池田ゆみの活動
<2023年>
<2022年>
<2021年>
<2020年>
<2019年>
<2018年>
<2017年>
<2016年>
今年も平和盆踊り、にぎわいました。
昨年に続き、第46回平和盆踊りが、8月3,4日と月寒平和公園で開催されました。
初日は、開会とともに、小雨が降ったりやんだりの天気でしたが、子ども盆踊りが始まって少しして、雨脚が強まったため、7時すぎに終了となりました。
2日目は半袖では少し寒いくらいの天気でしたが、雨は降らず、最後まで盆踊りを楽しむことができました。
出店もにぎわい、生ビールやジュース、焼き鳥やフランクフルトなどの他、ヨーヨーやおもちゃ、くじなども子どもたちに人気でした。
3日は、臺野巧実行委員長(月寒ファミリークリニック院長)の開会挨拶に続き、加茂谷心花(みはな)さんの津軽三味線で開幕。
津軽あいや節で始まり、花笠音頭、ソーラン節、北海盆歌と私たちにもなじみのある曲が演奏され、津軽じょんがら節で締めくくられ、力強い演奏に、大きな拍手が送られました。
日本共産党の元衆議院議員はたやま和也氏も参加、「こうして子どもたちや地域の皆さんが一同に会して一緒に踊れることをうれしく思います。
実行委員会の皆さんが準備をされてきたことにも敬意と感謝を申し上げたい。平和のこと戦争のこと地球のことと、いろいろ心配なことが多い今の時代です。
けれど大人たちがこうやって力を合わせ、平和な地域や世界を守ろうとがんばっていることも知ってほしいと思います。
みんなが安心して平和な日本に暮らせる政治にするために、私も頑張ります」と挨拶しました。
「乱拍子」の子どもたちによる、村場流八丈太鼓の演奏
挨拶する池田市議
4日は、恒例の新芸能集団「乱拍子」による太鼓と獅子舞で開幕。勇壮な村場流八丈太鼓を子どもたちも演奏、会場からの飛び入り演奏もありました。
獅子舞の後、獅子は無病息災を願って会場内の皆さんの頭を咬んで回りました。
子ども盆踊りはいつもより子どもたちの参加が多く、踊りの輪が2重3重とできました。
盆踊りの終わりに池田ゆみ市議が挨拶。「七夕飾りの短冊に書かれた子どもたちの願いを一つひとつ見てまわりましたが、
『戦争がなくなるように』『看護学校に受かりますように』『おいしものが食べられますように』『お金持ちになりますように』など様々。
こうした願いがかなうには平和が一番大切と思います。
第46回平和盆踊りも皆さんの参加により大成功です。月寒から平和の願いを皆さんと一緒にあげていきたいと思います。来年も参加して頂きますようお願いします」と挨拶しました。
昨年に続き、七夕飾りも好評で、柳の枝に236通の短冊が吊されました。「彼氏ができますように」「恋がしたい」「早く結婚できますように」と若者の願いもたくさんありました。
新幹線札幌延伸、抜本的な再検討を
5月8日鉄道・運輸機構は北海道新幹線の札幌延伸について、2030年度末の開業が極めて難しいとの見通しを国土交通大臣に報告しました。
これを受け、党札幌市議団(池田ゆみ団長)、党道議団(真下紀子団長)はたやま和也元衆院議員は6月20日に鉄道建設・運輸施設備支援機構、6月28日に北海道運輸局に対し、
新幹線札幌延伸について、抜本的な再検討を行うよう申し入れました。
提出した要請書では@当初計画から5年前倒しして2030年度末開業とされた経緯の公表、A事業費や有害残土処理を含め延伸計画の抜本的な再検討、
B新幹線延伸により並行在来線となる函館本線の維持存続、を求めました。
池田市議は、市議会では日本共産党として、札幌延伸工事で死亡事故が6件にものぼっていることを指摘し、「工期の短縮やコストより命が最優先」の立場で質問したと語り、安全対策の強化を求めました。
また、有害重金属を含む掘削土が市民の不安や反対をよそに、手稲区山口へ搬送されているが、さらなる搬送地が決まらないまま、また特定地域に押しつけることは許されないと強調しました。
28日要請書を運輸局に提出する、右から池田市議、畠山氏、丸山共産党道議
区内9カ所で市政報告
6月20日池田市議は、区内9カ所の街頭で市政報告を行いました。
池田市議は新年度の予算について、@新幹線延伸関連に51億、都心アクセス道路に10億、民間再開発への補助金66億など、都心部の大型開発のための予算が盛り込まれ、
Aまだ決まってもいない敬老健康パスのシステム・アプリ開発に7億円もの予算が計上され、Bそれに反し、介護保険料や国保料が引き上げられたことから、これらに反対したことを報告。
「大型開発より、くらし、福祉に予算を」と訴えました。
敬老パスの議会における論議について、池田市議は、「他会派からは『現役世代の負担が増えるのでは』とか、『利用者が偏っているのでは』との質問が出され、
これに対し市は『持続可能な制度にしていきたい』と答弁。ここに来て、敬老パスにかかる経費を抑えたいとする考えが示され、市長は年度内に新制度の輪郭を明らかにするとしている」と報告。
「昨年11月に新制度(健康敬老パス)の概要が示され、各区の意見交換会で『健康寿命延伸と敬老パスは別々に考えるべき』など多くの意見が出されたが、こうした意見はどうなるのか。
こうした意見は聞かず、『こういう制度になりますからご理解を』と進めるやりかたは許されない」と指摘。
「冬季オリ・パラ招致は署名を集め、断念させました。市民の声を聞かない秋元市長に、支持率は低下しています。署名を集め、敬老パスを存続させましょう。
共産党市議団も皆さんと力を合わせ頑張ります」と訴えました。
豊平区平和大行進を歩きました
晴天に恵まれた5月18日午後、豊平区平和大行進が実施されました。美園生協前から地下鉄白石駅近くのやまびこ公園まで、 「イスラエルはガザ攻撃をやめろ、核兵器廃絶、憲法9条守ろう、日本を戦争する国にするな」などと訴え行進しました。
やまびこ公園では、幹線コースの到着を待つ間、参加者からスピーチをもらいました。
新婦人からは、高校生の描いた被爆絵画展の案内があり、福住九条の会からは、「裏金議員は憲法に手をかける資格なし。改憲なんて言うな」との怒りの一言がありました。
池田市議は、「岸田首相は武器の開発から輸出までと危険な方向に進んでいるが、アメリカではガザ攻撃やめろと学生が立ち上がり、日本でも抗議行動が広がっている。
平和を求める行動が世界に広がっていることに確信を持ち、核兵器廃絶と平和を守る運動を進めていこう」と訴えました。
やまびこ公園でのスピーチ
左から、池田市議、伊藤元白石市議、佐藤白石市議、吉岡清田市議
平岸九条の会からは、9の日行動などの活動が紹介されるとともに、「新しい戦前とも言われるが、国民の多数は改憲を望んでいない。あきらめることなく一緒に運動を進めていきましょう」と訴えがありました。
元気な方は、この後、札幌駅前までの幹線コースも歩きました。
やまびこ公園で、幹線コースのみなさんと一緒に
経済対策、敬老パスなどで懇談、市政報告会開催
白樺台と東月寒の日本共産党後援会は4月27日、市議選以降初めてとなる池田ゆみ市議の市政報告・懇談会を開催しました。
池田市議は2024年度予算について、「子どもの医療費、第2子以降の保育料、学校へのエアコン設置など市民要求が進んだものの、市民の所得は政令市で最下位。
予算の使い方に問題があるとして、新幹線延伸、都心アクセス道路、民間再開発への補助金、敬老パス変更のためのアプリ開発費などを含む予算に反対した」と報告しました。
経済面ではGX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素推進で経済成長を図る)が目玉となっており、GXに関する投資を世界から呼び込むとしているが、これが脱炭素につながるか疑問と語りました。
さらに、物価高騰対策として、市は23億5千万円をかけプレミアム商品券を発行したが、業者にとっては恩恵があっても、商品券を買うゆとりもない人にとっては恩恵がないと指摘しました。
「敬老健康パス」について、池田市議は、「有識者による『健康寿命延伸検討委員会』では、敬老パスについては話はされていない。『敬老健康パス』は市による発案。
10区での意見交換会ではどんな意見も受け止める姿勢を示したが、今後市民との話し合いをするつもりはない。
他会派は、いろいろ発言しているが、結局は『敬老健康パス』に賛成。「健康寿命延伸とポイントを貯めるアプリの開発予算は通ったので、市はこのまま進める構え。冬季オリ・パラ招致の時と同じで、納得ではなくあきらめさせるもくろみ」と指摘しました。
バス問題について池田市議は、「路線の廃止や減便など、民間の運営なので市議会には報告がない。市民の足を守る視点が必要であり、どういう交通体系が良いか考えていかねばならない」と語りました。
「新幹線延伸の赤字は明白。新幹線やラピダスに予算を使うのでなく、安全保障としても北海道の食料生産に予算を」との意見や、
「長谷川岳議員(参院地方創生・デジタル特別委員長)の市職員に対するパワハラも問題であるが、国からの補助金を得たり、投資を呼び込むだけでなく、GXをいかに市民と結びつけるかが大切」との意見も出されました。
池田市議は、5月17日から始まる第2回定例市議会でも出された意見を生かしていきたいと語りました。
第95回メーデーに参加
第95回メーデー北海道集会は1日、中島公園自由広場で開催されました。物価高騰のなか、今こそ賃上げが必要、くらしを守れ、 ウクライナ、パレスチナの戦闘やめよ、日本は軍拡ではなく平和外交に力を入れよと訴えました。
日本共産党からは紙智子参院議員、札幌市議団、畠山和也元衆院議員、千葉なお子前札幌市議、宮内しおり党平和運動部長(いずれも、衆院選予定候補)が登壇し、
代表して紙智子議員が挨拶。「アメリカにほめられ、軍備増強に走る岸田政権を許して置くわけにはいかない。軍事費43兆円をくらし、命にまわせと大きな声をあげていこう。
衆院補選での自民党3連敗は国民の怒りの表れ。声をあげまともな政治に変えていくため、力をあわせがんばりましょう」と訴えました。
集会ではパレスチナ医療奉仕団の猫塚義夫団長がガザの悲惨な現状について報告、パレスチナの支援を訴えました。
集会後、参加者は大通公園までデモ行進をし、共産党議員団は大通公園の手前でデモ隊を迎え、激励しました。
敬老パスをなくさないで、署名訴える
年金支給日となった4月15日午後、豊平区委員会は、36号線沿いの豊平3条7丁目郵便局と北洋銀行前で敬老パスの存続を求める宣伝・署名に取り組みました。
マイクからは、「新しい制度(敬老健康パス)では、健康づくりに努力した褒美としてポイントが与えられるものになり、交通費補助ではなくなります。しかも無条件にもらえるのは最初の2千円分だけです。
上限も2万円に下げられます。敬老パスほど多くの市民に喜ばれている制度はありません。敬老パスの改悪をやめさせましょう」と訴えました。
池田ゆみ市議も宣伝・署名に参加し、署名をしてくれた人と対話。「署名したかった。署名をやってくれてありがとう」などの声が寄せられました。
北海道から日本共産党の議席を
4年ぶりに新春のつどい開催
豊平区日本共産党後援会と地区委員会は、1月27日、月寒公民館において、4年ぶりとなる「新春のつどい」を開催しました。 つどいでは、箏の演奏や獅子舞など新春の催しを楽しむとともに、来るべき衆議院選挙で北海道から日本共産党の議席を獲得し、金権腐敗・軍拡を進める自民党政治を終わりにしようとの思いを新たにしました。
参加者の声援に応える左から池田、山口、畠山、伊藤の各氏
つどいでは、「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の山口たかさんが来賓として挨拶。
「妨害や分断がありますが、真実を明らかにさせ、リベラルな日本をめざし、共同していきたいと思います。
泥船の政治は沈没させ、新しい舟をこぎ出しましょう」と訴えました。
新社会党からも、「総選挙では市民と野党の共闘による統一候補の実現を。その先頭に立つ畠山さんを国会に」と連帯のメッセージが寄せられました。
はたやま和也元衆議院議員(衆院北海道比例ブロック候補)は、「第29回党大会に参加したが、『未来の見えない日本をどうにかしたいと考える若者に、
利潤追求からの開放で人間としての自由が花開く社会をめざすのが日本共産党と訴えると、党や民青に次々入ってくれた』など、若者の発言がすごかった。
今、党が前面に出て、失望の自民党に代わり、希望の道を進める時」と強調。
自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金づくりでは、北海道は高橋はるみ、堀井学、橋本聖子氏が関与。国民の生活をおろそかにしておいて、濡れ手に粟で罰せられもしない。
腐った自民党政治を終わらせ、新しい政治をつくる年に。北海道から共産党の議席獲得に力を貸してください」と訴えました。
伊藤りち子党3区国政対策委員長(衆院3区候補)は、「高齢者や生活保護受給者から、月末に食べるものがないとの相談が相次いでいる。
暮らしが大変なのに、岸田政権は対策なく、裏金づくりとは怒りが爆発する」と語り、「何としても北海道から共産党の議席を」と訴えました。
池田ゆみ市議は、「昨年は冬季オリパラ招致の断念で、市民の運動が市政、国政を変えることを実感した1年でした」と語り、
「市民の声で暮らし、社会保障、雇用が守られる市政に全力を尽くしていきたい」と決意を表明。
敬老パスの変更については、「健康寿命とパスを一緒にするのはおかしいとか、生活の糧や通院に利用しているので現行制度の継続を、など改変に反対の声が高い。
市は市民から出された意見を具体的な所で生かすとしているが、『聞き置く』にさせないよう声をあげていくことが必要」と訴えました。
3氏の訴えの後、つどいは乾杯と歓談に移り、くりの実後援会・女性後援会による「みんなで歌おう」では「友よ」とか「青い山脈」など懐かしい歌をみんなで歌いました。
おたのしみ抽選会の後、恒例の「乱拍子」による獅子舞が披露され、無病息災を祈念して、みなさん獅子に頭を咬んでもらいました。
つどいでは、能登半島地震の被災者救援募金も呼びかけ、45,065円と多くの募金が寄せられました。募金ありがとうございました。
原発は廃炉に、金権、軍拡の自民党政治は終わりに
「政治資金パーティーによる自民党の裏金づくり。こんな自民党政治は終わりに。来るべき総選挙で日本共産党の躍進を」と、20日全道一斉宣伝が取り組まれました。
豊平区では環状線と36号線の交差点で宣伝。始めに、能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げ、支援募金を訴えました。
能登半島地震では、志賀原発では重大なトラブルに相次いで見舞われ、道路は寸断され、避難もできない状態になったことを指摘。
「北海道の泊原発も同様に危険な条件にある。原発は廃炉に。北海道にたくさんある自然エネルギーに転換を」と訴えました。
岸田政権は金権腐敗に加え、物価高騰に有効な手を打てないばかりか、敵基地を攻撃できるミサイルの配備など日本を戦争する国に変えようとしていると批判。自民党政権を終わりにしようと訴えました。
池田市議もマイクを取り、冬にマグニチュード7・2の地震が発生すれば札幌で4千人の死者が出る。避難所の寒さ対策とともに、避難路となる生活道路の除排雪が大切と訴えました。
また、敬老パスの変更について反対意見が相次いでいることを紹介し、「意見をどんどんあげていこう。議会でも取りあげ、改悪をさせず、より良い制度にしていきたい」と訴えました。
新成人を祝う 豊平区「はたちのつどい」
豊平区の「はたちのつどい」(成人式)は7日午後カナモトホール(市民ホール)で開催されました。
豊平区委員会と道民青同盟は、会場前に集まった新成人に、「新成人おめでとう」の横断幕をかかげ、新成人を祝うとともに、民青同盟へのお誘いのビラを配布しました。
池田ゆみ市議も参加し、「今の生活で気になることは何ですか」と問い、シールアンケートに取り組みました。
今年は新年早々、能登半島地震に見舞われたこともあり、自然災害・気候変動に一番多くの回答が寄せられ、次いで、将来・就職への不安、給料が安いに多くの回答が寄せられました。
能登半島地震被災者の皆様にお見舞い申し上げます
くらし最優先の政治を
2024年仕事始めの1月4日朝、池田ゆみ市議は、地域の党、後援会の皆さんと月寒中央駅前で新年のあいさつをしました。
池田市議は、能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、今年1年、平和が広がり、市民の声が市政、国政に生かされ、
くらし最優先の政治が実現するよう全力をつくしていきたいと抱負を語りました。
池田市議は、「昨年は冬季オリンピック・パラリンピックの招致を断念させるなど、声をあげることで市政を変えることが広がった1年であった。 今年は、敬老パスが改悪されようとしている。給付の上限が7万円から2万円に下げられ、しかもポイント制になる。敬老パスは、高齢者が積極的に外に出て健康づくりや社会参加をしていくことを目的として設けられた。 目的に沿ったより良い制度にしていくようみなさんと力を合わせていきたい」と語り、「敬老パスをはじめ市政の問題に声をあげ、市政をより良いものにしていきましょう」と訴えました。
子育て支援についても、「子どもの医療費の無料化が進んだが、これも市民が運動を続け、党市議団も一緒になって市議会で取りあげてきたことが実り、喜ばしい」と語り、
「今後は、所得制限や窓口負担の解消に向け取り組んでいきたい」と語りました。
さらに、高い学費の問題にも触れ、「岸田首相は多子世帯の学費無償化を打ち出したが、ほんの一部に限られている」と批判。「43兆円の軍事費は国会にもかけず簡単に決めるのに、授業料の無償化や給食費の無償化は決められないのか」と語り、
「子どもが安心して学べる社会へ政治の転換を、軍事よりもくらし最優先の政治に切り替えるため、全力を尽くしていく」と語りました。
池田市議は赤旗日曜版がスクープした自民党のパーティー券による裏金作りにふれ、「これは派閥の問題ではなく自民党の問題。ここに大企業優先で、国民の願いに反する政治の根源がある」と指摘。
「企業団体献金をもらわない、政党助成金ももらわない日本共産党だから追求できた。来るべき国政選挙では政治と金の問題を追及できる日本共産党を伸ばして、市民の声のとおる政治に切り替えよう」と訴えました。
市民の声、運動で市政を変えた1年
第4回定例市議会を終え12月21日、池田市議は区内4カ所の街頭で、市政報告を行いました。
今年4月の市議会議員選挙で三たび市政に送り出していただき、「オリンピック招致より暮らし、福祉を優先に」と論戦してきました。
オリンピック招致には市民の意見を聞けと昨年は住民投票条例を提出し、この秋の住民投票を求める直接請求署名にも連帯してきました。
オリンピック招致は10年に渡って進められてきましたが、「オリンピックより、暮らし、福祉を」との市民の思いと招致反対の運動が広がり、招致断念という結果になりました。
新聞記者からも、「声をあげれば変わると言う結果になりましたね」と言われましたが、声をあげれば政治は変えられることを実感したこの1年でした。
オリンピックのための一般財源から積み立てた基金50億円についても、共産党は一般財源に戻せと要求しています。市長も検討しなければならないとしています。
子どもの医療費の無料化についても、市民のみなさんの運動があり、党派としては共産党しか取りあげてきませんでしたが、来年中学生まで、再来年高校生まで無料になります。
第4回定例市議会では、他党派もこれについて取りあげるようになりました。これも長年にわたる市民の運動の成果です。
今、敬老パスの変更が大きな問題となっています。
自己負担はなくなるものの、上限が7万円から2万円に引き下げ。しかも、ウオーキングなどの健康づくりや介護予防への参加などでポイントをためないと利用できません。動けない人はどうするのかとの問題もあり、新たな差別を生むのではと懸念されます。
変更案について各区で説明会が開かれることになっています。豊平区は1月19日午後区民センターです。コールセンターやネットでも意見を受け付けています。市は、これらの意見を参考に成案を本年度中に作成し、2025年度中に実施に移す予定です。声をあげていくことが大切です。
この問題は来年の大きな争点になると思われます。市民の声と議会での論戦がかみ合っていくことで、市政は必ず変えられることが、今年示されました。
