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区民要求の実現

Title IKEDA JCP sigikai giin IKEDA Yumi IKEDA Yumi

2019年
豊平区交渉の概要


 豊平区民の要求を実現する連絡会(9団体で構成)では、毎年区民の要求をとりまとめ、豊平区と交渉(懇談)を行っています。 2019年は11月13日午前、豊平区役所にて54項目に渡る要望について交渉を行いました。



  

 中学卒業まで、子どもの医療費無料化の拡大

 中学卒業までの子どもの医療費無料化の拡大を求めました。
 回答: 令和3年度から小6年生まで拡大することとした。さらなる拡大は市としても重要課題と認識。まずは小学6年生までしっかり取り組んでいきたい。


 待機児童解消、認可保育所の増設

 市有地等を活用し、0才から就学まで安心してあずけられる認可保育所の増設を求めました。
 回答: 豊平区では令和元年度中に、認可保育所で80人、小規模保育事業等で57人、認定こども園への移行で60人保育定員を拡大。 令和元年から2年にかけて、認可保育所の整備で30人分の拡大予定。
 保育所整備に適した未活用の市有地がある場合は、保育所等用地としての活用を検討する。


 小学生までのインフルエンザワクチン接種への助成

 小学生までのインフルエンザワクチン接種への助成を求めましたが、これに対しては「他自治体の状況や国の動向を注視していきたい」と、昨年同様の回答でした。


 小中学校へクーラーの設置

 年々夏が暑くなってきていることから、段階的に小中学校へのクーラーの設置を求めました。
 これについては、札幌では夏休み期間を除けば猛暑になる期間が短いこと、また財政的な負担から、現時点で設置は困難という回答でした。


 特別養護老人ホームの増設

 待機者数に見合った特別養護老人ホームの増設を求めました。
 回答: 市として2018〜2020年度の3年間で新たに800人分の特別養護老人ホームの整備を計画しており、今年11月現在570人分を着工したところ。


 特別養護老人ホーム入居の選考基準は

 特養に申し込んでもなかなか入居できない。入居の選考はどのようになっているか問いました。
 回答: 札幌市指定介護老人福祉施設等入居指針に基づき各施設の入所判定委員会で決定している。
 具体的には@要介護度、A認知機能、精神・行動障害の状況、B介護者等の状況、C生活・経済等の状況の評価要素(1次評価)と
 @介護者の重大な疾病、虐待等による介護体制の変化、A部屋単位の男女構成の状況、Bベッドの特性(認知症専門床)の状況などを総合的に評価
 入所の必要性ランク上位の者から待機者名簿に登載し、それに基づき入所を決定。


 補聴器購入に対する助成

 高齢になっても社会的に孤立しないためには、聞こえは大切です。高齢になって補聴器が必要になった場合の助成を求めました。
 回答: 国は平成30年度から「補聴器を用いた聴覚障害の補正による認知機能低下予防の効果を検証する研究」を開始したことから、今後とも国の動向を注視していきたい。
 連絡会からは、助成に向けて、検討を一歩進めてもらいたいと求めました。


 国保料の引き下げ

 高すぎる国保料の引き下げを求めました。
 回答: 加入者の負担軽減のため、道とも連携し医療費適正化の取り組みや収納率向上対策を進めるとともに、国に対しさらなる財政支援の拡大を要望していく。


 国保料の均等割の廃止

 子どもが増えると保険料が上がる仕組みの均等割の廃止を求めました。
 回答: 平成30年度から道が国保の財政運営を担っており、保険料の賦課方式を、所得割・平等割・均等割の3方式に統一する事を目指している。 法令(国保施行令)でも均等割を賦課することが求められている。


 胃ガン検診が2年に1回になった理由

 今年から胃ガン検診が2年に1回になって、ガンの発見が遅れ手遅れになることはないかと問いました。
 回答: 2年に1回の受診間隔でも死亡率減少効果が認められるとする研究等にもとづいて、国が胃ガンについては2年に1回を推奨すると市町村に示した。札幌市はこの指針に基づき変更を行った。


