15日、札幌社会福祉協議会と生活と健康を守る会は、「福祉灯油」の実現を市議会に陳情しました。
一週間という短い期間でしたが、個人署名が461筆・団体署名が70筆集められ、福祉灯油実現への市民の願いの強さが感じられました。
保健福祉局では、実施しない理由として「灯油の値段が昨年12月とほとんど変化がない」ことをあげて説明しました。
参加者からは、「昨年より下がったというならわかるが、高いまま変らないことはもっと深刻ではないか」「変化がないのではない。じわじわと値上がりしています。そして、昨年より、寒さが厳しくなっているんですよ」「全道で札幌市だけが実施していない。夕張でも実施するんですよ」と怒りの声があがっていました。
陳情前の30分間、市役所前で宣伝署名行動にも取り組みました。道行く市民がチラシをどんどん受け取り、共感を示していました。
豊平区の成人式会場では、畠山(はたやま)和也日本共産党道政策委員長と池田ゆみ市政相談室長、民青同盟豊平地域班が共同して宣伝を行ないました。
畠山氏は、学費の問題や雇用の問題に触れ、ヨーロッパの国と比較して、日本がどうなっているのかを紹介しながら「力を合わせて政治を変えよう」と訴えました。
池田氏は「投票権を持った皆んが政治を変えていく大きな力になります。いっしょに将来にしっかりと見通しが持て、夢や希望が活かされる政治を作りましょう」と呼びかけました。
民青同盟の皆さんもマイクを握り、お祝いの言葉を送りながら、民青同盟の活動を紹介し「一緒に政治のことを学び、変えていこう」と呼びかけました。
札幌市は計画しているごみ問題についての「スリムシティ札幌計画」のなかで「家庭ごみ有料化」を実施しようとしています。
この計画でごみの減量、資源化も盛り込んでいますが、先進的取り組みをしている他都市と比べても不十分な内容です。
行政と市民が協力して減量、資源化を徹底した上で「有料化を考えるべきです。先に有料化ありではごみは減って行きません。
日本共産党は
を提案しています。
08年01月20日付「豊平区新聞」より