市民の皆さんに学び、この立場で来年も全力をつくしていきます。忌憚のない意見をお寄せください。
クーラーの設置や高齢者の居住問題など59項目に渡って、区交渉(懇談)
豊平区民の要求を実現する連絡会による豊平区交渉(懇談)が11月21日行われました。
今年は新型コロナが5類となったことから、特別の感染対策をとることなく行われ、活発な意見交換がなされました。
区民要望としては、新型コロナに関する要望は少なくなりましたが、
この夏の猛暑を受け、孤独死やクーラー設置の問題が新たに取りあげられました。また、高齢化を向かえ、選挙の投票改善にかかわる課題も新たに加わりました。
☆豊平区交渉の要望と回答の全文はこちら(pfdファイル)です。
冬季オリ・パラ招致など 市政報告会開催
豊平区の日本共産党女性後援会は10月22日、月寒公民館で池田ゆみ市議による市政報告会を開催しました。
議会開催中で忙しい中、池田市議は、学校へのクーラーの設置、子どもの医療費無料化、若者支援策、冬季オリンピック・パラリンピックの招致、自衛隊への名簿提供などについて報告しました。
池田市議は、冬季オリ・パラ招致については「白紙に戻して、改めて招致する場合は住民投票で賛否を問うべき。オリンピック開催費用などとして積み立ててきた基金が51億円ほどあるが、これは灯油の支援などにまわすべき」と語りました。
また、自衛隊への名簿提供については、「情報提供を望まないとして、『除外申請』をした人は昨年の2人から205人と大きく増えた。住民運動が広がった結果であるが、さらに声を広げ名簿提供をやめさせよう」と訴えました。
参加者からの「住民投票には7〜8億円かかると言われているが」の問いには、「市民の声を市政に反映させる民主主義には必要な経費では」と答えました。
さらに、マイナ保険証の問題や、少子化問題、若者の働き方、市営住宅の問題、月寒体育館の建て替えなど沢山の質問が出され、池田市議が答えました。
冬季五輪、まず市民の意志を確認すべき
日本共産党北海道委員会は8月20日、「東京大会から札幌五輪を考える集会」を開催しました。
畔上三和子日本共産党東京都議会議員が東京大会の問題について、小形香織日本共産党札幌市議会議員が札幌における経過と現状を報告。
「2020オリンピック・パラリンピックを考える都民の会」の和食共同代表のオンラインでの発言、会場参加者の発言を交え意見交換を行いました。
畔上都議は、東京大会の経費は、立候補時には7340億円であったものが、1兆4238億円と倍になり、このうち都の負担は1538億円であったものが5965億円と4倍に膨らんだことを指摘。
この原因は、仮設費や会場輸送、セキュリティ経費、国立競技場の建設費(一部)などを都が負担することとなったためであり、札幌でも同様の懸念が指摘されました。
畔上氏はさらに、IOCと開催都市の契約の不平等性や、商業主義によるコロナ禍の真夏開催で、市民患者の救急搬送に皺寄せがいったことを指摘しました。
不正問題では、都から幹部クラスの多くの職員が組織委員会に出向していながら不正を防止できなかった責任があると指摘。都議会ではオリ・パラ特別委員会を閉じさせず継続させて追及していくと語りました。
また、JOCは東京大会の不祥事を受け、3月に「大規模スポーツ大会統治指針」を決定したが、不正の元となった「専任代理店」契約は排除されず、
企業からの出向者を出向元企業と密接な関係がある部署に配置しないとする方針にも例外があり、問題と指摘しました。
小形市議は、現在の市議会会派のうち、自民、民主、公明は招致賛成、維新は賛否を明らかにしていないが、住民投票には3億円かかるとして反対。オール与党で招致推進の様相に変わりないと語りました。
「五輪招致には市民合意が大切なのに、市は市民の声を聞かず、五輪招致を前提として、市民にその理解を促す活動しかしてこなかった。
昨年3月の意向調査も招致の理解を促す手法で行われ公平性にかけるものであった」と批判。
さらに、「市民の声を聞けと、党市議団と市民ネットは昨年の第2回定例市議会で住民投票条例案を提出したが、
自民は『議会として招致決議を決めたから』、民主は『子どもが住民投票に参加できないから』、公明は『新しいまちづくりに意義がある』という理由で反対、否決された」と語りました。
小形市議は、「その後、東京大会の不祥事が次々と明らかになり、市長も積極的な招致活動を休止せざるをえなくなった。しかし、市長は招致をあきらめず、理解促進のための様々なイベントを開催している。
今必要なのは、招致のための理解促進ではなく、市民の意思を確認すること」と指摘しました。
参加者からの発言では、「商業主義のオリンピックは最後にしよう。どんなオリンピックにしていくかは市民が決めるべき」とオリンピックの理念に立ち戻る必要性が指摘されました。
4年ぶり、平和盆踊りに2300人
新型コロナの感染拡大で中止となっていた豊平区平和盆踊りが8月5,6日、4年ぶりに月寒平和公園で開催されました。
45回目となった平和盆踊り、コロナの流行はまだ続いており、開催の宣伝もひかえてきたことから、どれくらいの参加があるか心配していましたが、コロナ前に匹敵する多くの参加がありました。
今年は、子ども連れの親子での参加が多くみられ、地域の盆踊りとしても開催が待たれていたことが伺えました。
盆踊りは、津軽三味線の演奏で開幕、子ども盆踊りには小さな子どもから若者まで2重、3重の輪ができました。
2日目は地元の芸能集団「乱拍子」による勇壮な太鼓演奏と獅子舞が披露されました。
今年も会場内に七夕飾りが用意され、参加者が思い思いの願いを短冊に書いてつるしました。平和を願う短冊とともに、「野球選手になれますように」とか「彼女ができますように」など沢山の願いが掲げられました。
(写真左:「乱拍子」の獅子舞、右:七夕飾り、下:挨拶する池田市議)
池田ゆみ市議は副実行委員長として、「戦争になれば弱い立場の人がいちばんに犠牲になっていくのは明らか。戦争にならない準備をみなさんといっしょにしていけたらと思います」と挨拶。
盆踊りの終わりに当たっては、「津軽三味線、太鼓、獅子舞、そして盆踊りと地域の文化をみなさんといっしょに楽しむことができました。戦争になればこうしたことにはなりません。平和の大切さを共感することができた2日間だったと思います。
来年も平和盆踊りを楽しみたいと思います。来年も御参加を」と締めくくりました。
平和盆踊りには、「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の山口たかさん(西岡在住)も参加され、
「この78年間、日本が戦争をしなかったことは世界に誇って良いこと。子どもたちが盆踊りを楽しめ、夏休みが楽しい日々であるように、私はみなさんといっしょに、平和な日本を続けていけるよういろんな場面で活動したいと思っています。
いっしょにがんばりましょう」と挨拶しました。
北電に値上げ撤回を要請
5月23日、日本共産党北海道委員会と札幌市議団は北海道電力本社を訪れ、電気料金(家庭向け規制料金)の値上げ申請撤回を要請しました。
市議団からは池田ゆみ市議団長と太田秀子市議が参加。物価高騰で市民の生活と生業が圧迫されているなか、
@電気料金の大幅な値上げ申請(平均23.22%)の撤回、A燃料の海外依存を改め、北海道の条件を生かした再生可能エネルギーによる発電の拡大を図ること、B公益企業として独自の対策や軽減策を関係自治体と協議すること、などを申し入れました。
池田市議は、「オール電化の市営住宅では家賃より電気料金が高くなり暮らせない」「年金が電気代に消えていく」など市民の切実な声を紹介。
太田市議は、「人工呼吸器や酸素ボンベを付け自宅で療養生活を送っている世帯もあり、命に直結する問題だ」と値上げの撤回を強く求めました。
対応した総務部の松尾和寿担当部長は、値上げについて謝罪する一方、泊原発が再稼働できれば値下げできると強弁するとともに、道民に節電努力を求める回答に終始しました。
北電の泊原発は2012年5月以降停止し、1ワットも発電していません。しかしこの間、安全対策や設備投資、社員の給料など6,747億円もの経費を計上しています。
今回の値上げの「原価」にも、1,000億円を超える泊原発の設備投資額も計上されています。危険な原発を維持しそこから利益をうるための値上げとも言えます。
6月1日には自民、公明、維新、国民の賛成で原発の60年運転も可能とする原発推進法が成立しました。電力業界と一体となって原発推進をすすめる岸田政権とその補完勢力を許すことはできません。
危険な原発は廃止し、省エネと再生可能エネルギー優先のエネルギー政策へ転換をはかるべきです。
4年ぶりの豊平区平和大行進
核兵器廃絶、憲法擁護、大軍拡ストップ訴え
晴天に恵まれた5月20日午後、4年ぶりに豊平区平和大行進が実施されました。美園生協前から地下鉄白石駅近くのやまびこ公園まで、「核兵器廃絶、憲法9条守ろう、
岸田政権の進める大軍拡ストップ、日本を戦争する国にするな」と訴え行進しました。
やまびこ公園では礼文島からの幹線コースを待つ間、参加団体で交流。池田ゆみ市議は、「ロシアはウクライナで核兵器の使用も辞さないとしているが、平和と核兵器廃絶に、声をあげていくことが大切。
今日の行進のように声をあげ、核兵器禁止条約を批准する政府を作るよう力を合わせていこう」と訴えました。
やまびこ公園では、通し行進者の山口逸郎さん(91才)を先頭とするの幹線コースの行進を出迎え、横断幕を前にみんなで写真を撮りました。
豊平区の平和行進には、新型コロナの広がりで2020年から22年まで行進は中止して、スタンディング宣伝を行ってきましたが、今年は久々の行進にもかかわらず、
70名を超す参加があり、「市民の風・北海道」の山口たかさんをはじめ、初めての参加の方も幾人かありました。
初夏の青空の下、久しぶりに声をあげることができ、気持ちの良い行進となりました。
(やまびこ公園で、幹線コースの皆さんと一緒に)
新議員団でメーデー北海道集会に参加
5月1日、4年ぶりに開催された第94回メーデー北海道集会に、新しい7名の日本共産党札幌市議団全員で参加、党を代表して紙智子参議院議員があいさつ。
「岸田首相は国立病院機構の積立金や東日本大震災からの復興財源を軍事につぎ込み、大軍拡を進めようとしているのをはじめ、今国会では原発推進の電源法案、保険証を廃止しマイナンバーを強制するマイナンバー法など、国民の生活を破壊する法案が、国民民主、維新もいっしょになって次々と強行されようとしている。
絶対に負けられない。みなさんと力を合わせ、『戦争の準備より平和の準備をせよ』と政府に迫ろう。賃金引き上げと働く人々の権利を政府に迫ろう」と訴えました。
大軍拡を許さない
くらし、福祉、子育て支援のまちづくりを
第1回定例市議会を終え、池田ゆみ市議は3月18日、豊平区内の街頭11カ所で、岸田政権が進める大軍拡を批判するとともに、札幌市政の問題を語り、再び市政の場に送ってくださいと訴えました。
池田市議は冒頭、「今度の選挙は地方選挙ですが、岸田政権の軍拡を許すことはできません。戦争の準備でなく、戦争させないための外交をすすめるべきと岸田政権に迫っていく選挙にしようではありませんか」と訴えました。
市政の問題については、まず冬季オリ・パラ招致とそれを起爆剤とした都心部の大型開発を批判、「オリンピック招致、都心部の大型開発より、暮らし、福祉優先のまちづくりをすすめようではありませんか」と訴えました。
少子化対策、子育て問題に関して、「子どもの医療費は、政令市では中卒まで無料が当たり前。高校卒業まで無料化すべき。給食費も政令市で無償化が進んでいる」として、党市議団の論戦を紹介。
「市は、これ以上の費用負担はできないと言うばかり。どうやったら軽減につながるのか、費用負担の多い多子世帯への減額などは急いで実施をするなど、無償化実現に向けて全力を尽くしたい」と訴えました。
市が削減を進める市営住宅については、「年金生活でも市営住宅に入れば生活保護を受けなくてもなんとか暮らしていけると、入居を希望する方も多い」として市営住宅の拡充を訴えました。
景気を良くする方策については、「中小の企業が99・9%を占める札幌では、市民に寄りそった公共事業を広げることで、地元の企業が潤い、雇用も増え、働く人も安心して働ける。ここにこそ力を注いで元気がでる札幌に全力を尽くしたい」と訴えました。
各演説場所では、プラスターやのぼり旗、横断幕が掲げられ、池田市議の3選を願って声援が送られました。
いのちとくらし守る議席 必ず三選を
豊平区日本共産党後援会と党豊平区委員会は2月5日、来る市議会議員選挙で池田ゆみ市議の三選を必ず勝ちとろうと、「春をよぶ池田ゆみ演説会」を開催しました。
演説会には紙智子参議院議員もかけつけ、オール与党の市議会の中で、冬季五輪より市民のいのちとくらしを守れと奮闘する池田市議を必ず勝たせてと訴えました。
池田市議は、秋元市政について、「市民の声を聞くふりをして聞かない、国言いなりで独自の施策がない」と批判。さらに、「五輪招致を起爆剤に都心部の大型開発を優先し、福祉やくらしは後回しにされている。
加えて最近の物価高騰は、低所得者ほど影響が大きく、いのちとくらしを守る支援が緊急に必要とされている」と語り、「福祉、くらし優先の市政に変えていく議席の大切さを感じている。何としても再び議会に押し上げてほしい。
そのために一回り、二回りまわりに広げてほしい」と訴えました。
演説会の終わりには、各地域の後援会から、池田ゆみの三選を願い、様々な願いや思いを書いたプラカード、横断幕を持って登壇、
池田市議を激励するとともに、私たちもがんばりましょうと参加者に呼びかけました。
演説会には、戦争させない市民の風北海道の山口たか代表、新社会党北海道本部執行委員長の渋谷澄夫氏から、激励と連帯のメッセージが寄せられました。
南平岸駅西 明るく、照明付く
昨年夏から南平岸駅前のマックスバリュが改築工事に入って、駅西の明かりが消え、周辺がすっかり暗くなっていました。
豊平区民の要求を実現する連絡会では、街灯を設置するよう求め、豊平区からは「照明の設置を検討したい」との回答がありましたが、昨年末にマックスバリュの囲い沿いに、施工業者によって照明が取り付けられました。
ここは、地下鉄の乗降客も多く利用し、雪が降って道路は滑りやすくなっており、明るくなって歩きやすくなったと喜ばれています。
「はたちのつどい」 新成人と対話
昨年から成人年齢が18才に引き下げられたことから、今年の成人式は「はたちのつどい」と名称が変わり、1月8日午後カナモトホール(札幌市民ホール)で開催されました。
共産党豊平区委員会と道民青同盟は、会場前で、成人を祝うとともに、「今の生活で気になることは何ですか」と問い、シールアンケートを行いました。
103の回答が寄せられ、ロシアのウクライナ侵略や学費が高いこと、給料が安いことに多くのシールが貼られました。
民青同盟は、フードバンクの取り組みや最低賃金の引き上げを求めて労働局に要請したこと、公立高校の校則を変えさせたことなどを報告し、民青同盟紹介のビラを配布し、加入を呼びかけました。
池田市議も、シール投票をよびかけるとともに、タモリさんが「新しい戦前になってきた」と語ったことを紹介、「日本を戦争に向かわせる憲法違反の政治を、若い皆さんといっしょに考え、
軍拡と増税には断固反対していきたい」と訴えました。
戦争準備でなく、くらしの支援を
市民の願いかなえる議席なんとしても
仕事始めの1月4日早朝、豊平区委員会と地域の党、後援会は月寒中央駅前で新年の宣伝を行いました。
池田ゆみ市議は、新年のあいさつをおこなうとともに、大軍拡を打ち出した岸田首相を批判。「日本を戦争に導くとともに、軍拡のための財源を国民に押しつけるもの。社会保障や福祉の切り捨てにもつながる」と指摘。
「戦争する国づくりにストップをかけよう」と訴えました。
さらに、4月の市議選では、市民の立場で物を言う日本共産党の10議席をなんとしても守り抜き、さらに2議席の上積みで12名の市議団を実現したい」と語り、「私も、市民の声を市政に反映し、市民の願い実現に全力を尽くし、議席を守り抜きたい」と訴えました。
軍拡・大増税許せない
冬季オリ・パラ招致よりくらし、福祉を
12月15日、池田市議は長引くコロナ感染でしばらくできなかった街頭宣伝で区内を回り、 11カ所で、軍備拡大と軍事費倍増に突き進む岸田政権を批判するとともに、「冬季オリ・パラ招致を中止し、都心部の大型開発よりくらし、福祉の充実を」と訴えました。
池田市議は「岸田首相は敵基地攻撃能力というが、そうなれば日本も攻撃され、戦争に巻き込まれます。そのために5年間で43兆円もの軍事費をつぎ込むとしているが、軍事のための大増税となり、福祉やくらしが切り捨てられることになります」と指摘。
「戦争を起こさせないためには外交しかありません。しかし岸田内閣には外交が全くありません。日本共産党は党をつくって100年、一貫して反戦平和を貫いてきました。『軍備拡大、大増税許せない』この声を広め岸田政権の軍拡にストップをかけましょう。そのために私も全力を尽くします」と訴えました。
池田市議は「第4回定例市議会には、市民グループから、冬季オリ・パラ招致について来年春の統一地方選挙の時に、住民投票を行うことを求める請願が出されましたが、たった1回の審議で自民、公明、民主の反対により否決されてしまいました」と語り、
「市長の提案に異議を唱えないオール与党体制の市政を、市民の声を聞く市政に選挙で変えていかなければなりません」と訴えました。
さらに、「開催経費は昨年から170億円も増え、東京五輪と同じで倍増するのではないかとの懸念が広がり、東京五輪の汚職、談合の解明もされないまま、冬季オリ・パラを招致することなどできないとの声が広がっている。
スポーツを通して世界平和に貢献するオリンピックはすばらしいが、今、商業主義に汚染されてしまっている。これで良いのかが問われている」と語り、
「来年の統一地方選では、冬季オリ・パラ招致とそれを起爆剤とした都心部の再開発に税金を投入する市政を続けるのか、市民のくらし福祉を守る市政、子育てを応援する市政に変えるのかが問われます」と訴えました。
こころ一つに池田ゆみ3選 市政報告集会開催
統一地方選まで4ヶ月となった11月26日、豊平区日本共産党後援会と党豊平区委員会は、池田ゆみの市政報告集会を開催しました。
集会では、3選をめざす池田ゆみ市議から、市政についての報告と決意が述べられ、参加者からは区民のくらしと福祉を守り、区民に寄りそう池田市議の議席をなくすわけにはいかないと、訴えがなされました。
党豊平清田南地区委員会の橋田委員長があいさつ、札幌市議選をめぐる状況について、「市議会に現在議席を持っていない維新の会、国民民主党、オリ・パラ招致に反対する市民グループなども候補を擁立する動きを見せている。 4年前の選挙では池田市議は1万票を超える票を得たが、7月の参院選での豊平の共産党票はそれから35%も減って7849票、この得票であれば落選する」と指摘。「自民党と旧統一協会との癒着が次々と明らかになってきている。 豊平区の自民党市議も関わりが明らかになっている。統一協会と癒着し、政党助成金をもらい、市民の暮らしと福祉を切り捨てる政治を許すわけにはいかない」と、池田市議の3選を訴えました。
畠山和也元衆議院議員は、「4年前の平岸のガス爆発事故の時、池田市議といっしょに避難所に駆けつけたが、その時の困った人に寄りそう姿に感動した」と語り、「池田ゆみさんの議席は宝の議席、なくすわけにはいかない」と強調しました。
女性後援会からは、「子ども医療費・給食費の無料化に力を借りたい。全力で応援したい」との決意表明があり、
くりのみ後援会からは、生活相談で池田市議にお世話になっていることと、弱い立場の人に寄りそい、話を良く聞いてくれる池田市議の姿が語られ、「絶対になくせない議席」との訴えがありました。
西岡の後援会からは、生活相談でたよりにされているとともに、「市民の実態をよく知っているからいろんな提案ができる。池田市議の議席があることで安心できる。議席のなかった12年間にもどるわけにはいかない」との訴えがありました。
新型コロナ、除排雪など59項目に渡って、区交渉(懇談)
豊平区民の要求を実現する連絡会による豊平区交渉(懇談)が11月25日行われました。
今年も感染対策をとり、参加人数を絞って開催されました。
新型コロナの感染が第8波に入り、感染が他人事でなくなってきたことから、感染した場合や感染が疑われる場合の対応をはじめ、
昨年の大雪を踏まえての除排雪問題、子どもの医療費、給食費の無料化、補聴器の助成などについて、実情を訴えるとともに、その実現を求めました。