 福祉灯油の実施

 回答: 冬の暮らしが厳しいことは十分理解しているが、給付に当たっては多額の経費を要するため、現段階では実施は考えていない。


 高齢者に対する住宅支援

 高齢化が進む中で、サービス付き高齢者向け住宅は増えていますが、低い年金では入れません。要求では、高齢者向けの市営住宅を増設することを求めました。
 また、特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入る前の段階で自立して生活している高齢者が多くいますが、こうした高齢者には民間の賃貸住宅が借りづらくなっていることから、低所得の高齢者に対する家賃補助を求めました。
 回答は、
 @現在登録されているサービス付き高齢者向け住宅は11500戸あるが、家賃やサービスは多岐に渡るため、情報提供に努めていく。
 A高齢者の個別の住居支援相談体制については住宅部局と保健福祉部局で連携しながら検討していく。
 B高齢者への住宅の貸し渋りについては、民間賃貸住宅の空き家状況等も踏まえながら住居支援の相談体制の検討を進める。
 C家賃補助は市財政の厳しい状況から困難。
 でした。
 参加者からは、「市営住宅の建てかえで空き地が出るが、こうした空き地を活用して、高齢者向けの市営住宅を建てて欲しい。市の方針として、市営住宅は増やさない、むしろ削減する方針だが、高齢化の進展で低所得の高齢者が、今後ますます増える。低い年金でも入れる市営住宅を増やす方向に住宅政策を転換して欲しい」と求めました。
 また、個別の住宅支援相談体制については、窓口の電話番号などを広報に載せて欲しいと求めました。
 空き家状況等を踏まえた住宅支援の相談体制については、まだ本庁で検討中であり、どういう方向性になるか後日回答するということでした。

サービス付き高齢者向け住宅

 サービス付き高齢者向け住宅の実態

 サービス付き高齢者向け住宅の実態については、「一番安い所でも月11万円かかる。介護が必要となるとこれにヘルパー費用、病院に通えば交通のタクシー代などもかかり、月15万円ないと暮らしていけない。 家賃が月25万という所もあり、ここうした所だと月30万円ないと利用できない」と厳しい実態が話され、「情報提供だけでなく、今あるサービス付き高齢者向け住宅を利用することのできない人がどれくらいになるか、市として調査すべき」と求めました。


 市営住宅の下の階に移れないか

 市営住宅の4階に入っているが、階段がきつい。障害者手帳も持っており、病院にも通っているので、下の階に移りたいが。
 回答: 3階以上に入居し、階段の上り下りが困難な方がいる世帯は、一定の要件に該当すれば、2階以下の住宅もしくはエレベーター付きの住宅に住み替えを申し込むことができる。
 住み替えの要件や申し込み等の詳細は「札幌市営住宅入居者募集のご案内」で確認いただくか、札幌市住宅管理公社 募集担当係(電話:205-3071)へ 


 防災:切盛造成地についての調査はなされているか

 昨年の地震では一部の切盛造成地で被害が出たが、市内のどこに切盛造成地があり、どの程度危険かについての調査はなされているかについて問いました。
 回答: 国土交通省で定めた大規模盛土造成地(3000u以上)については地図はある。地震時における損壊の危険性に関する調査は行っていない。


 防災:地盤損壊メカニズムはどの程度明らかになったか

 昨年の地震では月寒東3条19丁目で地盤損壊が起きましたが、損壊のメカニズムがどの程度わかったか問いました。地盤を修復しても原因がわからないと再び損壊が生ずる恐れがあります。
 回答: 当該地の被害は@地盤の液状化によるものと、A切盛境界部で生じたものがある。後者については切土部と盛土部での揺れ方の差や地盤の変形度合いの差によると言われている。 今後の対策としては、地域全体の地下水位を低下させる対策を取るということでした。


 災害停電用に、太陽光パネル蓄電池の設置

 平岸小、平岸西小に太陽光パネルがあるが、災害停電時にも使えるよう蓄電池の設置を求めました
 回答: 現在、指定避難所に可搬式発電機の整備を進めている。蓄電池の設置については、現在予定はない。


 平岸自衛隊病院跡地の入札に当たって、財務局に働きかけを

 札幌市が策定した開発計画に関わる5項目(住環境、交通環境、安心・安全、景観、緑)の評点が高い企画が落札されるよう、財務局に働きかけることを求めました。
 回答: 審査項目の配点はすでに公表されており、開発計画に関わる配点を高くするといった対応は困難な段階にある。 現段階では開発計画やその他の審査項目に基づき、審査委員会において適正に評価されることが重要と考える。 


 市営住宅の建てかえで生ずる空き地の活用

 豊平1条団地(令和2年度解体予定、1225u)、月寒F9・10号棟(令和4年度解体予定、2012u)の跡地は売却しないで、地域住民の要望に応じた活用を求めました。
 回答: 当該地の利活用方法については現在のところ未定。行政用途を廃止した土地については、まずはまちづくりに最大限生かせる活用策を検討する。 その結果、活用する必要のない土地については、売却及び貸し付けを検討することとなる。


