19日午後、月寒公民館で「豊平区新春のつどい」が開かれ、170人が参加しました。
琴、十七弦、バイオリンによる和と洋の三重奏「春の海」で真宗らしく華やかにオープニング。生駒正尚実行委員長、池田ゆみ市政相談室長の挨拶のあと、田中富男後援会長の発声で元気よく乾杯しました。
舞台では、踊り、ものまね、青年の歌、獅子舞など、にぎやかに、美しく芸が披露され、楽しいひと時を過ごしました。
紙智子参議院議員が国会から駆けつけ「若者、障がい者、高齢者など弱者に襲いかかる福田内閣、自・公政府与党の悪政に怒りが広がっています。まわりの人に日本共産党の役割を大いに語り、なんとしても衆議院の議席を回復させましょう。政治を動かすのは私たちです」と訴えました。岡ちはる衆議院比例ブロック予定候補は「どこへ行ってもたくさんの人から灯油問題など切実な願いが出されます。党を大きくし、国民のくらしを守るため、必死で頑張ります」と決意がのべられました。
会場には売店も出され、生ビール、赤飯、ケーキ、おでん、ギョーザなど、各後援会の心づくしの品々が並びました。新芸能集団「乱拍子」の獅子に頭を噛んでもらい、今年は元気に活動できると喜ぶ参加者の笑顔がありました。最後にお楽しみ抽選会もありました。
今度こそ元気に、出足早く日本共産党の値打ちを広げ、定数8の比例北海道ブロックで議席をかちとる決意を確認しあいました。
日本共産党札幌市議団(井上ひさ子団長)は16日、福祉灯油支給条例を制定する臨時議会の招集を請求するよう畑瀬幸二市議会議長に申し入れました。
灯油価格が高騰する事態に、各市町村は厳しい財政事情のなかでも低所得の高齢者や障害者、母子世帯などへの福祉灯油の実施・拡充、実施の検討をすすめています。ところが札幌市は、道内でただ一つ「実施しない」との態度をとり続けています。「灯油購入のための貸付制度を行っている」といいますが申し込み者が限定され、しかも返済しなければならないものです。国が特別交付税で措置する支援策を打ち出しても「福祉灯油の実施は困難」としています。
井上団長と宮川潤、坂本恭子の各市議は、畑瀬議長に対し市議団がまとめた「福祉灯油支給条例案」を示し、「全道の市町村が行っている福祉灯油を札幌市もただちに実施すべきです。必死の思いで節約している市民の声を聞き、福祉灯油支給条例の制定に力を貸してほしい」とのべ、一刻も早く臨時議会を開催するよう強く求めました。
畑瀬議長は「臨時会開催については、各会派の意向も聞いて判断したい」と答えました。
08年01月27日付「豊平区新聞」より