その他、年金、健康保険、市営住宅、敬老パス、原発・核のごみ、旧統一協会、省エネ温暖化対策、受動喫煙対策、公園や公民館の整備など59項目に渡って要望しました。
☆豊平区交渉の要望と回答の全文はこちら(pfdファイル)です。
市政報告・懇談会開催 3期目の決意も
第3回定例市議会が終わって11月3日、池田市議は東月寒地区センターにおける後援会主催の市政報告・懇談会で市政報告を行うとともに、来年4月の市議選への決意を述べました。
オリ・パラ招致について、池田市議は「秋元市長は、オリ・パラ招致を起爆剤として都心部の大型開発を行っているが、その分福祉やくらしの予算が削られていく」と指摘。
秋元市長は「都心部の再開発は将来を見据えた投資で、多くの市民のくらしの充実につながるもの」と答弁しているが、国のトリクルダウンの考えと同じ。財界は儲かっても、恩恵は市民までしたたり落ちてこないと語りました。
参加者からは、「オリンピックをやっても市民にはなんの恩恵もない。招致しようとするのは利権が絡んでいるからでないか。札幌の冬季オリ・パラはクリーンにやると言っても何の保障もない。
開催経費はスポンサー料で賄うというが、東京五輪ではここに賄賂が飛び交って、チェックができなかった」などの意見が出されました。
昨年の大雪について、参加者から様々な意見が出され、池田市議は、「除雪の経験が豊富な技術者が少なくなって来ている。
以前は2人乗車であったのが、1人乗車になって、見通しのきかない夜間にはなるべく入らないようになってきている。市も除雪は民間業者に丸投げで、さらに下請けに出され監督も十分でない」と指摘。
「民間業者も、夏期に仕事がないとやっていけない。年間を通して除雪業者を育てる視点が必要。パートナーシップ排雪では、町内会の財政力で市民が受けられるサービスに格差が生ずる。排雪は市の責任で行うべき」と語りました。
報告・懇談会の終わりには、後援会から、
「来年4月初めの市議選、豊平区のは定数7。池田市議が3選目に挑戦するが、維新の擁立も予想され、現職といえども安泰な状況でない。自民党の有力候補も昨年から戸別に声をかけて市政だよりを配布している。
豊平区の日本共産党の最近の国政選挙における得票数は8000〜7000票で、これでは池田市議の当選はできない。今から、友人知人に支持を広げ、安定して当選できる14000票を」との訴えがありました。
池田市議も皆さんの願い実現のために頑張りたいと決意を述べました。
市議団10名そろって宣伝
東京五輪をめぐる贈収賄事件が広がり、五輪に対する疑惑が深まっているにもかかわらず、秋元市長は2030年冬季オリンピック・パラリンピックの招致を見直す考えはありません。
日本共産党市議団は10月15日、市内中心街で、10名の市議全員がそろって、冬季オリ・パラ招致を取りやめよと宣伝、
「五輪へ巨額の税金を使うよりくらしと福祉に」「五輪に金は使っても、子どもの医療費無料化は小学生まで。子どもを育てやすい札幌に」「開催経費はスポンサーから集めると言っているが、集まらなかったら、税金から出す懸念がある」などと訴えました。
冬季オリ・パラ招致は取りやめを
安倍元首相の「国葬」をひかえた9月24日午後、日本共産党豊平区委員会は、札幌ドームでの日ハム戦観戦に向かう観客でにぎわう福住駅前で、 「国葬」反対、統一教会との疑惑解明、冬季オリンピック・パラリンピック招致は取りやめに、と街頭宣伝を行いました。
池田ゆみ市議は、東京五輪をめぐる汚職が広がっていることを指摘し、「スポンサー契約に群がる商業主義のオリンピックには、だれも賛同できない。
これで平和のため、スポーツ振興の祭典と言えるか。汚職解明なしに冬季オリ・パラ招致は許せない」と訴えました。
さらに、「秋元市長は冬季オリ・パラ招致を起爆剤に、都心アクセス道路の建設など都心部の再開発に予算をつぎ込み、市民の暮らしや福祉は後回しにされている。
札幌市の人口197万人のうち100万人が低所得者。1人当たりの所得は20政令市の中で最下位。高齢者が多いのに地域包括支援センターは少なく、市営住宅は建て替えのたびに戸数が減らされている」と指摘。
「オリ・パラ招致よりくらしを守れと声をあげていこう」と訴えました。
広島原爆の日 核兵器廃絶訴え
広島原爆の日の8月6日、日本共産党豊平区委員会は福住駅前で核兵器廃絶と憲法擁護を訴えました。 宣伝には地域の党や後援会などから29名が参加しました。
池田ゆみ市議は、札幌ドームで開催されていた「大ほっかいどう祭」に行き交う人々に、ロシアがウクライナを侵略し、
核兵器使用も辞さないと威嚇していることを厳しく糾弾、直ちに撤退を求めると共に、
自民党や維新の会の核共有論を批判、核兵器は廃絶しかないと訴えました。
広島、長崎の両市長は今年の平和記念式典で、日本政府が核兵器禁止条約の締約国となることを求めましたが、岸田首相は核兵器禁止条約に一言も触れませんでした。
池田市議はこのことを批判し、唯一の被爆国であり、数十万人もの市民を犠牲にした我が国は、核兵器禁止条約を批准し、核兵器をなくすため行動すべきと訴えました。
また、参議院選挙では改憲勢力が2/3を超えましたが、「日本を再び戦争する国にするわけにはいかない。改憲発議をさせないよう声をあげていこう」と訴えました。
札幌ドーム周辺 冬季オリ・パラ活用は拙速
秋元市長は2030冬季オリンピック・パラリンピックの招致に向け、関係団体と連携して働きかけを強めています。
しかし、冬季オリ・パラ招致については、市の行ったアンケートでも、賛成がかろうじて過半数を超える程度で、市民の賛成を得たとは言い難い状態です。
加えて、新型コロナの第7派が到来し医療機関の逼迫が懸念され、東京オリンピック元理事の受託収賄容疑が明らかになるなど、
冬季オリ・パラ招致の前にやるべきことが山積みです。
札幌市は冬季オリ・パラが開催された場合、札幌ドーム周辺の活用を想定し、大会概要案では、新月寒体育館をドームが立地する豊平区羊ヶ丘に建設する予定としています。
札幌ドーム周辺は風致地区、景観計画区域となっており、緑や景観の保全が求められる地域で、景観の改変や新たな建物の建築は避けるべきです。
月寒体育館は月寒中央駅に近く、市民が気軽に利用できる施設で、わざわざ移転する必要はありません。なにより、市民の同意も得ていない冬季オリ・パラに向け活用を図るとは拙速と言わざるをえません。
札幌ドーム周辺は「スポーツ文化や集客交流産業の振興にかかわる拠点」(高次機能交流拠点)と位置付けられていることも、月寒体育館移転の根拠になっているようですが、
来年日本ハムファイターズが北広島に移動することで、札幌ドームの集客力は大きく減ることになり、高次機能交流拠点としての位置付けも見直しが求められます。
日ハム後の札幌ドームは
ファイターズの移転は札幌ドーム収益の大幅な減少をもたらします。札幌市は、すでに10億円をかけて場内を仕切り、2万人規模のコンサートに対応できる改修を計画しています。
またサッカーコンサドーレの全試合を札幌ドームで行うなど、イベントの確保で収益をあげるとしています。しかし、コンサドーレの試合は20試合にすぎず、コンサートなども大幅に増える見通しはありません(表は年間のイベント数)。
加えて札幌市は今後、中央区にMICEを、札幌ドームにも近い月寒の旧道立産業共進会場跡に、アクセスサッポロの後継施設を建設する計画があり、イベントの誘致を巡って、札幌ドームとの競合が厳しくなります。
見込みでは展示会やアマチュアスポーツが増えることになっていますが、見込み通りになるかわかりません。
テロ、暴力を断じて許さない
選挙戦最終日となった9日、紙智子参議院議員と池田ゆみ市議は豊平区内を訴えて回りました。
安倍元首相が銃で撃たれ亡くなった事について、民主主義への挑戦であり、怒りをおぼえると語り、「侵略戦争に命がけで反対し、
暴力やテロ、言論弾圧に一貫してたたかってきた政党として、こうした行為を断じて許さず、テロや暴力のない社会をめざしがんばっていく」と訴えました。
自民、公明、維新が憲法9条を変えようとしていることについて、アフガニスタンへの支援に当たった中村哲氏のことば「日本は憲法9条があるから、信頼関係を深めることができ、
海外での支援も守られた。政府は9条を変えないことを宣言すべき」を引用し、「今政府がすべきは軍備増強ではなく、9条を生かした平和の国づくり。
そのためにも日本共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
物価の高騰については「異次元の金融緩和」政策の失敗と批判。消費税の減税、年金削減の中止、最低賃金の時給1500円への引き上げなどを訴え、
「財源については、大企業の内部留保への課税で。企業団体から献金を受け取っていない日本共産党だから思い切った提案ができる」と語り、
「日本共産党が伸びることが安心できる社会をつくることにつながる。明日の投票日には、選挙区は、はたやま和也、比例区は日本共産党とお書きください」と訴えました。
物価高騰対策には消費税の減税を
参院選も終盤となった7月6日、池田ゆみ市議は豊平区内を政党カーで訴えました。
美園の公務員宿舎前では、公園で遊んでいた子どもたちが選挙カーの前に集まり、お母さんたちと一緒に演説を聞いてくれました。
池田市議は、「岸田内閣の『敵基地攻撃能力』とはアメリカと一緒に戦争に突き進むこと。軍事費の倍化は財源を明らかにしていないが、
国民の負担が増えることは明らか。軍事ではなく平和の枠組みを広げていくことが大切。子どもたちに戦争のない世界をつくっていこう」と訴えました。
物価高騰対策には消費税の減税をと訴えました。「岸田首相は消費税減税をすれば社会保障の財源がなくなると言っているが、消費税を導入して34年、
この間の消費税の総額は476兆円。これに対し法人税等の減税総額は613兆円。消費税は法人税等の穴埋めに消えた」と批判。
「減税の恩恵を受けた大企業の応分の負担で消費税を減税し、年金のカットをやめさせ、最低賃金を時給1500円に。庶民の懐をあたため消費の拡大で経済の活性化を」と訴えました。
さらに、「社会保障や教育の予算も増やし、給食費の無料化、学費の半減を。子どもたちの『学びたい』がかなう社会をともにつくっていきましょう」と訴えました。
最後に、「平和の願いは日本共産党に。企業や団体からの献金を受け取らず、庶民の願いを国政にまっすぐ届ける日本共産党を伸ばしてください。
選挙区は、はたやま和也、比例区は日本共産党と書いて」と訴えました。
軍事一辺倒を止める力に
選挙戦も後半となった7月2日、はたやま候補は、札幌ドーム前で訴えました。
ウクライナ危機に、自民、公明、維新は武力による対抗のみで、外交努力がすっぽり抜け落ちていると批判。100年反戦平和を貫き、
ぶれない日本共産党が伸びてこそ、軍事一辺倒を止める力になると訴えました。
はたやま候補は、札幌の問題にも触れ、東京オリンピックでどれだけ経費が膨らんだかも明らかにされないで、冬季オリンピックを招致し、
事業費が1200億円を超える都心アクセス道路や都心部の大型開発を進める政治を批判。
「大型開発よりくらしに税金を。日本共産党の議席は庶民の味方の議席、日本共産党を伸ばして」と訴えました。
昼食時には、UHBのインタビューを受け、ウクライナ危機に対する考えや物価高、若者に対する政策などを聞かれ、
外交努力の必要性、消費税減税、授業料の半減、最低賃金の引き上げなどを訴えました。
池田ゆみ市議は、司会を務め、「市民の十分な賛成も得ていないのに、2030年の冬季オリンピックをゴールに、 大型開発が進められている。月寒体育館を札幌ドーム周辺に持ってくる計画もされている。 市議団にはこの冬の雪対策も不十分、福祉灯油も実施せず、市としてもっと他にやることたくさんあるとの声が寄せられている。 市民の声をないがしろにする市政を変えていくためにも、国政を変えよう」と訴えました。
参院選:紙参議院議員区内で訴え
6月24日は紙智子参議院議員が豊平区内に入り、雨の中7か所で日本共産党とはたやま和也への投票を訴えました。
紙議員は、「私の父は二十で戦争に行き、台湾で特攻機の整備に当たった。水杯を交わして飛び立った若者は誰ひとり帰って来なかった。
その当時を振り返って父は、あの若者たちを死なせることがなかったらと悔やんでいました。
憲法9条には、二度と戦争はしないという日本人の共通の思いが盛り込まれている。しかし岸田首相は『敵基地攻撃能力』が必要と言い、
憲法9条を変え自衛隊がアメリカ軍とともに海外で戦争できるようにしようとしている。自衛隊員を殺し殺される場面に出すのは許されない。
憲法9条は将来に渡って貫くべき。
日本共産党は党をつくって100年、命がけで反戦を貫いてきた。ぶれない100年の歴史を信頼して、共産党を伸ばして欲しい」と訴えました。
参院選:はたやま候補訴え
参院選公示となった6月22日、月寒中央駅前で、北海道選挙区のはたやま和也候補が、池田ゆみ市議とともに訴えました。
会場には演説前から50人を超える聴衆が集まり、はたやま候補の訴えを聞くとともに、はたやま候補に声援を送りました。
はたやま氏は、「ウクライナ危機のもと、不安をあおり自民党が増やそうとしているのは防衛力でなく攻撃力。
専守防衛の枠をはずし、全面戦争をしようとするもの。自衛隊員を戦場に送らなくてもいいよう、政治家が今やるべきことは外交で前に出て行くこと。
そのためには憲法9条の立場に立つことが必要。平和とくらしを守る日本共産党とはたやま和也を広げに広げて欲しい」と訴えました。
公園のドイツトウヒ整枝される
西岡1条3丁目木の実公園北側のドイツトウヒが大きくなり、電線より高く伸び電線に引っかかった状態になっていました。
昨年の豊平区交渉で、強風などで木が電線に倒れ停電の誘因になること、またカラスの巣ともなっているので、「電線より低く切り縮め枝を払っていただきたい」と要請しました。
次年度に対応したいとの回答でしたが、このほど、ドイツトウヒの上部が整枝され、電線が見えるようになりました。枝が払われたことで、日が通るようになり冬の道路凍結も少しは緩和されるものと思われます。
核兵器禁止、平和憲法守ろうと訴え
今年の国民平和大行進は5月8日に礼文島を出発し、21日札幌入りしました。
今年も新型コロナのため、通し行進はなく、札幌での行進も大通で短縮して行われました。
豊平区でも行進を中止し、福住駅前と平岸北洋銀行前で、豊平区平和行動実行委員会主催によるスタンディング宣伝を行い、60名を超える参加者が、
平和と核兵器の禁止を訴えました。
福住駅前では、札幌ドームでの日ハム戦観戦に向かう皆さんに、「ロシアはウクライナ侵略をやめろ、核兵器の使用は断じて許されない」と訴えました。
さらに、「ウクライナ危機に乗じて”日本も核共有を”などという論議は被爆国の政治家が言うべき事ではない。核兵器には核兵器で対抗では、核兵器の威力を競い合うことになり世界の破滅に。
核兵器を使わせないためには核廃絶しかありません」と訴え、日本政府はただちに核兵器禁止条約を批准し、核廃絶の先頭に立つよう求めました。
また、ウクライナ危機や新型コロナを理由に改憲勢力が、「緊急事態条項が必要だ、日本を戦争できる国に、敵基地攻撃能力を」と、改憲を叫んでいることを批判。
日本が再び海外で戦争をしない歯止めとなっている9条2項の「戦力の不保持」を骨抜きにするな、平和憲法を守りましょうと呼びかけました。
市政報告・懇談会開催
新型コロナのためここ2年ほどの間、市政報告会がほとんど開けませんでしたが、5月14日池田市議の地元である東月寒地区センターで、久しぶりの市政報告・懇談会を開催しました。 除排雪や新型コロナ、若者の貧困対策など活発な意見が交わされました。
新年度予算について、池田市議は「議案提案権を生かし、都心アクセス道路や新幹線延伸関連経費など192億円を削って、医療・介護や子育て支援等に164億円をまわすよう組み替え動議を提出。 私も予算特別委員会で、普段市長が座る席で提案説明。自民、公明、民主はいずれも市長提案に全面賛成で、動議は否決となりましたが、市民ネットからは賛同できる点もあるとされました。 市政をチェックするのが議員の役割。お互いに論議をすることで、予算についても共闘に発展できればと考えている」と語りました。
新型コロナについては、市民自らが連絡する方式で、無症状の人の検査は自己負担では、無症状の人から感染が広がるとの指摘がされました。
池田市議は、「コロナ対策も自己責任にされてきている。保健所が感染者を追跡し、PCR検査を行う以前の体制が必要」と強調しました。
この冬の除排雪については、パートナーシップ排雪が行われなかったとか、大雪になるまで一回も除雪に入ってくれなかった、車が雪に埋まって苦労したなどの話が出され、来年の冬が心配との声が上がりました。
池田市議は、「除排雪は民間委託で、さらに下請けにも出されているが、こうした実態に市職員がほとんどタッチしていない。市の職員がもっとかかわって改善する必要もあると考える」と語りました。
冬季オリンピック・パラリンピック招致については、「市議団として取りやめることを求める声明を3月に出した。市は招致についての意向調査を行ったが、賛否は拮抗。 当初市長は意向調査の結果を「尊重する」としていたが、「参考にする」と態度を変え、どんどん進めるつもり。市議会では共産党と市民ネットは反対だが市民の意向が大切。 賛否についてどこの都市でも住民投票をやっており、札幌でも住民投票を実施する条例案を議会に提案して行く予定」と語りました。
新幹線の札幌延伸については、「赤字は確実なのになぜこだわるのか。新幹線延伸により在来線が廃止され物流にも影響が出る。
食糧基地の北海道から農産物を運ぶのに鉄道は不可欠」との指摘がありました。
池田市議は、新幹線延伸の問題は引き続き議会で追及していくとしました。
若者、働く人の問題として、非正規労働者、アルバイト学生の生活が大変との指摘がなされ、安心して生活できることが結婚でき、子どもも産め、少子化対策になると強調されました。
池田市議は、「結婚できない、子どもも産めないという実態は市も把握しているが対策はない。
企業がもうかればトリクルダウンで労働者も潤うという考え。非課税ぎりぎりの世帯が一番苦しい。こうした世帯の支援を市独自にするよう働きかけていきたい」としました。
3年ぶりのメーデー
5月1日、今年のメーデー北海道集会は3年ぶりに札幌駅前で、参加者を限定して対面で開催されるとともにネットで配信されました。
三上友衛実行委員長は「だめな政府が力を持っている時だからこそ声を上げることが必要。7月の参院選で労働者・国民本位の政治に転換を」と呼びかけました。
日本共産党札幌市議団も全員で参加。日本共産党を代表して紙智子参議院議員が「ウクライナ危機に乗じた改憲は許されない。自己責任の冷たい政治でなく、やさしく強い経済に。
8時間働けば普通に暮らせる社会に、自給1500円を中小企業への支援とセットで実現させよう」と連帯のあいさつをしました。
市政アンケート結果(豊平)
日本共産党札幌市議団では昨年秋、アンケート付きの市政だよりを各戸に配布し、市政について市民の皆さんの意見を伺いました。
回答は全市から1600通余り寄せられ、そのうち豊平区からは167通が寄せられました。豊平区からの回答を以下にお知らせします。
良くなったとする回答はわずか4%、変わらないが36.9%、悪くなった・やや悪くなったが59%と多くを占めました。
冬季オリ・パラ招致の見直しが第1位、続いて医療・介護の充実、国保料の軽減、コロナ対策と続きました。
個別の意見も述べ196件と多く寄せられ、コロナ禍での苦しい生活実態が訴えられました。一例を以下に載せます。寄せられた意見、要望を市政に活かしていきます。
○フリーランスにも消費税の納税義務が発生したら今の収入では立ちゆかなくなるのではと大変心配している。
○長年コールセンターで働いています。時給1000〜1100円でボーナスも退職制度もないため不安です。せめてボーナスが欲しいです。
○1ヵ月10万円弱から介護保険などが引かれ、このままでは年金だけで暮らしてゆくのは大変です。
○発熱時はやはり不安になる。#7119で紹介された病院も予約いっぱいで行けなかったりした。
○中小企業、零細業者は今回のコロナ禍で資金繰りで大変困っています。コロナで困っている人のことを本当にわかっていません。
○給料が減ったのにガソリンや灯油等の値上がりは正直キツイです。
月寒市住跡地の活用 高齢者施設を
