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都心アクセス道より、災害復旧支援を

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池田ゆみホームページ 

胆振東部地震による月寒東3条19丁目サニータウンの被害 


 昨年9月の胆振東部地震では、月寒東3条19丁目のサニータウンでも地盤に段差、亀裂が生ずる被害が出ました。 原因をさぐるため、昨年末から、地質のボーリング調査が行われてきましたが、3月末にその結果も含め、当該地域に対し、説明会が開催されました。 その資料を基に、当該地域の被害状況と、調査結果について概要をお知らせします。
 被害状況、造成前の航空写真についてはこちらをご覧ください。


                                   吉田川対岸から見たサニータウン


 1.宅地造成の概要

 開発者:三井不動産 1979年12月完了。宅地造成前は、台地と低地(水田)からなる地域で、台地部を切土しその土を低地部に盛土して造成。盛土は厚いところで8m。 切盛境は地すべり防止のため、段切を行い施工。

 吉田川公園側からの沢水は、開発地と吉田川公園の間に開渠施行して吉田川に流した。その後公園造成時に開渠は暗渠とされた。



 2.被害の概要

 段差等の道路被害は19箇所。下水管の破断、暗渠管の変形も生じた。
 住宅危険度判定による住宅被害は31件、うち9件が危険と判定。
 住宅の被害は、切盛境と吉田川に近い場所に集中。


 3.ボーリング調査、周辺測量

 ボーリング調査は19地点で実施。地質、地盤強度、地下水位等を調査。
 液状化に関係する地下水位は、地表からおおよそ1~4mの範囲にあり、標高の低いところほど地下水位が高い傾向にあった。
 液状化危険度について、住宅地内の12地点について、国土交通省の計算ソフトを使って判定。液状化危険度は、高い~かなり低いの判定結果。
 ボーリング調査では、火山灰の盛土層の下に粘土層があり、計算では火山灰層の地下水位が1m下がると地盤が1cm沈下する可能性がある。
 サニータウン周辺の街区基準点の変化を見たが、地震後の変化は見られなかったので、地盤の変化はここだけの現象と見られる。


4.被害の原因

 地下水位の高い部分(吉田川に近い部分)は液状化が主な原因と見られる。
 地下水位の低い部分は切盛境の地盤強度の違いによる沈下が主な原因と思われる。

   なお、今後の復旧計画、支援について説明会では、
 1)市として今年度の復旧工事予定として、下水の復旧工事、水道の耐震化、吉田川第1排水(暗渠管)の復旧工事を予定している。
 2)個人の住宅・宅地の補修・再建については、「各種支援金や貸付金などを活用し、個々に進めることが国における災害復旧の原則。市独自の被災者救済、支援策として、宅地の復旧工事等に要する費用について、対象工事費から50万円を引いた額の1/2(上限200万円)を補助する」 との説明がありましたが、法面の復旧等多額の経費がかかり、さらなる支援が必要です。


日本共産党札幌市議会議員 池田ゆみ ホームページ