 敬老パスをタクシーでも利用できるように

 「バスに乗り降りできない足の悪い方々こそ敬老パスが必要」と訴え、タクシーへの拡大を求めました。
 回答は、現在70才以上の方は387,716人。70才以上の人口は年々増加している状況で、事業費も増加傾向が続く見込み。 限られた財源の中で制度を運営していく観点からも、タクシーへの拡大は困難と考えている。


 ヒアリングループの設置

 高齢化とともに補聴器を必要とする人が増えています。しかし補聴器でも聞こえが悪いとして、講演会やコンサート参加をあきらめる人がいます。そのような人が社会参加できるよう、ホールや会館にヒアリングループの設置を求めました。
 回答: 現時点ではヒアリングループの設置予定はない。要望は今後の参考とさせていただく。
 参加者からはホールや会館への設置と共に、聞こえの悪い人の窓口対応では大声で話し、プライバシーが守られないので、カウンターに置ける小型のヒアリング装置の設置も求めました。


 公民館などの会議室、集会室の増設

 月寒公民館や区民センターを利用したいのですが、混み合っていて空きがありません。低料金で使える会議室、集会室を持つ公民館の増設を求めました。
 回答としては、「コミュニティー施設が市内各所にすでに配置されているので、今のところ、公民館増設の計画はない」ということでした。
 参加者からは、「月寒公民館を中心にサークル活動で、編み物やちぎり絵などいろんな活動に取り組んでいるが、部屋が取りにくい。展示会などもしたいので、ギャラリーとしても使えるような所も欲しい」と訴え、「月寒の市営住宅跡地は月寒公民館にも近いので、売却しないで、こうした場として是非活用を」と求めました。


 平岸プール、@シャワー室の仕切、Aロッカー使用料を無料に、B利用料の引き下げ

 平岸プールについて、@シャワー室に仕切もしくは防水カーテンを付けること、Aロッカー使用料(現在50円)を無料に、Bプール使用料の大人(65歳未満)580円は他都市と比べても高いので引き下げを求めました。
 回答: @現時点で設置の予定ない。必要性について検討していく。A受益者負担の原則から体育施設条例施行規則において使用料を定め費用の一部を負担頂くこととしている。無料化については今後の検討課題とさせて頂く。 Bプール使用料は、政令市全国平均は569円となっており、他都市と比べてもほぼ同等と考えている。
 参加者からは、こうした要望について本庁に伝えていただきたいと求めました。


 公民館、地区センター等の使用料引き下げ

 市の公民館、地区センター、会館の使用料は高いと思われるとして、引き下げを求めました。
 回答: 使用料は、施設の運営管理に必要な経費や税制改正などの社会情勢の変化を踏まえた上で、利用者に負担いただきたい額として条例にて設定。 今後とも適宜、見直しを検討していくのでご理解を。


 地下歩行空間に動く歩道を、ベンチ増やして

 地下歩行空間は距離が長いので、所々に動く歩道のを設置を。また、ベンチを増やして欲しいと求めました。
 回答: 動く歩道は多額の経費が必要になるため、新規の設置は困難。通路部分は通行の障害になるためベンチの設置は困難。 広場空間としてベンチを設置している箇所があるが、増設については、状況をみながら検討させて頂く。


 美園駅1番出口にエレベーター設置を

 美園駅1番出口にエスカレーターはありますがエレベーターがありません。ベビーカー利用の親子や足の悪い高齢者のためエレベーター設置を求めました。
 回答: エレベーターの増設については、民間の建てかえの中で設置して頂く民間連携を基本としている。ただしバリアーフリー化の優占度の高い駅については公共で整備予定。 美園駅については他駅にくらべ乗降客が少なく、民間の建てかえの中で整備を検討していきたい。 


 横断歩道の縁石補修

補修された横断歩道縁石

 月寒東2条19丁目北野通、札幌キリスト教会前の横断歩道の縁石が削れて鉄筋が出てきているので、補修を求めましたが、10月26日補修されました。


 歩道橋の塗装

 平岸小学校と平岸中学校に歩道橋が設置されていますが、錆びてきており、塗装を求めました。また、平岸小学校側歩道橋下のタイルも赤茶けて来ており、改善を求めました。
 回答: 管理者である国土交通省北海道開発局札幌建設部札幌道路事務所に連絡。


 歩道街路樹の伐採について

街路樹の伐採された歩道

 月寒西の南月寒小前の街路樹55本が伐採された経緯について問いました。


 札幌市街路樹基本方針による

 回答は、「通学路となっている当該歩道は幅員が2.5mと狭く、冬期間の歩道除雪が困難な事から、地元町内会から要望を受け、札幌市街路樹基本方針に則り伐採した」ということでした。
 基本方針では幅員3.5m以上の所は積極的に木を植え、3m未満のところは植えない方針で、過去に植えられた所については地元との協議によるとしています。