今年取り壊し予定のF団地9,10号棟
池田ゆみ市政事務所では昨年秋に、月寒地域を対象に約1万枚のアンケートを配布し、月寒の市営住宅F団地9、10号棟跡地の活用について、意見を伺いました。
アンケートは日本共産党市議団が行った市政アンケートと合わせて行い、47件の回答が寄せられました。
回答では、「老人介護施設の建設」が最も多く、次いで「災害対応の公園」でした。
月寒の市営住宅F団地は建て替えが終わり、10棟が6棟に集約されました。その結果月寒東1条5丁目の9、10号棟が建っていた土地20a(約600坪)余りが余剰地となります。
9、10号棟は本年取り壊しの予定で、跡地の活用については今のところ未定です。
市としては、各部局に活用についての問い合わせを行い、活用の予定がなければ、売却もしくは貸し付けを検討するとしています。将来の不確定な予定のために市有地を保有しておくことはしないとの方針です。
池田事務所では2016年にも豊平区全域で約3万枚のアンケートを配布し、同様のアンケートを行っています。141件の回答があり、同じように公園としての利用、高齢者向け施設の建設に多くの回答がありました。
両年のアンケートに寄せられた回答、意見に沿って、跡地の活用を求めていきたいと思います。
(グラフは回答者数に対する%です。アンケートは複数回答可としていますので、総数は100を超えます。)
あやめの小、旭小検討に、学校統廃合
あやめの小
札幌市は昨年4月「学校施設・地域コミュニティ施設の再構築に係る取り組み方針」を定め、これに沿って、小中学校の統廃合と地域コミュニティ施設の複合化を押し進めようとしています。
小中学校の統廃合は12学級未満となることが見込まれる小学校、6学級未満となることが見込まれる中学校を対象に2021年度から順次地域説明会を行っていくとしています。12学級、6学級未満では1学年1クラスしかないので、クラス替えができないというのが統廃合の理由です。
地域説明会は、第1段階として連合町内会役員、PTA役員に市としてのイメージを説明、協議開始の合意を得た地域から、第2段階として、「学校規模適正化検討委員会」(保護者、地域の方々、学校関係者等で構成)、を設置し、具体的な協議に入るとしています。
豊平区では月寒東のあやめの小が2026年になっても6学級(35人学級で試算)に留まるとして、あやめの小を閉校にし、月寒小、月寒東小に編入するとしています。
旭小については現状10学級ですが、2026年には6学級となると見込まれ、老朽化が進んでいる豊平小を改築して統合することを検討するとしています。
統合後の跡地についてはいずれも、公的利用が見込めない場合は売却するとしています。
学校は避難所としての役割を持つと共に、子育てを通して地域の将来にもかかわります。保護者や地域住民の合意なくして学校の統廃合を押し進めることは許されません。
自己責任の政治からの転換を
2022年の仕事始めとなった4日は厳しい寒さとなりましたが、池田市議は月寒中央駅前で地域の党、後援会の方々と、新年のあいさつを行うとともに、以下の様に訴えました。
2年あまり続いたコロナ禍のもとで、働き方の問題やケア労働の大切さが浮き彫りになりました。非正規の労働者が4割にも達し、コロナ禍で非正規の労働者にしわ寄せがきています。この冬を暮らしていけるかと多くの方が不安にかられています。
保育士や介護職員の方々の給与の低いことも問題です。しかし国の基準を見直さないと変えられません。自民、公明の政府では見直しができません。貧しいのは自己責任とする新自由主義のもとでは、働き方は変わりません。学ぶ事さえもままなりません。
命も、雇用も学ぶことも政治の責任で保障すべきです。
誰でも安心して暮らせる政治に、力を合わせて変えていこうではありませんか。
昨年の衆議院選挙は、野党共闘の敗北との論調もありますが、決してそうではありません。野党統一候補が、自民、公明を追いつめました。 今年の参議院選挙でも、日本共産党は市民と野党の統一で政治を変えていく立場で全力を尽くします。ぶれずに共闘を進める共産党を伸ばして、政治の転換を図ろうではありませんか。
成人式、ジェンダー平等、気候危機訴え
昨年は新型コロナで中止となった成人式。今年は9日に感染対策を取って開催されました。
「新成人おめでとうございます」の横断幕を掲げ、成人を祝うとともに、リーフレットを配布してジェンダー平等、気候危機対策を訴えました。
民青のメンバーも参加して、「今の生活で気になることは?」のシールアンケートでは、「就職が不安、将来が不安」と「新型コロナ」が圧倒的に多く、
コロナ禍のもとで、就職をはじめ将来への不安が増していることが示されました。
今年は「日の丸の配布」はありませんでしたが、「神風青年会札幌総本部」の大型街宣車が「今年は紀元2681年、万世一系の天皇国家に生まれて成人なったから、これからは国家のためにつくせ」
と時代錯誤の宣伝を流して何回も回ってきました。
松橋ちはる国政相談室長と訴える
12月23日午後池田市議は、参議院北海道選挙区からの立候補を決意した松橋ちはる党北海道国政相談室長とともに、
区内4か所で訴えました。
池田市議は、国が特別交付税で支援をするとしているにもかかわらず福祉灯油を拒み続ける市政を批判。「12月21日には福祉灯油の実施を求める市民が市役所を取り囲みました。
こんなことは今までなかったこと。市議会にも陳情が出され、各会派も必要性は認めているものの継続審議に」と語り、実施できるよう全力を尽したいと訴えました。
松橋氏は、「九条をはじめ、憲法の全ての条項を守るとする綱領を持っている日本共産党、困った人の立場に立って政治を変えようとする日本共産党に感動して共産党の活動に入りました」と語り、
「きたるべき参議院選挙では市民と野党の共闘を進め、政権交代を。命と尊厳が大切にされる政治の実現に頑張りたい。
一致団結して、9条改憲をねらう自民、公明、維新に改憲を断念させようではありませんか。私も全力を尽くします」と訴えました。
区民要求50項目に渡って、区交渉(懇談)
豊平区民の要求を実現する連絡会による豊平区交渉(懇談)が11月26日行われました。
昨年は新型コロナの感染が広がり、面談での交渉はできませんでしたが、今年は感染対策をとり、参加人数を絞って開催されました。
新型コロナ対策をはじめ、福祉灯油の実施や月寒市営住宅跡地の活用、
公園整備、カラス・キツネ対策など、現場の実情を訴えると共に、その実現を求めました。
☆豊平区交渉の要望と回答の全文はこちら(pfdファイル)です。
公園ベンチ補修される 西岡 月寒東
昨年の豊平区交渉にも出されていた西岡1条3丁目、木の実公園のベンチが補修されました。
昨年から公園内のいくつかのベンチが壊れ「キケン注意」のテープが巻かれていました。昨年に引き続き、豊平区民の要求を実現する連絡会で、早急に補修するよう求めていましたが、補修されました。
写真のベンチだけでなく、背もたれのあるベンチも補修されました。
月寒東2条16丁目、すずらん公園の「キケン注意」のテープが巻かれていたベンチも同様に補修されました。
破損ガードレール補修される
月寒東5条19丁目のガードレールが補修されました。場所は清田区との間を流れる吉田川が暗渠となる所。
暗渠の上の部分に車輌が侵入しないようガードレールで囲われていますが、一部が破損し、道路側に出ていました。
歩行者が怪我をする恐れがあるので、補修して欲しいとの要望が出され、豊平区交渉の要望として提出しておりましたが、交渉前に補修されました。
新型コロナ感染拡大の中、オリンピック強行
札幌におけるオリンピック前後の新規感染者数
札幌市は875万円をかけ大通公園に五輪マークを掲げ、オリンピックムードを煽りました。
東京2020オリンピックは、感染者が急増する緊急事態宣言のもとで強行されました。
札幌でもサッカーの試合が始まった7月21日以降、毎日の新規感染者が100人、200人と急増しました。いずれの競技も無観客とされましたが、屋外でのマラソン、競歩では沿道に観客が集まりました。
オリンピック後にも感染者は増加し、8月下旬にピークを迎えました。
オリンピックと感染拡大の因果関係は明確ではありませんが、医療崩壊を招きかねない事態にあったことは確かです。
市民の命よりオリンピックを優先した政府、札幌市の対応が問われます。
札幌市は2030冬季オリンピック・パラリンピックを誘致しようとしていますが、今回のような状態でも強行するのであれば、とうてい受け入れられません。
西岡坂道交差点改良される
水源地通りの西岡郵便局から南東へ入っていく道路、西岡4条10丁目と11丁目の間の交差点は、月寒川の方から水源地通り方向に上がってくる道路が急坂で、
上がってくる車が対向車から見えにくい交差点でしたが、「止まれ」の標識は坂道側にはなく、安全対策が求められていました。
坂道であるため、冬期間の道路凍結を考慮して坂道側は「止まれ」となっていなかったようですが、「豊平区民の要求を実現する連絡会」でも、安全対策を豊平警察署に求めていました。
このほど交差点が改良され、坂道側に「止まれ」の標識が設置されました。これにより、水源地通り方面から来る車の安全性は高まりましたが、
冬期間、坂道で一旦停止する場合の再発進は、ロードヒーティングがあるものの大丈夫か、注視していく必要があります。
望月寒川放水路トンネル稼働
雨の少ない北海道でも、近年頻繁に水害が発生しています。2014年9月には望月寒川が美園地区で氾濫し、被害が出ました。
望月寒川の洪水対策については、生駒市議の時代から対策を求めてきましたが、洪水時に望月寒川の水を豊平川に流す放水路トンネルが完成し、運用が始まりました。
西岡中央公園脇のトンネル入り口に設けられていた鋼矢板は取り払われ、水量が増すと越流してトンネルに流れ込むようになっています。
工事が遅れていましたが、台風シーズンを迎え、池田市議が道に問い合わせたところ、「鋼矢板をはずして、増水した場合放水トンネルに水が流れ込むようにしたい」との回答があり、
実質的な運用が始まりました。
放水トンネルの出口はミュンヘン大橋近くの精進川放水路脇です。(2016年の工事中の様子はこちらに)
地下水位を下げる工事始まる 月寒東3-19
3年前の胆振東部地震では、月寒東3・4条19丁目で地盤の被害が出ました。市で調査を行った結果、吉田川に近いところで地下水位が高く、液状化により被害が出たものと結論づけました。
(調査結果についてはこちら)
市では、道路や公園などの公共施設と宅地を含めたエリア全体の地盤安定のため地下水位を下げる工事を行うこととし、
現在、開削工法と推進工法により、当該地域の道路下に集水管を埋める工事が行われています。
工事は来年2月までとなっています。
左:開削工法、右:推進工法による掘削土砂の搬出
平岸自衛隊病院跡地 大規模小売店舗年内開店へ
平岸自衛隊病院跡地は 長谷工不動産(東京)と積水化学工業(大阪)が共同で落札しましたが、 その後、当初の計画からいくつかの変更がなされるとともに、家電量販店とスーパー(クロスモール平岸)については、5月着工、年内営業開始をめざし工事が始まることになりました。
店舗新設に係わる説明会は新型コロナ感染防止のため中止とされました。
大規模小売店舗立地法に基づき、意見のある者は7月16日までに札幌市に対して意見を述べることができるとしています。
家電量販店は(株)デンコードー(ケーズデンキ)、スーパーは(株)ダイイチが入る計画で、午前7時〜午後9時50分までの営業、駐車場は224台が計画されています。
大規模小売店舗以外についての説明会も、「開催を検討してきたが、コロナ禍のために断念せざるをえない」としています。
今後工事が始まるにつれ、工事の問題も生じてくると思われます。よりよいまちづくりのため、ご意見を池田ゆみ事務所までお寄せください。
病院についてはまだ未定ということですが、当初の4階から7階に、マンションは当初の8階から10階に変更されました。これに伴い戸建ての住宅は当初の31区画から48区画に増えました。
雪堆積場、災害時の避難所としても使えるオープンスペースについては、今後協議予定としています。
全体の竣工時期は2024年9月となっています。
ラウネナイ川の柵改修される
札幌ドームにほど近い月寒東1条17丁目のラウネナイ川の柵が改修されました。
以前の豊平区交渉でウラウチナイ川とラウネナイ川の合流点付近の柵が壊れているので改修するよう求めましたが、
河川を管理する道札幌建設管理部で改修について予算要求を行っているとの回答がなされていました。
補正予算で、真冬の工事となりましたが、錆びて傾いた柵が取り払われ、新しい柵が設置されました。
草ぼうぼうだった河畔の通路も砂利が敷かれ、散歩もできるようになりました。
北野通と向ヶ丘通の交差点(月寒東)に右折信号付く
「今年度中に設置」との回答のあった、北野通と向ヶ丘通の交差点(月寒東3条16丁目)の右折信号が
3月初めに設置されました。これで、福住方面から北野方面への右折がスムーズにできます。
また、ブランチ札幌月寒、日本医療大学の開設で北野通からの右折車輌が増えた北野通と白石藻岩通の交差点(北野通側)にも右折信号が設置されました。
北野通と向ヶ丘通の交差点に右折信号設置へ
池田ゆみ市政事務所では、2020年度の対道交渉に向けて、交通安全関係の要望を提出していました。
札幌市内の交通安全に関わる要望については、共産党札幌市議団として13項目の要望にとりまとめ、11月18日付けで、北海道公安委員会に要請を行いました。
これに対する回答が1月7日にあり、向ヶ丘通の右折信号(月寒東3条16丁目)について今年度中に設置予定との回答がありました。
同信号は北野通と向ヶ丘通の交差点で、朝夕には白石側から国道36号線に向かう車が多く、福住側から北野方面に向かう車が右折できず渋滞していました。
なお、西岡3条8丁目の福住・桑園通と水源地通交差点の右折信号設置、北野通月寒東3条19丁目豊平体育館駐車場脇の横断歩道用信号を一般信号にとの要望については、設置予定はないとの回答でした。
自・公政権を変えるチャンス、仕事始め宣伝
2021年の仕事始めとなった4日、月寒中央駅前で地域の党と後援会による、仕事始めの宣伝が行われました。
池田市議も宣伝に参加、新年のあいさつをおこなうとともに、「今年は総選挙の年、”効率化”と言って医療や福祉を削り続けてきた自・公政権を変える大きなチャンス。コロナ禍のもと、日本共産党は特別給付金や持続化給付金の給付に、国政や市政で全力をつくしてきたが、
これが前進したのも、国民の声があったからこそ。声をあげることで政治が変わります。市民と野党の共闘で自・公政権の転換を。そのために力合わせを」と訴えました。
また、コロナ禍のもと、少人数学級の全学年での速やかな実施を求めるとともに、1月22日に発効する核兵器禁止条約について、「この日を願って、署名に取り組んできたが、全国の、全世界の運動が実った。 今後、核兵器は国際的に非合法化されます。しかし、自・公の政府は条約の批准を拒否しています。総選挙で核兵器禁止条約を批准する政府をつくろうではありませんか」と訴えました。
60項目について区民要求回答
豊平区民の要求を実現する連絡会
「豊平区民の要求を実現する連絡会」では11月18日に、2020年の区民要求について豊平区との交渉(懇談)を予定していましたが
新型コロナウイルスの感染が拡大したことから、交渉は中止し、回答を文書でいただくこととしました。18日に各項目について担当課から回答が寄せられました。
回答について御意見、質問等ありましたら、池田ゆみ市政事務所にお寄せください。
主な項目については こちらに掲載しています。
回答全文(pdfファイル)は こちらです。
池田ゆみ市議は毎月第1、第3木曜日7時45分から、地下鉄福住駅の4番出口(36号線脇)で市政報告と
政策の訴えを行ってきました。
しかし、ここに来て、新型コロナウイルスの感染が急速な広がりを見せていることから、当分の間、朝の訴えを休止させていただきます。
新型コロナ、市独自の支援を
新型コロナのため、この間地域で市政報告会や「つどい」を開くことができませんでしたが、 8月23日池田市議は久しぶりに福住での「つどい」に参加、新型コロナ対策について報告しました。
池田市議は、今までの新型コロナ対策予算としては、国からの第1次交付金が46億円、第2次交付金が142億円、合計188億円が来たが、
このうち162億円を活用、26億円が残されていると報告。
市独自の新型コロナ対策予算としては、財政調整基金から73億円が支出されたが、このうち53億円は第2次交付金の活用分から財政調整基金に戻された。
結局、市独自の財源は20億円に留まったと報告。
財政調整基金は災害等不測の事態に備え積み立てているものですが、現在残高は154億円に達しています。
財政調整基金は多ければ多いほど良いというものではなく、新型コロナ対策にこそ活用すべきです。
池田市議は、「国の支援制度を受ける基準に少し足りなくて申請をあきらめている方もたくさんいる。5割でなくとも2〜3割の減収でも営業は苦しい。
介護施設などでの減収も国の支援制度待ちでは、施設の運営が立ちゆかなくなる」と指摘。
「国の制度の行き届かない所を見極め、市独自の制度で支援していく必要がある。こうした所に交付金の残金26億円や財政調整基金を使っていくべき」と訴えました。
「平和の波」に呼応、核兵器廃絶訴え
福住駅前における「平和の波」行動。左上は池田市議の早朝宣伝。
今年の原水爆禁止世界大会は新型コロナの影響で、オンライン開催となりましたが、
世界大会実行委員会は8月4日から9日までの4日間に、核兵器廃絶を共通課題として、草の根の国際共同行動「平和の波」を行うことを呼びかけました。
この呼びかけに応じて、池田ゆみ市議は6日福住駅前の早朝宣伝で、核兵器廃絶を訴えると共に、核兵器禁止条約に背を向ける自・公政権を変えようと訴えました。
また、日本共産党豊平区委員会は、同日3時から同じ場所で、核兵器廃絶と平和憲法擁護を訴えました。
市場任せ、自己責任の政治を変えよう
新型コロナため、この間市政報告会を開くことができませんでしたが、池田市議は6月28日市政報告キャラバンを行い、
区内9ヵ所で街頭から訴えました。
池田市議は、「新型コロナにより、医療までも市場に任せる新自由主義が、日本の医療、介護を脆弱なものにしてしまったことが明らかにされた。経済への打撃は雇用に大きな影響を与え、多くの非正規雇用が失われ、格差が一段と広がった」と指摘。
「医療、介護まで市場に任せ、非正規低賃金は自己責任とする政治を変えよう」と訴えました。
池田市議は、学校や福祉施設への消毒液やマスクの支給について、「札幌市はようやく準備できたという状況」と、その遅れを指摘。「定額給付金をはじめとする支援金も、ギリギリの生活をしている人にとっては死活問題、速やかな支給が必要」と訴えました。 さらに、「持続化給付金は、前年に比較して50%以上の売り上げ減でないと受けられないが、”50%も減ったら暮らしていけない”という声があがっている。50%未満の減少でも救済していく制度を求めていきたい」と語りました。
集団感染が発生した茨戸アカシアハイツの問題について、池田市議は、「市は医療と介護の両方ができる施設がなく、感染者をすぐに入院させることができず感染が広がったと言うが、介護型療養病床を削減し、かっては各区に1ヵ所あった保健所を全市で1ヵ所にしてしまったことは問題」と指摘。 「市は、病床は十分対応できると答弁しているが、感染拡大に対応できるか疑問。医療、介護を安心して受けられる、感染拡大にも対応できる体制整備に向け、党市議団としても全力をつくす」と語りました。
池田市議は「学校で3密を避けるとすれば、40人学級では机が並べられない。しかし南区の20人学級では分散登校の必要もなく、みんな一緒に登校し、給食も食べられた」と語り、「新型コロナに対応すると言うなら、少人数学級は当たり前。教育のあり方を考えるのは大人の責任。 市議団としても少人数学級を求めていきたい。今こそ力を合わせ、少人数学級の実現に踏み出そう」と訴えました。
「核兵器禁止条約の批准、平和憲法守れ」と訴え
今年の国民平和大行進は5月23日に札幌入りしましたが、新型コロナ感染防止のため行進は中止となり、市内各所でのスタンディング宣伝となりました。
毎年実行委員会で取り組んでいる豊平区の平和行進も行進を中止し、福住駅前と平岸駅前でスタンディング宣伝を行いました。
