじい勢いで戦争に向かい、飲み込まれていった国民の姿、まさに今がその状況に通じているように感じました。
戦争に進むことは暮らしも壊し、人間らしさを失っていく事。物価高、消費税増税、社会保障の切捨てで庶民の暮らしは先が見えない。軍事費の増加、軍需産業が儲けていく状況の今の日本。
この流れを止めなければ、あの戦争の苦しみをまた繰り返すことになるのです。
3人の方の報告はリアルで「心に刻み込まれているのだな」と胸が詰まりました。この思いを共有した私たちから「憲法が大切、戦争はイヤ」の思いを周りの人へひとり、ひとりと話しかけていくことが大切と実感しました。
いろいろな考えがありますが、人の思いに語りかける小さな働きが世の中を変える大きな一歩となるのではないでしょうか。
14年09月14日付「豊平区新聞」より