 広く意見を聞いて欲しい

 参加者からは、「除雪が困難と言ってもすべてを切ってしまう必要があったのか。除雪だけでなく、緑の効用も考慮すべきでないか。 当該歩道の街路樹はきれいで、こどもたちも絵に描いていた。切らないでどう緑を守るかという提案も必要」との意見が出されました。
 「地元町内会からの要請といっても、もっと広く意見を聞くべきでないか」との意見には、「伐採等地域に影響を及ぼす作業を行う時は、看板の掲示期間を長くしたり、見やすくするなど周知を図りたい」との回答がありましたが、「看板だけでは、もう伐採が決まったと受け取られ、意見をあげることにはならない。 地元町内会だけでなく、もっと広く意見を聞く手だてを取って欲しい」と求めました。


 公園の植木の移動

月寒東2-19 若葉公園

 月寒東2条19丁目の若葉公園は子どもたちの遊び場となっていますが、ボール遊びをするのに植木がじゃまになります。植木を端に移動できないか。
 回答: 現地確認したところ、大勢のこどもたちが多様な使い方をしながら利用していることが確認できた。今後の公園の利用のされかたも確認しながら、公園改修時の参考とさせていただく。


 公園遊具の塗装

 月寒東2条16丁目、東月寒団地公園の遊具が錆びたりペンキがはげたりしてきおり、塗装を求めました。
 回答: 現地確認したところ現状では危険な状態でなく、修繕の緊急性も他の公園に比べ低い状況。 なお、当該公園は2022年度に全面再整備を計画しており、公園内の施設改修を行う予定としている。


 平和公園の街灯補修

 月寒西の月寒平和公園内の街灯の根元が腐食しており、対策をお願いしました。

月寒平和公園街灯

 10月26日に転倒防止の応急措置が施されました。なるべく早いタイミングで支柱の交換をするということでした。


 平岸天神山緑地の掲示版更新、チャシ説明版設置

 平岸天神山緑地の掲示版(展望図)の更新、アイヌのチャシの説明版設置を求めました。
 回答: 現状の眺望図は現状の眺望と大きく異なること、樹木が茂って眺望が阻害されていることから、公園案内図を主体としたものに変更し今年度中に設置予定。
 チャシの説明版は今年の3月設置したが、その後いたずらにより説明版が破壊されたため、一旦撤去の措置を取っている。


 パートナーシップ排雪の町内会負担の軽減

 回答: 現在の負担割合は札幌市7割、地域3割。これ以上の市の負担は難しい。地域の財政事情が逼迫していることも認識している。
 費用節減のため、路面に残す雪の厚さを10cmから20cmにすることで排雪量を軽減する実証実験を行っている。これにより1km当たり単価を7割程度に抑えられる。


 断熱マンホール蓋の交換

 回答: マンホールの上に雪穴が空かないようにする断熱マンホール蓋の交換は年間1万箇所を目標に進めている。平成30年度から10年で設置完了の予定。


 平岸通り、中の島通りに自転車レーンの設置を

 回答: 札幌市は平成30年に「札幌都心部 自転車通行位置の明確化の取り組み」をまとめ、車道の左側に自転車の通行位置と進行方向を明示する矢羽根型の路面表示を設置し、 自転車利用者、自動車ドライバーのルールに対する認識の向上を促すこととし、今年度から着手。
 平岸や中の島については、現在の所計画を策定していないが、都心部の整備に一定のめどがついたら、全市的な自転車の利用状況を勘案の上、整備箇所を検討する予定。


 ゴミステーションのカラス対策

 回答: ごみ飛散防止ネット、カラスよけサークル等のゴミステーション管理機材を購入する団体等に対し、費用の一部を助成している。ホームページでもカラス対策について掲載している。


 巣立ち時のカラス対策

 巣立ちの時期には巣から離れていてもカラスに襲われることがあります。その対策について問いました。
 回答: 巣立ったばかりの子ガラスがいる場合、親ガラスが威嚇してくることがある。威嚇が激しい場合、子ガラスを捕獲することで、親ガラスの威嚇を収めることがことができるので、 市では子ガラスの捕獲を行っている。威嚇があった場合のカラスへの対応としては帽子をかぶる、傘をさすなどの自衛策があることについて啓発を行っている。


 交通安全にかかわる要望については、警察の管轄になりますので豊平警察署のほうに要望を伝えて頂きました。
 昨年同様の回答があった一部要望については省略させて頂きました。

日本共産党札幌市議会議員 池田ゆみ ホームページ