スタンディングの間隔を空けられるよう、1文字ずつのプラカードを掲げるとともに、「F35戦闘機よりPCR検査増やせ」などのスローガンを掲げアピールしました。
池田ゆみ市議は、福住、平岸の両会場でマイクから、「政府はただちに核兵器禁止条約を批准せよ、コロナ危機に便乗した改憲は許せない、
軍事費より新型コロナ対策に予算を」と訴えました。
(写真はいずれも国道36号線の福住駅前で)
新型コロナ対策でフリースクール訪問
4月2,3日と開催された臨時市議会では、新型コロナ対策として、学校や福祉施設にマスクや消毒液等を配布するための経費を含む補正予算が可決されました。 しかし、フリースクールは対象から外されました。
4月13日池田ゆみ市議は畠山和也前衆議院議員(衆院選比例区予定候補)と、月寒東の北海道自由が丘学園を訪問し、吉野代表理事から話を伺いました。
吉野理事は「消毒液は分けてもらったが、マスク、消毒液は不足し困っている。空気清浄機を入れ、換気や机の間隔を空けるなど、対策を取っている。
学園には全市から登校してくるため、ラッシュ時の通学をさける工夫もしている」と語り、
「子どもたちの対応に差をつけてはいけない。子どもへの対応は子どもの権利条例の立場で考えていくことが大切」と話されました。
畠山氏は「マスクや消毒液の支給はもちろん、学校での健康診断を受けられない子どもたちの命や健康の維持に行政として責任を負うことが大切。
子どもの発達する権利を保障する立場から、日常的にフリースクールの支援を拡充することが大切」と語りました。
市民団体との共同広がる
新春のつどい開催
新年恒例の豊平区「新春のつどい」は1月25日午後、月寒公民館で開催され、180人の参加でにぎわいました。
「つどい」は格調高い箏と尺八の演奏で開幕。今年は、市民と野党の共闘の前進をめざし、「戦争させない市民の風・北海道」の共同代表で西岡在住の山口たか氏をはじめ、
「平和憲法を守る豊平区民の会」の西村、岡野両共同代表、「市民と立憲野党の共同を求める北海道3区市民の会」事務局の斉藤氏も参加をいただき、
市民団体との共同が広がりました。
また、立憲民主党の荒井聰衆議院議員、日本共産党の紙智子参議院議員からもメッセージが寄せられました。
参加者の声援に応える左から池田、岡野、山口、西村、畠山の各氏
山口たか氏は、「リベラルは一つにまとまらなければいけない。違いはあっても一致できるところで手を組んでいくことが大切」と語り、
「子育てに熱心なイクメンパパ、畠山和也さんこそ国政へと強く願っている」と挨拶しました。
畠山氏は、「今の若者にも”政治を変えたい”との気持ちが広がっている。財界や保守層からも、今の世の中がおかしいと批判があがっている」と語り、「何としても議席を奪還して、今年で安倍政権を終わりにしたい」と決意表明。
池田ゆみ市議は、「二期目となった秋元市政は、国土強靭化、新幹線延伸、オリンピック招致で都心部の再開発に力を入れているが、市民が望むのは道路整備やゴミステーションの除排雪など身近な問題。
今年は雪が少なく排雪業者の仕事も6割しか保障されず困っている。くらしに関わる公共事業を増やし、業者の仕事が一年中あって、くらしも守られる市政に全力を尽くしたい」と語りました。
平岸自衛隊病院跡地、長谷工不動産・積水化学工業が落札
平岸1条11、12丁目の自衛隊病院跡地(4・8ha)については、豊平区民の要求を実現する連絡会で住民要求をとりまとめ、
札幌市及び北海道財務局に要請を行ってきました。
これに対し北海道財務局は札幌市のまちづくりに沿った形で売却をしたいと、一定の審査を通過した者で入札を行う「二段階一般競争入札」で売却することとしました。
入札には7者が応募、審査には3者が通過。3者による入札の結果、長谷工不動産(東京)と積水化学工業(大阪)が共同で落札しました。
開発計画では、病院(4階建)、クリニックモール、家電量販店、スーパーマーケット、飲食店、分譲マンション(8階建て2棟)、戸建て住宅(31区画)が計画されています。
この他に、防災と積雪対策を兼ねたオープンスペースを設けるとしており。住民の要望も一定反映されたものとなっています。
入札結果はこちらに。
池田ゆみ市政事務所だよりでもお知らせしています。
シールアンケートで新成人の声を聞く
豊平区の成人式は1月12日午後、カナモトホール(市民ホール)で開催されました。 池田ゆみ市議は会場前で「今の生活で気になることは何ですか」とシールアンケートを行い、新成人の声を聞きました。 「人間関係・恋愛」、「給料が安い・ブラックな働き方」、「就職が心配」が上位を占め、「学費が高い」、「奨学金返済が不安」との声も聞かれました。
希望の見える政治へ、仕事始め宣伝
仕事始めの6日朝、池田ゆみ市議は月寒中央駅前で新年の挨拶を述べるとともに、 「桜を見る会」を巡って政治の私物化許さない。逃げ切りを許さず、安倍政権を退陣に追い込み、透明でだれもが安心して暮らせる政治、希望の見える政治に変えていきましょう」と訴えました。
[2019年]
54項目について豊平区と交渉(懇談)
豊平区民の要求を実現する連絡会
「豊平区民の要求を実現する連絡会」は11月13日午前、豊平区役所において、あらかじめ提出してあった54項目に渡る区民要求について、豊平区との交渉(懇談)を行いました。
月寒東3条19丁目の地盤被害について
被害のメカニズム明らかに
市による3回目の説明会が10月8日に開催され、被害のメカニズムについて、地盤の液状化と切盛境界部における不等沈下が原因とされ、今後の対策が示されました。
詳細はこちらに
地域住民の意向に沿った企画の落札求める
平岸自衛隊札幌病院跡地(平岸1条11・12丁目、4.8ha)の活用について、池田ゆみ市政事務所では、2016年に区民アンケートを行って区民の皆さんの意見を聞くとともに、「豊平区民の要求を実現する連絡会」として、地域住民の要望に沿った活用を、北海道財務局、札幌市に求めてきました。
当該地について一定の開発条件を設定し、それに合格した企画について競争入札を行う二段階一般競争入札で入札が始まりました。開発条件については札幌市が策定した「自衛隊札幌病院の跡地に係る基本的な考え方」を基本としており、この中には私たちが求めてきた条件も含まれています。
豊平区民の要求を実現する連絡会は10月24日、北海道財務局に要望書を提出し、平岸自衛隊病院跡地の入札について交渉(要請)を行い、@説明会を開催すること、A開発計画に関する点数の高い企画を採用することを求めました。
交渉に当たっては日本共産党道国会議員団事務所のお世話になり、当日は留萌市の崩落した国有地の復旧についても交渉を行い、日本共産党の畠山和也前衆議院議員が同席しました。
自衛隊病院跡地の開発については、地域住民も高い関心を持っており、地域住民の要望に沿った形で開発されることを望んでいることから、どんな開発計画が出され、どう選考されたかを知りたいとして、地元での説明会の開催を求めました。
しかし本件は地元の要望や、札幌市のまちづくりの指針となる計画を踏まえたもので、札幌市が策定した「自衛隊札幌病院の跡地に係る基本的な考え方」を基本としていることから、説明会を開く事はしないとしました。
一次審査を通過した企画については12月17日にプレゼンテーションが行われる事になっています。この傍聴ができないかと求めましたが、公開はしないということでした。
落札結果については速やかに財務局のホームページで公開し、企画提案書を提出した者の数、審査を通過した者の数、審査を通過した企画提案書の平均点についてもホームページで公表するという回答でした。
「何社くらいの応募があるか」については、現在まで問い合わせはいくつか来ているが、わからない。グループ(特定目的会社等)による応募も考えられるとのことでした。
企画提案書は5名の審査委員で点数評価され、90点満点のうち54点以上の企画が審査通過となります。評点のうち60点が、市の策定した「基本的考え方」に基づく開発計画に関する評点となります。落札は、審査を通過した者のうちで最高の価格で入札した者に落札するとしています。
開発計画に関する評点の高い企画ほど、地域住民の要望に沿った企画となることから、価格ではなく、開発計画に関する評点の高い企画を落札するよう求めました。
財務局からは、第1段階の審査により一定のフィルターがかけられ、地域住民の皆さんの安心感を保障するものとなっているので、価格の一番高いものというところで競争性を出したいということでした。
財務法上の細かい規定はないものの、競争価格での落札ということになり、投機目的でなければ、良い開発計画は高い入札価格となるのではとの説明がありましたが、連絡会側からは、開発による利益ということを考えると、地域住民が求める公共性の高い施設より、マンションにしたほうが収益が上がるので、そうした企画が高い入札価格になるのではと指摘しました。
さらに、本入札方式を審査した国有財産北海道地方審議会でも、委員から「価格ではなく、企画と価格の両者を見る総合方式のほうが良いのでは」との意見が出された事も指摘し、あらためて評点の高い企画を落札するよう求めました。
なお、当該地の売却収入は新しい病院の建設財源の一部に充当することとなっていますが、売却収入は一般会計に入れられ、「この土地をいくら以上で売却しなければならない」ということはないということでした。
地元平岸の参加者からは、「りんご園があった平岸の歴史や風土を反映した開発をしてほしい。大型店の進出で平岸の商店街もシャッターが閉まったままの店が多くなったが、商店街がさびれるような開発にならないように」との要請が出されました。
財務局からは、「現在住んでいる人からも、新しく住むことになった人からも、良いものができたと言われるようなものにしたい」との表明がありました。
平和憲法守る豊平区民集会開かれる
安倍首相は臨時国会の所信表明演説で改憲への執念を示しました。
こうした中、安倍改憲を許さないと10月6日午後、「平和憲法を守る豊平区民大集会」が日本キリスト教会札幌豊平教会で開催され、
弁護士の渡辺達生氏が、「知らせよう安倍改憲のねらい、広げよう”九条改憲NO!”の声を」と題して講演しました。
集会には90名が参加。私は参加できず、集会にメッセージを送りました。民主市民連合の峯廻、菅野両市議、新社会党札幌札幌圏総支部の
小柳副委員長からもメッセージが寄せられました。
臨時国会が始まりましたが、安倍首相は所信表明演説で改憲を主張し、改憲に対する執念を示しました。安倍首相のねらいは憲法9条を変え、日本を戦争できる国にすることです。
7月の参院選では、市民と野党の共闘で、改憲勢力を2/3以下に押し込むことができました。民意は改憲の必要なしです。
しかし、道議会で、「国会において憲法論議を進めることを求める」意見書が可決されるなど、改憲勢力は巻き返しを図っています。改憲の動きを許すわけにはいきません。
豊平区でも市民と野党の共闘をひろげ、改憲を許さず、平和憲法を守りましょう。
私も市議会で頑張ります。
2019年10月6日 日本共産党札幌市議会議員 池田 ゆみ
安心して子どもを産み育てられる札幌に
日本共産党市議団宣伝キャラバン
8月26,27日の両日に渡って、日本共産党市議団は全区をまわり、9月17日から始まる第3回定例市議会に臨む政策を訴えました。
豊平区には26日に入り、豊平区役所前で訴えました。
小形幹事長は「2期目を迎えた秋元市政が市民に寄りそった市政を行っていくのかどうかの視点で論戦をしていきたい」と語り、
池田ゆみ市議は、札幌市の合計特殊出生率(一人の女性が一生のうちに産む子どもの数)が1.16で、全国最低の東京都の1.21よりも低いことを指摘。
非正規雇用が4割を占め、しかも若者や女性に多いことが、結婚したくてもできない、出産したくてもできない状況を生み出していると語り、
「貧困対策、就学援助の拡充、子どもの医療費支援の拡充を求め、議会で論戦していきたい。札幌を、安心して子どもを産み育てられる町に。
声をあげ運動することで政治が変わります。一緒に声をあげていきましょう」と訴えました。
豊平区平和盆踊りに3300人
今年で44回目を迎えた豊平区平和盆踊りが8月3,4日月寒平和公園で開催され、好天に恵まれ、昨年を上回る延べ3300人の人出でにぎわいました。
今年は、会場内に七夕飾りも用意され、参加者が思い思いの願いを短冊に書いてつるしました。短冊には「核兵器禁止条約の批准を、軍事費を削減、安倍さんやめて」などの願いも。
参議院選挙の比例で再選された紙智子参議院議員も盆踊りに参加。「44回も平和の願いをこめ、盆踊りが続いていることは素晴らしいことです。私は再び国会で働かせてもらうこととなりました。平和憲法を守るためにみなさんとともに頑張りたい」と挨拶しました。
副実行委員長を務めた池田ゆみ市議は、地域の皆さんに支えられ、平和盆踊りが44回続いてきたことに感謝するとともに、「七夕飾りの短冊に、子どもたちの願いがたくさん寄せられました。こうした願いがかなう社会に。子どもの育ち、未来のためには平和が一番大切です。来年も平和盆踊りを成功させ、平和を発信していきましょう」と挨拶しました。
平和盆踊りは地域の方々からも楽しみにされており、暑い中、実行委員会では櫓の設営や、出店の設営などに汗を流しました。
津軽三味線の演奏や地元の芸能集団「乱拍子」による勇壮な太鼓演奏と獅子舞も披露され、家族そろって夏の夜の一時を楽しく過ごしました。
平岸自衛隊病院跡地の二段階一般競争入札始まる
11月22日締め切り、来年1月価格入札
平岸自衛隊病院跡地(4.8ha)の二段階一般競争入札が始まりました。7月5日に公示され、企画提案書の締め切りは11月22日です。
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締め切り後、一次審査として資力に関する書面審査を行い、一次審査を通過した者で12月17日にプレゼンテーションを行い、二次審査を行います。二次審査を通過した者によって来年1月16日価格競争入札が行われ、ここで、最高価格で入札した者に落札されます。
企画提案書については審査委員会で審査されます。
メンバーは、委員長の片山めぐみ札幌市立大学デザイン学部講師他5名で、札幌市の都市計画部長も入っています。
審査は90点満点の点数方式で行われ、二次審査では54点以上の者が審査通過者となります。
企画提案書の審査項目と配点は、資力、開発実績、開発コンセプト、開発手法、開発スケジュール、事業収支見込が各5点で、合計30点。 開発の中身にかかわる開発計画は合計60点で、札幌市が策定した「自衛隊札幌病院の跡地に係る基本的な考え方」に沿い、以下の5項目に渡っています。
これらの項目には昨年6月に、「豊平区民の要求を実現する連絡会」が 北海道財務局に申し入れた要望が含まれています。しかしながら、最後の価格競争入札では、二次審査で54点以上の評点を取った者の中で一番高い価格を提示した者に落札されます。評価点が高い者が落札するとは限りません。 価格ではなく、地域住民の要望により沿った計画が採択されるよう、関係部局に働きかけていきます。
美園、月寒東の道路、歩道補修される
6月末に、美園3条6丁目の横断歩道の縁石ブロックから鉄筋が飛び出していて危ないとの連絡がありました。 早速土木事務所に連絡して補修をして頂きました。また、月寒東5条11丁目の道路補修にも対応して頂きました。
(左)補修前、(中)補修後、(右)月寒東の道路補修
月寒東3条19丁目の地盤被害について
2回目の説明会開かれる
市による2回目の説明会が6月6日に開催され、1回目の説明会で出された質問に対する説明と質疑応答が行われました。
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月寒東3条19丁目の地盤被害調査結果出る
昨年9月の胆振東部地震では、月寒東3条19丁目のサニータウンでも地盤に段差、亀裂が生ずる被害が出ました。
原因をさぐるため、昨年末からボーリング調査が行われてきましたが、その結果が出されました。
被害発生要因として、地盤の液状化および切盛境の地盤強度のちがいによる沈下が主な原因と思われるとしています。
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子ども医療費無料化で前進
課題多い待機児童解消
6月1日、白樺台と東月寒の日本共産党後援会による「日本共産党を語るつどい」に紙智子参議院議員とともに参加。池田市議は市議選後の市政について以下のように語りました。
共産党市議団が10名となり、代表質問の時間が増え、常任委員会の正副委員長のポストも増えた。
臨時市議会では代表討論に立ち、国保料賦課限度額の引き上げ、介護保険条例の改定に反対したが、討論に立ったのは共産党のみ。各党とも論戦する立場が求められる。
子どもの医療費無料化について、秋元市長は2年後に小学6年生まで無料化実施の方針。 直ちに実施するにはシステム改修が間に合わないということだが、償還払いでもよいから早期の実施が求められる。
4月1日現在で保育所待機児童は1900人。保育所の定員を超過して入所させている人数は1149人とまだまだ保育所が足りない。
企業主導型の保育所など増えているが、やはり認可保育所をどれだけ増やすかが課題となる。
10月から保育の無償化が予定されているが、無償化は3〜5歳児のみ、0〜2歳児や第2子が無償化にならない世帯など、8000世帯が無償化からはずれる。給食費の実費負担(4500円)も非課税世帯には負担がかからないようにするのかなど課題が多い。
保育士の処遇改善も問題。3年ごとに10万円と報奨金の様に出していくのでなく、毎月の暮らしや働き方を改善していくことが必要。
第2回定例市議会は6月13日から始まるが、こうした課題に対し、市民目線で追及し、市の対応を求めていきたい。国政が変わらないと市政もなかなか変わらない。くらし、命が守られる政治に、安倍任せにしないで、政治を変えるためにも先頭に立ちたい。
核兵器禁止条約の批准を、憲法9条改憲許さない
好天に恵まれた5月18日午後、豊平区平和行進が行われ、昨年を上回る90名が参加。
リンゴの花が咲く環状通を、核兵器廃絶、9条改憲許すな、原発なくそう、基地建設反対などと訴え、白石のやまびこ公園まで行進しました。
到着地のやまびこ公園で、池田市議は「札幌市は1992年に平和都市宣言を行った。これは核兵器廃絶と平和憲法の心髄をうたったもの。
これをもっと広げていきたい。観光客向けに、英語表記のパネルもできているが、子どもたちには広島・長崎訪問など、平和都市宣言を体験できる機会を広げるようにしていきたい。今日の一歩一歩が、憲法9条を変えない運動につながる。参議院選挙で安倍政権を退陣に追い込み、平和を守る政府に変えよう」と挨拶しました。
やまびこ公園で、礼文島からの幹線コースのみなさんと。
メーデーに参加、安倍政権を終わりに
今年のメーデーは久しぶりに大通での開催となりました。10名になった市議団のみんなと参加しました。 日本共産党からは、紙智子参議院議員と畠山和也前衆議院議員が連帯の挨拶を行い、「市民と野党の共闘で参議院選挙に勝利し、安倍政権を終わりにしよう」と訴えました。
市議団のメンバーは沿道から連帯の挨拶を送り、デモ行進の参加者を激励。デモの参加者からは「10名に躍進してよかったね」と喜びの声がたくさん寄せられました。
左:連帯の挨拶を行う畠山、紙の両氏
右:デモ参加者を激励
皆さんのご支援により、第3位で当選することができました
引き続き、くらし、福祉優先の市政をめざし頑張ります
ねばり強く市民の願いかなえる日本共産党
池田ゆみ 市政報告演説会開催
日本共産党札幌豊平清田南地区委員会と豊平区日本共産党後援会は2月17日、豊平区民センターで演説会を開催しました。
党北海道委員会の春木智江副委員長が、「統一地方選、参議院選挙で勝利し安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。
ホームドア、
望月寒川洪水対策実現
池田ゆみ市議は、望月寒川の洪水対策や地下鉄ホームドアの設置について、「生駒元市議や岡元市議が取りあげた当時は『そんな金どこにある』とのヤジも聞かれたが、ホームドアは全線で実現。望月寒川の洪水対策も、放水トンネルが完成間近で、河床の改修も進んでいる」と語り、
「党市議団が市民の願いをねばり強く何度も取りあげて実現にこぎつけ、市政を変えてきていることを実感した」と語りました。
