ページ上端へ

区民要求の実現

Title IKEDA JCP sigikai giin IKEDA Yumi IKEDA Yumi

2018年
豊平区交渉の概要


 豊平区民の要求を実現する連絡会(9団体で構成)では、毎年区民の要求をとりまとめ、豊平区と交渉(懇談)を行っています。 2018年は11月15日午前、豊平区役所にて55項目に渡る要望について交渉を行いました。  今年は9月の震災とブラックアウトを受け、災害にかんする課題を始めに取り上げました。



  

 震災時の広報体制

 今回の地震と停電に対する広報が不十分であったとの指摘については、「区として広報車3台を出した。市のホームページ、ツイッターにも情報を掲載し 、FM放送でも広報した」との説明がありました。しかし、「広報車の音声は聞かなかった。スマホを持たない人、ネットにアクセスできない人には情報が伝わらない」との指摘がなされました。
 区側からは、どのように広報していくかは今後の課題であり、いろいろな意見をいただき、アンケートなども行って、改善を図っていきたいとの回答がありました。


 発電機等増やしていく方向で

 避難所で不足する物資の補給を早急に行うことを求めました。特に、今回発電機が少なかったということで、補充を求めましたが、「増やしていく方向で検討する」ということでした。


 地盤被害を防げなかったか

 「月寒東3条19丁目の液状化とみられる地盤被害を防げなかったか」という点については、「開発計画が基準に適合している場合は、 許可しなければならない」とし、この場所についても、市としても審査を行い、現場の確認もしているということでした。
 参加者からは、「基準に適合していても今回、被害が出た。従来の基準では不十分であり、基準の見直しが必要ではないか」との指摘がなされました。
 なお、この町内の被災宅地危険度判定の結果は、危険宅地9件、要注意宅地17件となっています。


 雪降る前にボーリング調査を

 地盤被害の出た月寒東3条19丁目で、現地の声を聞き取った池田市議から、「これから安心して住み続けられるか不安の声があがっている。早急な地盤調査と対策が求められている」として、 地盤のボーリン調査を早急に行うとともに、住民に説明するよう求めました。
 これに対し、「道路については、雪が降る前に調査をしたい。調査も面的(メッシュ状)に行いたい。住民説明会については、調査結果を見て判断したい」と回答がありました。
 その後12月初めから、11箇所で深さ10mまでのボーリング調査が始まりました(写真右)。


 福祉灯油の実施

 福祉灯油の実施については、「冬のくらしが厳しいことは十分理解しているが、給付に当たっては多額の経費を要するため、現段階では実施は考えておりません」という回答でした。
 池田ゆみ市議は、「今年の夏には電気が止められてクーラーが使えず熱中症で死んだ方がいた。寒さで死ぬ人が出ないか心配」として、福祉灯油を実施するよう、再度担当部局に要請することを求めました。


 子どもの医療費無料化

 中学卒業までの子どもの医療費無料化については、「平成31年度には小学2年生まで拡大することとしているが、さらなる拡大については財源なども勘案しながら判断していきたい」との回答でした。
 これについては参加者から、「東京では中学卒業まで無料化、新十津川では高校卒業まで医療費に加えインフルエンザワクチンまで無料と手厚い手当がなされている」と具体的事例を挙げて、札幌がいかに遅れているかが指摘されました。 「未来をになう子どもたちがすこやかに育つことはみんなの願い。財政を理由にした医療の地域格差は許されない」として、中学卒業までの子どもの医療費無料化を改めて求めました。
 池田市議からも、「財源なども考慮してと言うが、子どもの医療費無料化は優先すべき課題として取り組む」よう求めました。


 インフルエンザワクチン接種への助成

 小学生までのインフルエンザワクチン接種への助成を求めましたが、これに対しては「現在の所、予防接種法に基づく高齢者や障害者に対する定期予防接種以外については費用の助成を行っていない。今後については、他自治体の状況や国の動向を注視していきたい」との回答でした。
 参加者からは「インフルエンザは重症化する可能性がある。重症化すれば命にかかわるし、医療費も多くかかることになる」として、ワクチン接種への支援を求めました。


 待機児童解消、保育所の増設

 市有地等を活用し、0歳児から就学まで安心して預けられる認可保育所の増設を図り、待機児童を解消することを求めました。
 豊平区では平成30年度中に、認可保育所で60人、小規模保育事業等で76人、認定子ども園への移行で60人(31年度にかけ)、計196人の定員拡大を行う予定との回答がありました。
 小規模保育所は増えているが、ビルの1室などで園庭もない状態は問題であると指摘しましたが、「国の通知を踏まえ、移動に当たっての安全確保など、一定の要件のもとで園庭に代わる場所として都市公園の利用を認めている」との回答でした。
 保育士でもあった池田市議からは、「親の願いは小規模保育所(0才〜3才未満)ではなく、0歳から就学まで継続して預けられる保育所」と指摘するとともに、「待機児童は豊平区が一番多い。子どもを預けたいとするお母さんたちは今後も増えてくる。これで待機児童が解消するのか考えて欲しい」と求めました。