池田市議が市議になってからは、「6月に支給されていた就学援助の入学準備金について『6月では入学に間に合わない』と市議団のみんなで代わる代わる質問。3月支給が実現した」と語り、「市民の願い実現にねばり強く取り組む党市議団の仕事を引き続いて行っていきたい。そのために再び市議会に送ってほしい」と訴えました。
くらし、福祉優先のまちづくりに
札幌市政については、安倍政治言いなりで、「市の事業の民間委託がどんどん進められ、都心部の再開発も補助金という形で国の計画に沿った方向で進められている。国保料の引き下げや福祉灯油の実施には背を向けている」と批判。
「都心アクセス道など不要不急の開発より、くらし福祉優先のまちづくりに全力で頑張る」と語り、「最後まで支援を広げてほしい」と訴えました。
池田ゆみ 畠山和也の必勝を
新春のつどい開催
新年恒例の豊平区「新春のつどい」が1月26日午後、月寒公民館にて開催され、180人を超える方々がつどい、楽しい一時を過ごすとともに、4月の市議選における池田ゆみ市議の必勝、7月の参院選における畠山和也氏の勝利と日本共産党の躍進に向け、英気を養いました。
左:女性後援会の寸劇「チコちゃんも怒ってる!」右:参加者の激励に応える池田、畠山両氏
左:参加者と握手を交わす、畠山、池田両氏 右:新芸能集団「乱拍子」による獅子舞。参加者は獅子に頭を咬んでもらい、無病息災と選挙に向けての元気をもらいました。
成人おめでとう
豊平区の成人式は1月14日午後、市民ホールで開催されました。池田ゆみ市議は、会場前で新成人を祝うとともに、「今年は二つの選挙があります。若い皆さんの願いかなえる社会に、力を合わせ変えていきましょう」と訴えました。
今年は民青同盟北海道委員会からも若者が参加、「新成人のみなさん、長時間労働や低賃金に悩んでいませんか。高い学費に悩んでいませんか」と問い、「今二人に一人が非正規雇用、サービス残業がはびこっています。8時間働けば普通に暮らせる社会に変えて行きましょう。金のあるなしで学校に行ける行けないではなく、学びたい人はだれでも学べるよう政治を変えていきましょう」と訴え、シール投票と若者アンケートにとりくみました。(写真はアンケートに答える新成人)
安倍政権と市政を変えよう
仕事始めの4日朝、池田ゆみ市議は月寒中央駅前で新年の挨拶を述べるとともに、4月の統一地方選と7月の参議院選は安倍政権をかえるチャンス。二つの選挙を通じて、市民と野党の共闘で、新しい国民の政治をつくろうと訴えました。 市政についても、「1000億円もの税金を投入する都心アクセス道路がはたして必要か?」とだれもが思っている。税金は高すぎる国保料の引き下げや、待機児童の解消、子どもの医療費の無料化などにこそ使うべき。 日本共産党の躍進で、市政を変えようと訴えました。
「止まれ」標識 交換される
月寒東4条9丁目に設置されている「止まれ」の標識が見えなくなっていると指摘があり、昨年11月の豊平区交渉の際に、改善するよう求めましたが、この冬に標識の交換がなされました。
皆さんの身近にこの様な標識や見えにくい信号などありましたらお知らせください。
[2018年]
信号がはっきり見えるように
美園公園横(美園2条2丁目)の横断歩道信号機が古くなって、赤・青のどちらが点灯しているのかわからない状態でした。
新しいものに交換してほしいと、豊平警察署、道警本部に求めてきましたが、このほど明るいLEDの信号に交換されました。
ここは通学路ともなっており、子どもたちの安全な通学のためにも、日頃から信号や交通標識の整備が求められます。
平岸爆発火災事故 避難所で要望聞く
16日夕方、平岸で爆発火災事故が起き、52人が重軽傷を負い、周辺の39棟の建物に被害が及びました。原因は不動産会社の室内で除菌消臭スプレー120本の中身を抜き、充満したガスに引火し爆発したもの。
不動産会社と隣の居酒屋は跡形もなく崩れ落ち、爆風で周辺の店舗やマンションの窓が大きく破損しました。こんなにたくさんのスプレーを室内で噴射すれば爆発の危険があることは常識。その責任が問われます。
停電も発生し、避難所が開設されました。池田ゆみ市議と畠山和也前衆議院議員は、17日午前、現場を調査するとともに、避難所を訪問し、お見舞いを述べ、要望を聞きました。
避難していた方は、「爆風でドアも壊れ、窓ガラスもないので、避難生活が続くのかなと思っている」と語っていました。
池田、畠山両氏は要望を聞き取り、豊平区役所に要請。区役所では、総務企画課の石塚課長が「避難されている方の要望をしっかり把握し、対応します」と約束しました。
こちらも参照ください。
ボーリング調査始まる 月寒東3-19
9月の地震で被害の出た月寒東3条19丁目サニータウンのボーリング調査が始まりました(右)。
液状化とみられる宅地地盤の段差が生じ、9戸の住宅が危険と判定されましたが、「周辺の宅地は大丈夫か、安心して住み続けられるのか」
と不安の声が上がり、早急な地盤の調査が求められていました。
55項目に渡る要望について豊平区と交渉
「豊平区民の要求を実現する連絡会」は11月15日午前、豊平区役所において、55項目に渡る要望について、
豊平区との交渉(懇談)を行いました。要望についての回答の後、今回は震災関連の問題をはじめに取りあげました。
交渉の概要はこちらに
震災、停電対応で論議
池田市議は地震当日いくつかの避難所を回ったが、避難所も暗い中で皆さん過ごされていた。札幌市は全市が一斉に被災する事態を想定していなくて、
どこかの区が被災したら他の区から救援に駆けつける体制になっていた。発電機も備蓄用として16台しか用意されていなかった。これが真冬だったら大変なことになった。
各避難所に必要な災害用物資を備えておく必要がある」と指摘。
また、「病気や障害のある人が避難する福祉避難所もどこか示されなかった。
市の計画では、小中学校の基幹避難所を開設して後に福祉避難所を開設することとなっているが、それまで待てない。どこが福祉避難所かあらかじめ知らせる必要がある」と語りました。
地震による地盤の損壊については、「清田区里塚では大規模な液状化が起き、ここ月寒東3条19丁目のサニータウンでも被害が出た。地盤の調査とともに、抜本的対策を市としてどうしていくか、こういう時こそ市としてきちんと対応するよう求めていきたい。
定例市議会では、初日の25日に震災関連の補正予算を可決し、早急に対策を進めていく事になっている。党市議団としても、あらゆる部局に対し、今回の地震、停電に関連する質問を投げかけ、災害対策に切り込んでいく」としました。
参加者からは、大規模停電(ブラックアウト)について「北電の責任を曖昧にできない。大規模発電所と原発という自然災害に対応していない大企業優先の政策の結果が今回の事態をまねいた」との発言があり、「市議会でも追及してほしい」と求められました。
サニータウンの被害については、「『大手の不動産会社が造成した所で、信頼して購入したが』との声が寄せられている。宅地の開発・販売者の責任、市の監督責任はないのか」との疑問が出されました。
池田市議は「住民と市の話し合いの場を持てるようにしていきたい」としました。
月寒東でも、地震による地盤被害
9月6日未明に起こった胆振東部地震では、清田区里塚で、川を暗渠にして埋め立てた住宅地で液状化現象が起き、道路の陥没や住宅が傾くなど大きな被害が出ました。
豊平区でも、月寒東3条19丁目で、地盤の陥没、地割れや段差が生じ、数件の家が住めないような状態になりました(市の調査で9戸の住宅が危険と判定)。一見して沢を埋め立てたような形跡は見えない所ですが,
造成前の航空写真を見ると、もともとあった谷筋を埋めて造成されたことがわかります。清田区の場合と同じように、埋め立てた部分に液状化が起きたものと見られます。
表面の段差や、地割れを補修しても、下の地盤がどうなっているか、詳しい調査が必要です。
清田の場合と同様、現地の調査と、被災者の立場に立った対策を市に求めていきます。
地震で浮き上がったマンホール
左:造成後1982年、右:造成前1976年。
左:1961年の写真では、低地、谷は水田であったことがわかります。 写真はいずれも国土地理院航空写真閲覧サービスより |
吉田川公園遊具広場ぬかるみ解消、遊具も更新
月寒東3条19丁目の吉田川公園は地区公園として地域の方々に親しまれていますが、「遊具(コンビネーション遊具)のある場所の水はけが悪く、
子どもたちが遊べない」との苦情が出されていました。
昨年12月に行われた豊平区との交渉(懇談)で改善を求めたところ、このほど遊具が水はけの良い場所に移設されるとともに、水はけを良くする工事が行われました。
同時に、古くなったブランコやシーソーなども更新され、子どもたちが楽しく遊べるようになりました。
第43回豊平区平和盆踊り、3000人の人出で賑わいました
第43回豊平区平和盆踊りは、8月4,5日の両日月寒平和公園で開かれ、延べ3000人の人出でにぎわいました。
今年は、身障者や要介護の方など、車椅子で参加された方も多く、車椅子を押してもらいながら、踊る姿も見られました。
紙智子参議院議員は今年も1日目に参加、「8月は平和について考える月です。昨年は核兵器禁止条約が国連で採択され、この条約を進めてきたICANがノーベル平和賞を受賞するという画期的な出来事がありました。平和のために一緒にがんばっていきましょう」と挨拶しました。
昨年の総選挙で北海道3区から野党統一候補として当選した荒井聰衆議院議員もかけつけ、挨拶をいただきました。
池田ゆみ市議は「札幌市は核兵器廃絶平和都市宣言をしています。平和盆踊りはこの宣言にも沿うものです。43回と長い間続けて来られたのは皆さんの支えがあってこそです。
今日はたくさんのお子さんが参加し、私も一緒に子ども盆踊りを踊って、平和を守っていくことの大切さを感じています。
格差の拡大で、子育てや介護、医療も大変になってきています。
平和とともにくらしを守っていくことに全力を尽くしたいと思います。来年も盆踊りにも是非来て頂き、平和を守っていきましょう」と挨拶しました。
4日には津軽三味線の演奏、5日には地元の芸能集団「乱拍子」による勇壮な太鼓演奏と獅子舞も披露され、夏の夜の一時を楽しく過ごしました。
被爆者と市民の運動が世界を動かした 核兵器禁止条約
左は講演する嶋田道原水協事務局長
嶋田事務局長は「昨年7月、122ヵ国の賛成により国連で核兵器禁止条約が採択された。”再び被爆者をつくるな”と被爆者が国連で、世界各国で訴え続けてきたこと、
雨の日も、風の日も、雪の日もあきらめないで、私たちの声を署名に託して国連に届けてきたことが、国際政治を動かした。みなさんの声と行動が世界を変えたのです」と市民運動の役割を評価。
条約は50ヵ国以上が批准して90日後に発効します。現在条約に署名した国は59ヵ国、批准した国は11ヵ国。今後条約に賛成した国々での批准が進むものと見られ、条約が発効すれば、条約に参加しなくとも核保有国は政治的、道義的責任を問われることになる」と条約の意義を強調。
「アメリカは条約を批准させないよう圧力をかけているが、条約を拒否している国々でも、条約参加の可能性を検討している。アメリカ下院でも15名が、核兵器禁止条約を支持するとしている」と語り、今後、核保有国およびその同盟国での反核平和運動がカギになるとしました。
アメリカに従って条約に背を向けている日本政府に対しては、「”被爆者が訴える核兵器廃絶署名”を国民の過半数から集め、核兵器禁止条約を批准させよう」と訴えました。
各参加団体からも発言、日本共産党豊平清田南地区委員会からは池田市議が核兵器禁止条約を巡る市議会の状況について報告。 「市長は"核兵器は廃絶すべきもの"との立場を明らかにしたが、核兵器禁止条約への参加を求める意見書は自民・公明の反対で否決された。 議会における力関係を変え、政府に条約参加を求めていきたい」と語りました。
平岸自衛隊病院跡地の売却に当たって要請
平岸自衛隊病院跡地(4.8ha)は二段階一般競争入札によって売却される見通しにあることから、「豊平区民の要求を実現する連絡会」は池田ゆみ市議、畠山和也前衆議院議員等とともに、 6月26日北海道財務局に対し、入札に当たって以下の3点が取り入れられるよう要請するとともに、意見交換を行いました。
「連絡会」の五十嵐代表から要望書提出
財務局側からは、
1)まちづくりは地方公共団体と住民が一体となって進めるもの。「基本的な考え方」にもとづき、
札幌市からの具体的な開発条件の提案を待っている。地域のみなさんの要望も含めて前向きな所を出して欲しい。
2)札幌市から具体的な条件が出なければ、二段階一般競争入札の意味がないので一般競争入札となる。4.8haという広い区画の開発がそういう形で良いか。
3)保育所や特養ホームなどを条件として入れることはできる。ただし、それによって土地の価値が下がったり、応札者が限られるというようなことにならないかは検討されるが。
との見解が示されました。
また、「財務局として指図する立場にないが、保育所や老人ホームは国策としても必要とされており、市としても必要ではないか。
りんご園という提案は、管理をどこがするかという問題はあるが、具体的なイメージがわく」との発言もありました。
右前列左:畠山氏、前列右:池田市議
今回の要請により。財務局としては、住民の要望も取り入れた条件を積極的に受け入れる姿勢にあることが明らかとなりました。
札幌市として、今回要請した3点を取り込んだ二段階一般競争入札に当たっての具体的条件を、財務局に示すことが求められます。
市全体としてみれば保育所の需要は今後も増え、特養ホームなど高齢者福祉施設もさらに需要が増します。
自衛隊病院跡地は市街地にある4.8haとまとまった土地です。あとから、「保育所を作っておけば良かった、特養ホームをあそこにつくっておけばよかった」とならないよう、全市的な立場から、自衛隊病院跡地のまちづくりを考える必要があると思われます。
安倍9条改憲NO!
ストップ「戦争法」豊平区民の会主催の「怒りを行動に豊平区大集会&パレード」に参加しました。
後藤徹弁護士が、「戦争法で憲法9条の解釈は変えられた。しかし、自衛隊は後方支援の役割は出来ても、自ら戦争にいく事は9条がある限りできない。
だからこそ安倍首相は9条を葬りたい。戦争に駆り立てる愛国心教育、戦費調達のための消費税の制定はすんだ。残るは9条の改憲だけ」と、
安倍政権による改憲のねらいをわかりやすく語りました。
パレードにも参加し、後藤弁護士と横断幕を掲げて歩きました。
豊平区平和大行進を歩きました
今年の豊平区平和行進は、雨模様の寒い天気となりましたが、80名の方々が参加、元気にリンゴの花咲く環状通りを白石やまびこ公園まで行進しました。
行進では、「日本政府は核兵器禁止条約の批准を、憲法9条変えるな」などとコールし、平和をアピールしました。やまびこ公園では礼文島からの幹線コースを出迎えました。
通し行進者の山内金久さん(69才)は、「昨年は私たちの運動が世界を動かし、核兵器禁止条約を実現した。核兵器廃絶の流れをさらに進めよう」と訴えました。
今年は都合により幹線コースには参加できませんでしたが、元気な方々は札幌駅前まで引き続き行進しました。
河川要求実現
月寒東、ウラウチナイ川きれいに
札幌ドーム前から36号線を横切って流れるウラウチナイ川の中に柳の木が大きくなり、洪水時に流れをせき止め氾濫の恐れがあるとの指摘がされていました。
また、ラウネナイ川との合流点(月寒東2条16丁目、旧UR団地横)の河川敷に建築資材が積まれ、柵も倒れるなど美観を損ねていると指摘がありました。
池田ゆみ市政事務所では、 豊平区との交渉(懇談会)でこれらの点を指摘し、善処を求めてきました。
これに対し、河川を管理する道札幌建設管理部は新年度早々に対処するとしましたが、4月になって早速、36号線脇から羊丘小の裏まで、河川内の柳はすべ取り除かれました。 合流点の河川敷の建築資材や倒れた柵も撤去され、きれいになりました。
交通標識の改善、横断歩道など実現
豊平区民の要求を実現する連絡会(9団体で構成)では、交通安全に関する要求を別途とりまとめ、2017年6月に豊平警察署に提出し善処を求めてきました。このたび回答が寄せられましたので、お知らせします。
自衛隊病院跡地について説明会開催
基本的考え方5項目、二段階一般競争入札で
日本共産党豊平区委員会、平岸南支部、豊平区民の要求を実現する連絡会は4月6日、南平岸会館で、平岸自衛隊病院跡地にかかる説明会を開催し、市からの説明を受けるとともに、今後の対応に地域住民の意見を反映することを求めました。
市のまちづくり政策局から以下の説明がありました。
1.一定の審査条件を提示し、これをもとに当該地の取得を希望する業者から事業提案を受け、審査に合格した業者の間で入札を行う二段階一般競争入札で当該地を処分するよう財務局に求める。
2.自衛隊病院跡地の開発に当たっては市の計画や条例に即しながら以下の5項目を基本的な考え方とする。
@周辺の住環境に対して配慮がなされ、相互に調和する活用がなされること。
A周辺の交通環境に配慮した活用がなされること。
B防災性の高い安全・安心な活用がなされること。
C景観形成に資する活用がなされること。
D緑資源が創出され、うるおいとやすらぎのある活用がなされること。
市としても南平岸駅に近い4・8haと広い土地が開発の対象となるので、地域住民の迷惑になるような開発は避けたいということで5項目を提示した。
参加者からは、5項目についてはそのとおりであるが、もっと具体的にする必要があるのではないかとして、たとえば、平岸はりんご園が多くあったのでリンゴの木を生かした公園を造るとか、
当該地にはグランドがあって子ども野球にも利用されていたので、こうしたグランドも造るようにしては、などの意見が出されました。
さらに、 千葉県や、札幌市の東区で国有地が特養ホームや公園に活用されている例もあるとして、「迷惑にならない」というだけでなく、地域住民が望んでいることを把握し、それが自衛隊病院跡地の活用に生かされるよう市として取り組んで欲しいとの要望が出されました。
二段階一般競争入札の審査は財務局が行いますが、これに市も加わることで調整しているとのことでした。地域住民の要望を把握しこれに反映させることが求められます。
売却の日程については、空き地の状態が長く続くのは良くないので、市としても協議は進めていきたいとし、市からの提案後1年くらいでは売却になるものとの見通しが示されました。
終わりに当たり、池田市議から、今回話し合いをもつことができたことは大変良かったとし、「まだこのことを知らない方も多い。住民の声を聞いてそれを形づくっていくのが市政の役目。住民の声が財務局との話の中で生かされるよう、今後も懇談会を開いて欲しい」と求め、説明会を終わりました。
自衛隊病院跡地について市に要請(2017年9月28日)
「春をよぶつどい」で元気をもらう
党と後援会により、例年1月に開催されている「新春のつどい」。今年は会場の都合で、2月18日に「春をよぶつどい」として開催。200名を超える方々に参加していただきました。
今年の「つどい」には衆院選で北海道3区の統一候補として当選した立憲民主党の荒井聰議員からメッセージが寄せられ、「3区市民の会」から事務局の斉藤哲氏が来賓として参加、あいさつをいただきました。
池田ゆみ市議は、1月末に東区で起きた共同住宅の火災について語り、「必要のない都心アクセス道ではなく、生活に困窮している人や高齢者が安心してくらせる住宅にこそ市税を使うべき。
だれもが安心してくらしていける札幌市、豊平区にしていくために、来年の市議選では再び
市議会に送って欲しい」と訴えました。
女性後援会によるコントにも参加。みんなと、「国民生活そっちのけの安倍政権は『ハイそれまでよ!』」と引導を渡し、改憲阻止を訴えました。
箏と尺八の演奏、新芸能集団「乱拍子」による寄せ太鼓、獅子舞も披露され、楽しい一時を過ごすとともに、来年の地方選、参院選勝利に向け、頑張る元気をもらいました。
地元で市政報告・懇談会を開催しました
来年度の予算を審議する第1回定例市議会は2月20日から始まります。 これを前に月寒東、西岡、平岸において市政報告を行うとともに、市政について懇談しました。
若者の非正規労働44%
池田市議は第4回定例市議会でも取り上げた雇用の問題について、「札幌では20歳〜29歳の若者でも非正規割合は44%と高く、このような不安定な雇用環境では結婚なんて考えることもできない。市はこの様な状態をつかんでいながら、的確な対策を取っていない。 ともすると仲をとりもつ『婚活』にシフトしてしまいがち。これでは若者の気持ちとズレてしまう」と指摘し、「まともに暮らしていける働き方こそが求められている」ことを強調しました。
待機児童解消、保育の質の問題
池田市議は「昨年10月に豊平の待機児童が187人と10区の中で一番多くなり、待機児童の解消が切実な問題」と語り、最近はビルの一室など園庭もない保育所が増えているが 保育の質も問題とし、園庭やホールのある保育所をふやし待機児童の解消を図っていきたいとしました。
市民のくらし優先で
市の予算については、「保健福祉関係の予算が多いというが18%にすぎない。必要性が疑問視される都心アクセス道路には市の負担金が200億円、民間の再開発事業には400億円も 補助金が予定されているとして、都心部の再開発より市民のくらしを優先すべき」と語り、「国保料引き下げ、中学までの子どもの医療費無償化、学校給食の半額無償化の三つを合わせても一般財源の1%でできる」と強調しました。
市民の願いあきらめずに
地下鉄のホーム柵はすべての駅に設置されましたが、これを提起したのは清田区から市議に出ていた岡ちはる議員で、市民の願いをあきらめずに議会で訴えることで実現にこぎつけました。 昨年は、月寒東2条18丁目で、地元のPTAや町内会、豊平区民の要求を実現する連絡会などが要求してきた横断歩道が設置されました。池田市議は「これも住民運動の成果」と語り、「議会でも市民の声をねばり強く訴えていきたい」としました。
都心アクセス道路より除排雪、タクシー補助を
懇談では「都心アクセス道路と除排雪を比べたら、市民にとって除排雪のほうが切実。こちらに税金を使って欲しい。 75歳以上は免許証を返納することが勧められており、バスやタクシーの利用が増える。敬老パスがタクシーでも利用できるようにしてほしい」などと意見が出され、 池田市議も市議会で求めていきたいとしました。
憲法9条を守ろう、新成人に訴え
池田ゆみ市議は成人式の行われた8日、会場前で新成人を祝福するとともに、「憲法9条を守り、希望のもてる社会へ、いっしょに未来を開こう」と訴えました。
池田市議は、「安倍首相は働き方改革と言っているが、月100時間もの残業を認めるものです。過労死を招くような働き方でなく、8時間働けばふつうに暮らせる社会に。
こんな働き方おかしいとの思いを声に出し、互いにつながることが政治を変える力となります。声をあげいっしょに働きやすい社会、学びやすい社会を作っていこうではありませんか」と訴えました。
9条改憲についても、「安倍首相は何も変えないと言っていますが、自衛隊を憲法に書き込むことで海外で無制限に武力行使できるようにするのが狙い。
若い人たちの間でも、『憲法9条改正の必要ない』は66%(NHK10月調査)もあります。若者が戦場に送られる、そんな世の中にするわけにはいきません。
憲法9条を守ろうと今、3000万を目標とした署名が全国で繰り広げられています。この場でも署名を行っています。平和憲法守れの思いを署名に託してください」と訴えました。
力あわせ政治を変えよう、仕事始めのあいさつ
仕事始めの4日朝、池田ゆみ市議は通勤客でにぎわう月寒中央駅前で、地域の党、後援会の皆さんとともに、新年の挨拶を述べるとともに、力を合わせ政治を変えていこうと訴えました。
池田市議は、仙台のソニー労組で定年後の再雇用で雇用されている労働者が、正社員の時と全く同じ仕事をしているのに時給1000円とは低すぎると声をあげ、団体交渉で1300円を勝ち取った事例を紹介。
「おかしいとの思いを声に出し行動することが政治を変える。力を合わせ働く人が豊かに安心して暮らせる社会を作っていこう」と呼びかけました。
さらに、「昨年は核兵器禁止条約が国連で採択され、ICANがノーベル平和賞を受賞した。世界は今や、一部の大国や権力者が動かすのではなく、市民運動が世界を動かすように変わってきた。力を合わせ安倍政治も変えていこう」と訴えました。
[2017年]
47項目について豊平区と交渉(懇談)
豊平区民の要求を実現する連絡会
「豊平区民の要求を実現する連絡会」は12月15日午前、豊平区役所において、あらかじめ提出してあった47項目に渡る要望について、豊平区との交渉(懇談)を行いました。
開会に当たり西田豊平区長より「おもてなしをキーワードに魅力を高めるまちづくりとして、防災研修会や花ランド事業などを行ってきた。出された要望については豊平区独自で判断できないものもあるが、忌憚のない意見交換の場としたい」と挨拶がありました。
連絡会の五十嵐代表からは「この取り組みで様々な要望が実現したと喜ばれている。この様な場は住みよいまちづくりに大切であり今後ともよろしくお願いしたい」と挨拶しました。
今年は例年になく早く寒さがやってきました。雪が積もるとマンホールの所だけ雪が溶け穴が空きます。区民要求連絡会でも対応を求めてきましたが、札幌市は今年から、年間1万ヵ所を目標に、穴の空かない断熱蓋に交換していくこととしました。
交換計画について聞いたところ、今年は豊平区で620ヵ所余りを交換する予定で、昨年土嚢などで対応した1200ヵ所余りの所から状況を判断して交換する所を選定していくとのことでした。
この要望については、「平成30年度から小学1年生まで拡大。さらなる拡大は財源なども勘案しながら判断して参りたい」との回答に留まりました。
参加者からは、「道内の市町村でも中学生まで無料、高校生まで無料という所がある。孫が札幌にきて病院にかかって出された請求書(3割負担分)を見てびっくりした」と実例を挙げて訴えがあり、
札幌市も国の対応待ちでなく率先して無料化を進めて欲しいと求めました。
インフルエンザワクチンは12才までは2回接種が必要で1人6400円もかかるので、子育て支援対策として援助を求めました。 回答は「他自治体や国の動向を注視していきたい」との回答でしたが、参加者からは、「重症化しないためにも有効であり、札幌より小さな市町村で実施しているところもあり、是非実施を」と求めました。
保育所等の統合によって生ずる遊休地も売却することなく、待機児童の解消のため新たな保育所の整備に活用することを求めました。
市側からは「保育の受給計画を踏まえ、不足する地域に保育所等の整備を進めていく。未活用の市有地がある場合は活用を検討していく」との回答がありました。
保育士でもあった池田市議はこの10月で待機児童数が900人を超え、なかでも豊平が187と一番多いことを指摘し、
統合により廃止が予定されている豊園乳児保育園、豊園保育園も廃止しないで待機児童の受け皿として検討し、働きたいとするお母さんたちの願いをかなえて行くことを求めました。
4月から介護保険の要支援が市の総合事業に移管されましたが、それにともなう問題について問いました。市側からは、「大きなトラブルや混乱は生じていない。
「今後とも必要とされるサービスが提供されるよう運営を行っていく」との回答がありました。
参加者からは、区役所として全体の状況はわかりにくいと思われるので、事業者の実態に目配りをして欲しいと求めました。札幌の調査では、「報酬が2〜3割下がったことで、要支援を断る所が増えている。
通所介護事業所では収入減が激しく3割減は普通で、1軒はやっていけないとして閉鎖した」と実態を示し、「人件費は低くこれ以上削れないので事業者がなくなる。支援を必要とする人の行き場がなくなる恐れもある」と指摘しました。
また介護職の離職者の多いことも問題とされ、「若い人が介護に進みたくても他職種より10万円低く”介護では食っていけない”と言われる始末」と指摘、賃金の引き上げ、奨学金や研修経費の支援、ケアマネージャーの更新経費(6万)の支援など、
介護職を支える支援を訴えました。
平岸自衛隊病院跡地については「特定の用途に制限するのでなく、現状の土地利用規制の中で多様な機能の集積を図ることが望ましいと考えており、一定の条件を付した売却手続きとなるよう国と協議・調整を進めている」との回答がありました。
参加者からは「財務局からは『特養ホームなど市は必要ないのか』などと言われている。区として住民の声を聞いてまちづくりのために自衛隊病院跡地を生かそうという気はないのか」「地元ではつどいを2回開いて意見を聞いてきたが、福祉施設や防災公園に活用して欲しいとの声が多い」
「花ランド事業などにも跡地を使っては。平岸にはりんご園がたくさんあった。りんご園があったことを示すような跡地利用をして欲しい」など、地域住民の声を聞いて自衛隊病院跡地をまちづくりに生かして欲しいと求めました。
これを受け、区側からは「自衛隊病院跡地については市のまちづくり政策局が担当しており、具体的なことはまだ聞いていない」としましたが、「豊平区からは住民の意見も踏まえて対応するよう要請をしている。今回の意見もまちづくり政策局に伝える」としました。
月寒川の土砂・草木の排出
道札幌建設管理部の管理になるが、引き続き福住1条2丁目19番まで排出を行う予定であるとの回答がありました。
ウラウチナイ川の柳の伐採
月寒東1条16丁目のウラウチナイ川の中に柳の木が大きくなってきたので伐採するよう求めましたが、 道札幌建設管理部として平成30年度の早い時期に伐採を予定しているとのことでした。
河川柵の補修
同地区のウラウチナイ川とラウネナイ川の合流点付近の柵が壊れているので補修するよう求めましたが、河川敷地内に置かれていた資材等の撤去を求め、柵の補修についても原因者との交渉、及びその他の箇所の補修について予算要求を行っているとの回答がありました。
河川敷の公園化
河川敷:空き地となって、駐車禁止の看板が立っています
上記合流点付近の空き地となっている河川敷を公園にできないかとの要望については、隣接地に既存の公園があることから新規の造成は困難との回答でした。
中学校の耐震化で最後まで残されていた羊丘小の建て替えについては、今年度実施設計を行っており、来年度から新校舎の建築に着手、平成31年度完了予定ということでした。
美園2条3丁目では周辺の欠けた縁石も交換されました
美園2条1丁目、3丁目で横断歩道の縁石が削れ鉄筋が出てきて危険なため、補修を求めたところすぐに補修されました。
また、つぎはぎ路面となっている生活道路の改修を求めたところ、豊平区の生活道路276kmのうち53kmがまだ未整備で、「整備促進に努めて行きたい。
損傷の著しい箇所については部分的補修などで随時対応していくので相談して欲しい」と言うことでした。
雪の中、さっそくシラカバの剪定が行われました
東月寒通りのシラカバ並木は木が大きくなり日陰になったり落ち葉が多いなど苦情が寄せられていました。剪定(枝切り)や若い木に植え替える計画はないか問いました。
12月に入り、さっそく剪定が行われました。若木への植え替えについては、倒木の危険性などを見て必要に応じ更新を行っていくとのことでした。
月寒公園ベンチこれから設置
月寒公園が整備されたが池の周りなどにベンチがなく、休むことができないとの意見が出されましたが、まだ整備途中で、これから池の周りなど10数カ所にベンチを設けるということでした。
豊陵公園ボール飛び出し防止対策
豊平の豊陵公園で「ボール遊びのボールが道路へ飛び出し、車が急停止し危険」との指摘がありました。これについては対策として、出入り口に門型車止め3基が千鳥に配置されました。
回答:平成27年度〜29年度で800人分を整備。現在平成30〜32年度事業計画を策定中。
回答:自身の収入や希望するサービスなどに応じて、多様な高齢者向け住宅の中から入居先が選択されていることから、市として家賃補助を行う考えはない。
回答:@年数が経過した市営住宅については状況を総合的に評価したうえで、建替えと改修を適切に組み合わせ、計画的に進めている。 A建替えを除き市営住宅の新設を行う予定はない。
回答:@体の不自由な人へのゴミ出し(さわやか収集)の周知についてはチラシやケアマネージャー等による周知を図っていく。 A折りたたみ式の箱型ゴミステーションと固定式の箱形ゴミステーションについては設置に当たって、市の助成制度がある。ただし固定式のゴミステーションは歩道や公園の一部に設置できない。
回答:@高齢者が地域で交流できる場を運営する団体に経費を補助する事業(シニアサロンモデル事業)を行っている。 A高齢者が無料で利用できる場として「おとしより憩いの家」が市内に61箇所有り、この運営に補助を行っている。 B地域の「老人クラブ」に対し補助金を交付し活動の活性化、福祉の増進を図っている。
回答:70歳以上の人口は増加していく状況であり、それにともなって事業費も増加が続く見込みで、タクシーを利用可能とすることは限られた財源の中で困難。
駐車場も狭く、トイレも使いにくいとして、白石のような複合庁舎に建てかえを求める要望がありましたが、 「 現在建て替え計画はない。駐車場については満車の場合、近くの民間駐車場を使わせてもらっている。トイレについては、1階の多目的トイレの改修内容を検討中。31年度に改修工事予定」ということでした。
回答:購入について検討する。
回答:今後優先順位を考慮し更新する。
回答:当面修理により対応する。
回答:天神山アートスタジオは市民の皆さんがアーティスト等と交流し、刺激を受け自らの創造性を育んでいくことをめざし、設置されている。そのため地域の皆さんにも使って頂ける交流スペースを設け、地域のサークル活動などにも活用頂いている。 また、天神山緑地の中にあることから無料休憩所を設け、公園を利用する皆さんにも気軽に使って頂いている。今後ともよりよい施設運営を図って行きたい。
「ハトを寄せ付けないため忌避塗料を塗った。ハトに餌をやっている人がいるので指導をした」との回答がありました。参加者からは忌避塗料は効果がないと指摘がなされ、ハトの止まり木となるケーブルを設置したことが原因であり、原因を作ったのは市であるとの自覚のもと、積極的な対策が求められました。
市の禁煙対策の拡充を求める要求に対しては、「札幌市として啓発活動を強化し受動喫煙防止対策に取り組み、市民全体の意識を高めて行きたい。現在、国において原則建物内禁煙とする健康増進法の改正が検討されており、市としても国の動向を注視しながら、対策を検討していきたい」との回答がありました。
芸術祭を行うより子ども食堂などに経費を使ってはとの意見に対し、「芸術文化は人々が心豊かな生活を実現して行く上欠くことのできないもの。また新たな産業創出や地域の魅力向上にも大きな力を発揮するもの」として「文化芸術が心豊かな暮らしを支えるとともに、次世代の新たな産業やライフスタイルを創出し世界へ発信していくために『国際芸術祭』を開催している。 また、芸術祭への参加を促すため、広報さっぽろをはじめ、テレビ、新聞等で周知を図っている」との回答がありました。
平岸自衛隊病院跡地について市に要請
9月28日、豊平区民の要求を実現する連絡会他2団体は、平岸自衛隊病院跡地についてこれまでに集まった773筆の署名を提出するとともに、市として防災公園や保育所、特養ホームなどを設ける地域計画をつくるよう要望しました。対応したまちづくり政策局との交渉(懇談)の概要は以下の通りです。
公園を造るとすれば、市が造る事になる。保育所や特養ホームはこれらの施設を設けたいとする社会福祉法人等の事業者をつのって建設することになる。こうした施設が必要かどうかについては、毎年所管する部局で検討をしている。今回の要望を受け、再度関係する部局に、当該地域でこうした施設を必要としているかどうか問い合わせたい。
なお、こうした施設についてはどこどこに設置して欲しいという場所を特定したやりかたはしていない。市内のどの地域で不足しているからその地域にという事になる。
まちづくり政策局として「この地域にこうした施設が必要」といった提案はしないのかとの質問には、各部局とのバランスもありそこまではしないということでした。
厚別の市営住宅跡地を売却した時には、ここは商業系の土地利用、ここは文化系の土地利用といった程度の区分を示した。スーパーでなければならないとか学校でなければならないとまでは言えないとしました。また、地域住民の要望を受け人がたくさん集まる施設(大型店舗)は設けないという条件を付けたことはあるとしました。
池田ゆみ市議は、「自衛隊病院跡地の開発に当たって、医療系の利用とか介護系の利用とかの条件付けはできるのではないか。773名の署名の思いを受け地域住民との話し合いの場を持てないか。話し合いをすればもっと幅広い要望も出てくると思う」と訴えました。 池田市議の「地元で話し合いをしたいから来てほしいと言ったら来てくれるか」との問いには、他の部局との関係もあるので即答はできないとの回答でした。
地域計画作るよう市長に対する署名運動
平岸自衛隊病院跡地(4・8ha)に防災公園や保育所、特養ホームを作って欲しいと署名運動が取り組まれました。
土地を管理する北海道財務局は平成30年度までに売却を計画していますが、札幌市の地域計画に沿って売却したいとしていることから、札幌市長に対し住民の要望を取り入れ、防災公園や保育所、特養ホーなどを含む地域計画を作るよう求めるものです。
呼びかけ団体には共産党豊平区委員会、地元の党支部の他、「豊平区民の要求を実現する連絡会」も参加し、幅広く署名を集めました。
署名は10月末をもって締め切りました。総計927筆集まりました。ご協力ありがとうございました。
自衛隊病院跡地の売却について財務局と交渉(7月24日)
市政報告・懇談会開催 かわべ氏も訴え
池田ゆみ市政事務所では9月9日、東月寒地区センターで市政報告・懇談会を開催しました。懇談会にはかわべ竜二党3区国政対策委員長(衆院選予定候補)も参加、北朝鮮問題や野党共闘について語り、 参加者と懇談しました。
池田市議は先ほど開かれた市の都市計画審議会で、北8西1の再開発計画(当初計画は50階建て住宅、医療施設、サービス付高齢者向け住宅、商業施設)について審議され、医療と高齢者向け住宅については参入する業者が見込めないことから、
これを宿泊施設と業務施設(オフィス)に変更することが決められたことを報告。審議会では「福祉関係の施設を入れるべき」として、再検討の意見も出ましたが、地権者が高齢化しており早く決めなければならないとして強行されました。
池田市議は、「ビルを建てることありきで住民のくらしは二の次にされている。新幹線の札幌延伸を見込んで、こうした再開発事業に400億円の補助金が投入される。観光やMICE(大規模会議イベント施設)が大切と、中心街だけはきれいにしても、
生活道路は改修されない」と市政のあり方を批判。一般会計予算のたった1%99億円あれば、国保料の1世帯1万円引き下げに30億、中学までの子どもの医療費無料化に40億、小中学校の給食費無償化に68億など子育てやくらしを応援できると語り、税金の使い方を変えていくことを求めていきたいとしました。
偶発戦争起こりかねない
かわべ竜二氏は、朝鮮問題を取り上げ、「北朝鮮とトランプ氏の挑発合戦で、偶発戦争が起こりかねない状態になっている。戦争になれば被害を受けるのは韓国や日本。大切なのは互いにトップレベルが話し合いの姿勢を示すこと」とし、「軍事で構えなければと戦争を後押しするような世論にしてはならない。 『軍事でなく話し合いを』という世論を作っていこう。安倍9条改憲No!の署名はグッドタイミング」と語りました。
試される民進党
民進党の代表選挙の結果については、「今後、市民世論から試されることになる。『共闘の立場を貫け、 共闘に背を向けたら許さない』という世論を作っていくことが大切」と語りました。
平和盆踊りの願いが実現した核兵器禁止条約
今年で42回を迎えた豊平区平和盆踊りが、8月5,6日の二日間に渡って月寒平和公園で開催されました。両日とも好天に恵まれ、延べ3000人の参加者でにぎわいました。
盆踊りの他、中学生のお嬢さんによる三味線演奏や地元の芸能集団「乱拍子」による勇壮な和太鼓の演奏、獅子舞などの催し物を楽しみました。様々な出店も出てにぎやかに。家族連れで車座になって、ビールや焼き鳥などを楽しむ姿も見られ、楽しい夏の夜を過ごしました。
紙智子参議院議員も参加、「8月は平和について考える月です。これからも平和であるよう力を合わせていきましょう」と挨拶しました。
池田ゆみ市議は、平和盆踊り副実行委員長をつとめ、「核兵器廃絶の願いを込めて、平和盆踊りが続けられてきました。こうした願いや被爆者の訴え、核兵器の廃絶を求める署名が広がって、核兵器禁止条約が実現しました。核兵器が廃絶されることを願って盆踊りを続けていきましょう。被爆国である日本が核兵器禁止条約を批准するよう声をあげていきましょう」と挨拶しました。
危険なオスプレイ訓練中止せよ!