 保育所跡地の活用は

 厚別区に「ちあふる」(保育・子育て支援センター)を設置するにともない、豊平区の豊園保育園、豊園乳児保育園(写真)が廃止される予定です。 耐震の問題もあり建物は取り壊されますが、待機児童解消のためには跡地に保育所を設置することが求められます。
 こうした跡地の活用については「保育所等整備に適した未活用の市有地がある場合は、保育所用地等としての活用を検討していく」との回答がありました。


 特別養護老人ホーム、軽費老人ホームの増設

 待機者数に見合った特別養護老人ホームの増設及び軽費老人ホーム(比較的低額な利用料金で生活の介助やサポートを受けられる施設)の増設について求めました。
 特養ホームについては2018年〜2020年度の3年間で新たに800人分の整備を計画しているという回答でした。「待機者の動向を踏まえ、様々なニーズに応えながら施設整備を図っていく」ということでしたが、待機者数は3000人を超えており、まだまだ不十分と言わざるをえません。
 軽費老人ホームは民間のものが殆どを占めています。2018年〜2020年度の計画では市として軽費老人ホームの増設は行わないということでした。しかし、他の老人福祉施設などの待機者等を鑑みながら、今後も設置必要性の検討を行っていくとの回答でした。
 参加者からは、年金で入れる施設の増設が求められました。
 なお、軽費老人ホームの所在や入居条件等については、札幌市のホームページの軽費老人ホーム欄に掲載しているとのことです。


 生活保護費の削減を行わないこと

 10月から生活保護基準が見直され、全国の約7割の世帯で保護費が引き下げとなりました。これ以上生活保護費の削減を行わないよう求めました。
 これについては「生活保護基準は国が責任を持って決めるべきもので、必要な議論がなされたうえで決定したものと考えている」とした上で、「今回の見直しにおいても、激変緩和措置として、減額幅は5%を限度とし、3年をかけて段階的に実施するなど、保護世帯の生活にも配慮されていると考えている」と回答がありました。
 これに対し、「切り下げておいて『配慮している』とはなにごとか。切り下げたこと自体が、保護世帯の生活に配慮していない。配慮するなら切り下げるべきでない」と参加者から厳しく指摘されました。


 道路の補修

 排水枡の出っ張り埋められる

 道路中央に排水枡が出っ張っていて危ないとの指摘に、周辺を埋め補修がなされました(月寒東写真左)。

 路面の排水不良:美園

 美園3条8丁目の水はけが悪い路面の改善要望については、「降雨後に水たまりができる箇所が確認された」として、アスファルトで路面を高くし状況が改善されました(写真右)。


 西岡1条3丁目の排水不良

 西岡1条3丁目バス停付近の水はけが悪い状況を改善して欲しいという要望に対しては、「近傍の道路雨水桝が詰まっていたので清掃をした。雪解け時にも状況確認を行い適宜、除雪や排水の改善を図りたい」との回答がありました。
 両箇所とも、今後とも排水の状況を見守っていく必要があります。

 月寒西4条7丁目〜南月寒小までの通学路

 月寒西4条7丁目1から南月寒小までの通学路は、つぎはぎだらけでつまずく人をみかけるとして整備を求めました。 これについては、「この区間は私道区間が多く早急の整備は困難。今後においても、地元要望により損傷箇所の補修を実施していく」との回答がありました。


 福住2条6丁目コンビニ裏に街灯を

 福住2条6丁目にコンビニができ、裏の住宅地から直接コンビニに行けるよう通路もできました。この通路の往来が多いが、周辺が暗いとして、街灯の設置を求めました。
 これについては、「街路灯は原則電柱に共架式アームレス型を設置することになっている。しかしこの区間には電柱がないことから、北電に電柱の設置について確認するとともに、近接箇所への電柱への共架なども検討したい」との回答がありました。


 除排雪関係

 パートナーシップ排雪の町内会負担をなくすこと

 回答では、「現在の制度では負担割合は札幌市が7割、地域負担が3割となっている。現状を踏まえると、これ以上札幌市からの負担は難しいと判断しているが、地域の財政事情が逼迫していることも認識している」としています。
 また昨年に続き、排雪量の軽減策として、路面に残す圧雪の厚さを10cmから20cmにする実証実験を行うとしています。

 マンホールの穴対策

 積雪時に生ずるマンホールの穴対策として市は、断熱マンホール蓋に変えていく方針ですが、今季の豊平区での設置計画は800箇所で、地域からの要望等を踏まえ設置していくとの回答でした。

 ロードヒーティングの再開

 白石藻岩通りの南平岸駅から旧HTBまでの坂道のロードヒーティング再開を求めました。
 当該区間は、上りは平成14年度に、下りは平成21年度に停止しており、老朽化や錆などで使用できないため撤去する予定との回答がありました。
 また、「今後は、より機敏に対応できるよう、パトロールの頻度や凍結防止剤や滑り止め材散布の出動体制等を再確認し、日常の路面管理はしっかりと行っていきたい」との考えが示されました。

 水車町1条7丁目付近の除排雪

 水車町1条7丁目付近の除排雪を丁寧に行うよう求めました。
 当該道路は幅が狭いため削った雪の置き場が少なく、圧雪厚さをあまり薄くできないが、可能なかぎり、対応していきたいと回答がありました。


 以下、順次追加します。

日本共産党札幌市議会議員 池田ゆみ ホームページ