8月10日から陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練が青森の三沢基地を拠点におこなわれます。千歳市から札幌市にまたがる北海道大演習場でも、オスプレイの夜間飛行訓練が想定されています。オスプレイは構造上飛行が不安定で、事故が多発しています。札幌市の市街地にも墜落しかねません。
日本共産党札幌市議団は7月26日、「オスプレイ訓練の中止と訓練の詳細について国に説明を求め、公表すること」を秋元克弘市長に要請しました。
対応した町田隆敏副市長は「住民の不安を払しょくするために国の責任で十分な情報提供を行ってもらう必要がある。市として住民の安全を確保するため十分な情報収集を図っていきたい」とのべました。
市議団は、オスプレイが名護市の浅瀬に墜落した昨年12月の事故を防衛省が「不時着」としたことや、南スーダンの「日報」かくしで国民の怒りが広がっていることを指摘。「情報公開だけではすまされない。市が『オスプレイ来るな』と宣伝することが市民の安全を守ることになる」と強調しました。
8月2日には、日本共産党北海道議団もオスプレイ飛行の中止を道に求めました。
公園を設けて、保育園、介護施設を設けて、など
自衛隊病院跡地(4.8ha)の開発に要望をあげよう
自衛隊病院跡地の売却について財務局と交渉
平岸の自衛隊病院跡地(4.8ha)について、「豊平区民の要求を実現する連絡会」は昨年11月札幌市長に対し、当該地を取得し、市民の要望に沿った活用をするよう求めましたが、市としてこの土地を活用する計画はなく、取得する考えはないとしました。
土地の所有者である北海道財務局は道や市に対し当該地の取得を打診してきましたが、いずれからも取得希望がなく、今後入札による民間への売却が予定されています。しかし、財務局は札幌市の地域計画の策定を待って、それに沿った売却をしたいとしています。
豊平区民の要求を実現する連絡会は7月24日、北海道財務局に対し要望書を提出し、北海道財務局と交渉(意見交換)を行いました。
要望書:@当該地を民間に売却することなく、公共用地として活用すること。また、こうした方向で、政策的誘導を行うこと。A当該地の鉛汚染の原因について明らかにすること。あわせて隣接地への汚染がないかどうか調査すること。
札幌市の地域計画が決め手に
まちづくりや地域計画については、財務局としてこうすべきと指導する立場になく、あくまでも市のほうで決めるものであり、財務局としてはそれに沿った方向で売却をしていくことになるとしました。
売却の方法として、市の地域計画に沿った開発を条件として売却する方法や、当該地域の開発計画を提案してもらい、地域計画に合致した提案をした業者の間で競争入札をする方式もあるとしました。
いずれにせよ、札幌市としてまちづくりの中で、自衛隊病院跡地をどうしていくか明確な計画を持つことが必要となっています。何もしなければ、現在の用途地域区分の第1種住居地域として、高さ制限33m(11階相当)、建ぺい率60%、容積率200%の条件で開発がなされることとなります。
全体の何パーセントを公園にして欲しいとか、老人福祉施設を設けて欲しいとか、建物の高さ制限を○○mにして欲しいとか、まだ市に対し要求をあげていく余地が残されています。ご意見をお寄せください。
平成30年度までに一括売却予定
当該地は4.8haを一括して売却する予定で、分割しての売却や賃貸はしない。購入についての問い合わせはすでに何件かあり、売却できる見通しで、平成30年度には売却したいということでした。また、公共用地として無償での提供や値引きについては、跡地の売却益が新設された自衛隊病院の建設費として見込まれているため、できないとしました。
周辺地の鉛汚染調査は権限外
鉛の汚染については、すでにお知らせしているとおり境界に近い一ヵ所で基準値を大きく上回る汚染が見つかりました。汚染の原因については特定できていないが、汚染防止対策は取られており問題はない。汚染地点の周辺地の調査については調査する権限がなく所有者が実施すべきもの。必要があれば市のほうで対応願いたいとしました。
琴似の公務員宿舎跡の事例
琴似の公務員宿舎跡地(6.8ha)は今年2月、札幌のデベロッパー会社拓豊開発が32億円余りで落札。当該地の地域計画では、一般住宅A地域(高さ制限12m)、同B地域(高さ制限18m)、マンション・病院地域の3区分となっています。公園は全体の3%。桜の木を残して欲しいという住民の希望はかないませんでした。
「共謀罪」強行の安倍政権に審判を
6月24日札幌ドームでの日ハム戦観戦に向かう人々でにぎわう福住駅前で、党や後援会の方々といっしょに 「強行採決は許せない。共謀罪は直ちに廃止を」と訴えるとともに、「森友学園・加計学園疑惑の徹底解明を。自分のお友達、身内には甘く、国民には厳しい安倍政権に政治の審判を下しましょう。 憲法を無視し国民を苦しめる安倍政権にはもう多数を渡さない。市民と野党の共闘で自民、公明、維新を少数派に追い込みましょう」と訴えました。
「共謀罪」許さない
定例市議会を終え、市議団で宣伝キャラバン
市内10区を7名の市議団で回りました。豊平区は6月20日午後、平岸北洋銀行前で宣伝を行いました。
「税金について相談すること自体が脱税の相談として『共謀罪』に問われる恐れがある。『共謀罪』が生活相談も躊躇させることになりかねない。『共謀罪』は廃止に、数の力で何でも押し通す安倍自・公政権にストップを」と訴えました。
かわべ竜二党3区国政対策委員長も、「話し合いを進め、安倍政権に代わる政権として市民のみなさんに確信をもって支持いただける統一候補を実現していく」と訴えました。
国民平和大行進に参加しました
晴天に恵まれた5月20日午後、国民平和大行進に参加しました。
まずは、リンゴの花咲く環状通りを、美園生協前から地下鉄白石駅裏のやまびこ公園まで、豊平コースを歩きました。
やまびこ公園では、礼文島からの幹線コースを迎え、一緒に写真撮影。やまびこ公園からは幹線コースに合流、札幌駅前まで「核兵器の廃絶」「平和憲法を守ろう」「共謀罪は廃案に」と訴え歩きました。
共謀罪は廃案に
5月13日は「ストップ『戦争法』豊平区民の会」主催の「共謀罪反対豊平区民集会」に参加、月寒公民館から福住駅前までパレードを行い、「共謀罪」は廃案にと訴えました。
18日は福住駅前で、通勤通学のみなさんに、市政報告を行うとともに「共謀罪」反対を訴えました。
連休は「共謀罪」法案反対とメーデに
4月29日には札幌ドームでの日ハム戦に向かう人々でにぎわう福住駅前で、
党3区国政対策委員長の川部さんとともに、「市民と野党の共闘で共謀罪法案を廃案に」と訴えました。
5月1日は中島公園で開催された第88回メーデー北海道集会に参加。集会後、道議団とともに横断幕をかかげ行進しました。
市民と野党の共同を求める有志による
リレートークに参加しました
4月1日、市民の皆さんとともに、ファイターズ戦の観戦にむかうファンでにぎわう福住駅前で、市民と野党の共闘で安倍自公政権を少数派に追い込もうと訴えました。
給付型奨学金拡大の意見書に自公反対 札大前で訴え
平岸自衛隊病院跡地の土壌汚染問題について報告
平岸自衛隊病院跡地、ヒ素、鉛が基準上回る地点が
形質変更時要届出区域に指定
「新春のつどい」であいさつ
新成人を祝福
新年仕事始め、月寒中央で訴え
[2016年]
東月寒で 市政懇談会開催
第4回定例市議会が終わった12月20日には、東月寒地区センターで、市政懇談会を開催しました。
池田市議は、第3回定例市議会でも第4回定例市議会でも、党市議団は都心アクセス道やマイナンバーなどの不要な予算には反対し、市民のくらしを支援するために予算を使うべきと奮闘したことを報告しました。
参加者からは、「豊平区の防災研修会に参加したが、配布された資料では泊原発のことについては、ほんの少ししかふれていなかった。泊で事故が起これば札幌市民も避難しなければならない。市長は泊の廃炉を求めるべき」、「市営住宅の入居希望者は多いのになぜ、建て替えで減らすのか」、などの意見が出されました。
池田市議は引き続き市議会で追求をしていきたいと語りました。
区民要求について区交渉実施
「豊平区民の要求を実現する連絡会」は11月16日午前、豊平区役所において、あらかじめ提出してあった44項目に渡る要望について、豊平区との交渉(懇談)を行いました。
連絡会からは31名が参加、提出した要望について実情を訴えるとともに、その実現を求めました。
冒頭、挨拶に立った小林豊平区市民部長は、アスベスト問題で区民センターの暖房が止まって不便をかけていることをお詫びし、1月中旬には再稼働にこぎつけたいとしました。
連絡会の五十嵐代表は、歩道の補修など速やかに対応していただいたことにお礼を述べるとともに、住みよいまちづくりに要望の実現を求めました。
区側からの説明の後、池田ゆみ市議の司会で質疑応答に移りました。
市としては、「平成30年に小学1年生まで」としていますが、これでは市民の願いとのギャップが大きすぎるとして、もっと早く進めることが求められました。
保育園の整備計画のもとで、豊園乳児保育園、豊園保育園の廃止が予定されていることについて、「助産師をしている娘が出産予定だが、子どもをあずけるところがない」とか「ガンの治療をしたいという人がいるが、子どもをあずけるところがない」など、保育園が少ない現状が訴えられました。
池田市議は「民間での対応もあると言うが、地元に増設されるとは限らない。地元にある保育園をなくすのでなく、その場での建て替えを」と訴えました。
来年4月から介護保険の一部が、市の総合事業に移管される問題について、変更点の説明を求めましたが、まだ制度の詳細が決まっていないということで、決まりしだい周知するとの回答に留まりました。
早期の説明が求められます。
介護報酬が減らされ、事業所の運営が困難になることや、逆に事業所側がサービスを受ける人を選別し、今までどおりのサービスが受けられなくなる心配など、制度上の問題について、参加者から厳しい指摘がありました。
国保料の引き下げ要求については「すでに多額の繰り入れを行っており、国保に加入していない市民との公平性、一般会計に与える影響等からこれ以上の負担はむつかしい」という回答でした。
国保料の滞納者に対する差し押さえが近年厳しくなってきているとの指摘もあり、差し押さえ、資格証の発行件数を問いましたが、滞納処分は、5000件余りの滞納者のうち、一昨年が202件、昨年が271件と増加。資格証の発行も、3万3千世帯余りの加入者のうち、一昨年が1035件、昨年が1504件とこれも増加していました。
資格証の発行をやめることと滞納者への丁寧な納付相談を改めて求めました。
平岸自衛隊病院跡地について、地元の方から、「道新の地元ミニコミ紙でも『イケア?博物館?どうなる自衛隊病院跡地』と注目されている。池田ゆみ事務所で行ったアンケートでも、防災公園や、スポーツ施設など要望が高いので、市として取得し、市民のために活用を」と求めました。
「当該地については国の財務局が平成29年中の売却を予定している。この土地を市として使うとなれば、まちづくり政策局の担当となる。経費的にむつかしい面もあるのでは」との回答でした。
生活保護費の削減を行わないこととする要求については「保護費は国が責任を持って決定したもの」との回答に留まりました。
参加者からは、保護費の削減は諮問機関の答申もなかったのに告示で実行されたと指摘。さらに申請時の資産調査で預金通帳の収支経歴まで調べられ、人権侵害にも当たるとの指摘がされました。これについては、収支経歴まで求めていないとの回答がありました。
昨年同様「施策としての実効性が高いとは言えない」として実施の考えはないとの回答でした。
市営住宅については、昭和40〜50年代に大量建設された市営住宅が更新時期を迎えて行くことから、計画的な建て替え、改善を進めて行くとしました。しかし、今後、建て替えを除いて市営住宅の新設を行う予定はないとの回答でした。
豊平区内で耐震化が完了していない小中学校は2校のみで、このうち中の島小は現在建設工事を行っており、羊丘小は建て替えに向け基本設計を行っているとのことでした。
ハザードマップ、避難所等の見直しは、新しい浸水想定結果が公表されしだい行うとの回答でした。
河川管理については、区内の河川は道が管理するものと市が管理するものがある。おのおの巡視を行っており、気になる場所があれば対応していきたい。
河床に生えている草そのものは流水に影響ないと考えている。群がっている樹木については伐採などを行う。月寒川は下流より順次、土砂上げ、伐木等を行っている。
なお、月寒東2条16丁目ウラウチナイ川とラウネナイ川の合流点には道が管理する土地があり、一部資材置き場として使われていることから、撤去を指導しているとのことでした。
足が悪いお年寄りはバスが使えないので、タクシーにも敬老パスを使えるようにという要求には、今後も高齢者が増加していくので、限られた財源の中で実現は困難との回答でした。しかし、バスに乗れない人は敬老パスを使えないので、その分はタクシーに回しても良いはずです。引き続き制度を変えるよう求めていきたいと思います。
これから吹雪の日など吹きさらしでバスを待つのは大変です。回答では、バス会社が設置していることから、要望を伝えるとともに、バス事業者と連携を図りながら、バス待ち環境の改善に向け検討を進めていきたいとされました。
今年の平和盆踊りでは、のぼりを立てることや署名を集めることが禁止されましたが、その理由としては、都市公園条例にもとずくとし、「公園利用者への迷惑行為とならないこと」 があげられました。
参加者からは、署名やのぼりが迷惑になるとは限らない。大通り公園の雪祭り会場ではのぼりも立っているし、北方領土返還の署名も行っている。平和盆踊りの主旨に沿ったものであれば許されるべきもの。札幌市は平和都市宣言を行っており、その普及啓発事業も行っていることから、同様の立場で平和盆踊りを行っていきたいと主張しました。
藻岩山ロープウエイ料金の引き下げについては、市民割引制度、年間パスポート(2800円、65才以上2500円)バースデイ割引(無料)などを活用して欲しいということでした。
樹名板については森林管理署の了解のもと260枚を設置しているが、補修・更新を行うとともに設置箇所も増やしていきたい。石仏については市で設置したものでないので由来等は表示するつもりはない。
豊平公園の草花の名札については、利用者の声も聞きながら今後充実させていきたい。
天神山のチャシ跡は貴重な史料であり、情報を把握し、どのような表示を行うかなど検討していきたい。
豊平区の生活道路の整備率は80%あまりで、幅員の広い所から、また状況の悪い所から順次整備を進めていると言うことでした。ちなみに8m幅の道路の整備率は92%に対し、6m以下の道路の整備率は33%あまりとなっています。また、未処理用地(個人有の土地など)があるため恒久的整備が難しい所もあると言うことでした。しかし、補修が必要な場合は相談に応ずるということです。
なお、平岸1条18丁目と19丁目の間の道路は来年度精査を行い、問題がなければ平成30年度以降整備に入る予定。
南平岸駅東口の歩道の段差が大きく道路に降りるのに大変で段差を低くして欲しいとの要求に対しては、「歩行者の安全のため、車が乗り入れられないよう縁石を高くしているので、ご理解を」との回答でした。
なお、具体的に指摘のありました歩道の補修については、豊平区交渉を待たずに補修されました。今後も補修が必要な箇所があれば相談頂きたいと言うことです。
南平岸駅東口の歩道は狭い上にアパートの駐車場があり、積雪時には歩道が斜めになって歩けないので除雪をとの要求に対しては、「ハンドロータリーによって除雪を行っているが降雪量により十分な除雪が行えない場合がある。冬期間、危険な状況にある場合、可能な範囲で対応を取る」ということで、気づいた点があれば面倒でも連絡いただきたいと言うことでした。
道路、除排雪の相談は土木部維持管理課(851-1681)へ。
高齢者の住宅の前に除雪した雪を置かないように、また、リアルタイムで高齢者の住宅前の除雪ができないかとの要求には、「市の除雪は道路脇に雪が残るかき分け除雪を基本としており、個別住宅前の除雪は原則行っていない。
道路に面した出入り口部分の除雪については、高齢者のみの世帯を対象に、『福祉除雪事業』を行っている」との回答に留まりました。
市内の図書館ではコンピューターで本の検索、貸し出し予約ができ、希望の図書館で貸し出しを受けることができる。月寒公民館図書室にはこのシステムが導入されていないが、区民センター、西岡、東月寒地区センターの図書館ではこのシステムが利用できる。
月寒公民館図書室には現在1万2千冊の図書があり、毎月新刊本を購入しているが、予算も限られており、今以上に購入数を増やす事は困難。市民の皆さんから寄贈いただいた本を蔵書とするなどして増やしていきたい。
交渉参加者からハトが集まるに至った経緯と現状、対策についてわかりやすい説明がなされ、子どもたちが遊ぶ公園も隣にあることから、病気感染対策上からも対策が必要とされました。
市としては引き続き経過観察を行い、必要な対応を検討するとしました。
<詳細は池田事務所にお尋ねください。>
平岸自衛隊病院跡地、 市民のために活用を
札幌市長あて、要望書提出し交渉
「豊平区民の要求を実現する連絡会」では、平岸自衛隊病院跡地の利用について、11月21日札幌市長あて要望書を提出しました。
要望書を提出後、対応したまちづくり政策局の浦田局長と意見交換を行いました。
浦田局長は「市の人口が増えていた時期には、学校用地等が必要になることを見込み、土地を先行取得してきたが、人口減少期に入り、用途を定めないで土地を取得することはしていない。各部局からこうした施設が必要で、そのための土地として確保したいと言うことが出てこないと難しい」としました。
また冬季オリンピックの選手村については「前回に比べ参加者が大幅に増え、10haほどの土地が必要で、選手村用地としては狭い」と語りました。
さらに、民間に売却された場合、市として好ましくない開発の方向については意見を言えるが、こうすべきだとの指図をする立場にはないとしました。
池田ゆみ市議は、アンケート結果などを示しながら、「冬期にお年寄りが体を動かせる施設がほとんどない。室内パークゴルフ場をという声もある」と語り、要望の実現を求めました。
−− 要望書 −−
札幌市長 秋元 克広 殿
豊平区民の要求を実現する連絡会
豊平区平岸1条12丁目の自衛隊病院跡地についての要望
豊平区平岸1条12丁目の自衛隊病院跡地(4.8ha)がどのように利用されるかについて、近隣住民はもとより、豊平区民は注目しています。民間業者が取得し、その利用を民間に任せた場合、市民や地域住民の要望に添った利用がなされる保障はありません。
東日本大震災や熊本地震では、避難所や仮設住宅の建設用地の不足が指摘されました。特に札幌のような大都市では、多くの市民が避難できるまとまった場所が市街地に必要です。
池田ゆみ市政事務所が行ったアンケート調査や、平岸で開催された懇談会では、災害時の避難所や、不足している保育園、高齢者福祉施設、スポーツ施設など、市民のために活用することが求められています。
また、跡地から有害物質が見つかったとして、汚染対策がなされたと聞きますが、将来に渡って問題は生じないのか、さらに、自衛隊病院がなくなって夜間、周辺が暗くなり不安との声が寄せられています。
つきましては、平岸自衛隊病院跡地について以下のことを要望します。
1)災害が起きた時の避難所や防災の拠点として活用することも含め、自衛隊病院跡地を市として取得し、市民のために活用すること。
2)どのような汚染があり、それに対してどのような対策を取ったかについて、地域住民に説明すること。
3)街灯を設置するなど、防犯対策を講ずること。
平岸自衛隊病院跡地、アンケート調査
池田ゆみ市政事務所では、平岸自衛隊病院跡地(平岸1条12丁目、4.8ha)の活用について、区民アンケートを行いました。160件余りの回答が寄せられ、そのほとんどが市民のために活用して欲しいというものでした。回答(複数選択)はグラフの通り。
上は、跡地の活用について、下は具体的に欲しい施設についての回答です。
平岸自衛隊病院跡地利用について懇談
9月17日午後、南平岸会館において、党支部と後援会により、平岸自衛隊病院跡地利用についての懇談会が開催されました。
池田ゆみ市議が、池田ゆみ市政事務所で行ったアンケート調査結果などについて報告し、跡地利用について懇談しました。
跡地は天神山と一体に整備して、公園やスポーツ施設に、避難所、豊平の歴史のわかる展示施設など様々な意見が出ました。跡地がどうなるかは町内会でも関心が持たれており、高いビルが建つようでは困るとして、跡地利用について、地域住民や他の政党にも話を広げて声をあげていく必要があるとされました。
また、土壌汚染調査の結果を知らせて欲しい。病院がなくなって暗くなり物騒、整備されるまでの土地の管理もきちんとして欲しいとの要望が出されました。
一昨年9月の大雨では望月寒川が美園であふれ被害が出ました。望月寒川はしばしば被害をもたらしており、抜本的な対策が求められていましたが、昨年からトンネルを掘って望月寒川の水を直接、豊平川に流す工事が始まりました。
これは日本共産党の生駒元市議が議員を努めていた時から要望し、池田市議も対策を求めていたもので、このたび工事の進捗状況を視察しました(2016年11月4日)。
トンネルの入り口は西岡中央公園の脇(写真左)で、出口はミュンヘン大橋近くの精進川放水路(写真下)です。トンネルの長さは2Km、トンネルの完成は平成31年で、来年からシールドマシーンによる掘削が出口の方から始まります。
これにより望月寒川の増水時流量が1/10となることから、コンクリートでかためられた河道の整備もなされます。
河道の整備は7・7kmに渡ってなされ、河床は土となり、水辺の草も育ち、魚や水鳥も住める環境となります。「町中を流れる河川を市民が親しめる河川に」は生駒元市議が訴えてきたところですが、これも実現することとなります。
放水路トンネル、河道整備を含め総工費は200億円、全体の事業は平成40年度完了予定です。
豊平区民の要求を実現する連絡会では、11月16日の豊平区交渉に向け、44項目に渡る要望を10月13日に提出しました。
このうち、歩道の補修を求める5件の案件が、このほど実現し、補修がなされました。写真は月寒東2条6丁目交差点の歩道縁石が壊れ鉄筋が飛び出て危険な状態でしたが、
周辺も含めて舗装がなされました。
月寒東3条17丁目交差点についても補修がなされました。
池田ゆみ市政事務所では15日午前、「どうなったら受けられる介護保険」と題して、介護保険に関する出前講座を開催しました。札幌市の小山介護保険課長が28年度版の「介護保険制度の仕組みとサービス利用の手引き」を参加者に配布、これをもとに制度を解説しました。
質疑応答では、来年4月から、要支援1・2が介護保険からはずされ、市の「総合事業」に移されることについて、「なぜ変わるのか、多くの方々が、制度が変わることを知らないのは問題」との指摘がされました。
なぜ変わるのかについては、「国の制度が変わるから」ということでそれ以上の説明はありませんでした。周知については市民向け説明会などを行っていくと言うことでした。
集会に参加されたみなさん。こんにちは
安倍首相は7月の参議院選挙中には、憲法改悪には一切触れずにいながら、投票日翌日の記者会見では、「憲法改正に向け、いかにわが党の案をベースにしながら3分の2を構築していくか。これが政治の技術」だと発言しました。
その上、沖縄ではヘリパット基地の工事を強行再開と、自分のやりたい放題の政治経済運営を続けています。
選挙中は、「憲法を争点とすることは必ずしも必要ない」としながら選挙が終わると態度を豹変させるのは、まさに「だまし討ち」であり、有権者・国民を愚ろうするものです。
さらに国会審議の中では、南スーダンで起きている事態を「戦闘行為ではない」と強弁し、あくまで自衛隊の海外派兵を推し進めようとしています。
「民意とは尊重すべきものではなく操作の対象だ」と言わんばかりの安倍政権のおごりと暴走をこれ以上続けさせることは出来ません。
今でも、憲法9条を踏みにじる事をしている自民党が策定した「改憲草案」の中身を知れば知るほど怒りがわいてきます。
今日の集会で、「平和憲法を破壊しようとする行為を許さない」、そして「安倍政権への怒りを共有して」、改憲阻止に向けて、共同の運動を進めましょう。私もみなさんと共にがんばることを決意し、集会へのメッセージと致します。
ともに頑張りましょう。
2016年10月16日 日本共産党 札幌市議会議員 池田ゆみ
今年度予算は秋元市長自身による本格的予算だが、まずは大企業がもうかってこそ、庶民にもその恩恵が来るという国と同じトリクルダウンの考えに立っている。不要な都心アクセス道をはじめとする都心再開発やMICE(大規模国際展示会議施設)建設、新幹線やオリンピック誘致、観光には力をいれるものの、子育てや社会保障は二の次にされている。
子どもの医療費無料化は平成30年で小学1年生までと遅れている。中央区と厚別区に保育子育て支援センター(ちあふる)を建設する代わりに、豊園乳・幼児保育園は廃止の予定に。
都心アクセス道路については、道新の世論調査でも、数百億から1千億円をかけても10分程度しか短縮されないアクセス道には半数が反対。賛成は32%にすぎない。第3回定例市議会では、アクセス道につぎ込む金があるなら、国民健康保険、社会保障に回すべきと論戦を張っていきたい。
日本共産党札幌市議会議員 池田ゆみ ホームページ